SPEEDKINGのブログ一覧

末娘をどこかに連れて行ってやろうということになり、
「で、どこにするんだ？」
と妻に言うと、
「涼しい所がイイ」
ということになり、静岡県の浜松市郊外にある竜ヶ岩鍾乳洞に出かけました。

みかんで有名な三ケ日ＩＣからクルマで２０分ぐらい山の方へ上がっていったところにあります。

元は採石場だった山に「地下に鍾乳洞があるはず」と言って地元の方が開発をしたそうです。

ちなみに竜ヶ岩と書いて「りゅうがし」と読みます。

今どき鍾乳洞なんて流行るのか？と思いつつ行ったら、やはりこの猛暑でみな考えることが同じなのか結構賑わってました。

しかし鍾乳洞なんて高校の修学旅行で行った山口の秋芳洞以来ではなかろうか？

入り口から５メートルも入れば別世界、外は３６℃とか楽に越えているのに中は１８℃しかありません。

娘も結構喜んでました。

困ったのは、あまりの温度差に腕時計の内側が曇ってしまったこと。

いやー暑いですねぇ。
外を歩くと、「ウッ」という感じで息苦しく、また日差しが痛くてまるでストーブに顔を近づけているかの如くであります。
本当に日本は熱帯になっちまうんだろうか？

さて先日、勤務先の主催でお客さん対象にビジネスセミナーを開催いたしました。

講師は岐阜県出身でコンサルタント業をしておられる千田利幸という方です。

かつて携帯電話ショップを経営して１億の借金を作り自己破産寸前になりましたが、色々な人との出会いを経て発想が変わり、１０年余りで大半を返済なさったそうな。

いろいろと使えるフレーズやエピソード満載でしたが、特に印象に残ったお話をご紹介します。

事業を起こしたり新製品を開発する時には、
マーケットリサーチをしてはイケナイ。

なぜか？

一般的に我々が入手できるような情報は、当たり前だが誰でも入手できる。

市場性はあっても皆が参入してくるからまず上手く行かない。

むしろ、「そんな商売うまくいくのか？」と言われるようなビジネスが成功したりする。

そういや私の勤務先も創業当時はそう言われとったな。


「うまく行きそうだからやる」
のではなく
「うまく行かなくてもやる理由があるかどうか」
が重要なんだそうです。

私が目指しているものはまさにそこでありまして、講師のお話がとっても腹に落ちた２時間でした。

自宅の北側の道は学校に面しているのですが、集中豪雨があると排水が追いつかずに溢れることがあります。

学校のグランドの水はけが悪かった頃は毎年必ず1回はありましたが、グランドが改良されてからは数年に1度。

今日は夕方から雷雨が激しくなり、とうとう溢れました。

いわゆる床下浸水。

玄関はギリギリＯＫでしたが、問題はガレージ。

帰宅したら、かなり水に浸かった跡が。

週末3連休は梅雨明けのようですが、ガレージの掃除から始めにゃならんか。

保険金の二重課税をめぐる最高裁の判決、ご存知の方も多いと思います。

被保険者の死後に支払われる保険金は、大きく分けると一時金と分割払いすなわち年金形式があります。

一時金で受け取る場合は相続税の課税対象ですが、年金の場合は①まず年金受給権が相続税の課税対象となり②支払われた年金は雑所得つまり所得税の課税対象になります。

この年金型死亡保険金に対する課税制度が違法であると最高裁で談じられたわけです。

「違法である」とされた課税制度は税務通達に明記されており、私は保険業を始めた頃に学びました。

私の勤務先では、個人客にはかなりの割合で年金払い型死亡保険を販売しています。

現に私自身でも支払い中のお客さんがあり、ちゃんと源泉徴収をしてお支払いをしています。

その原理原則というか常識、大前提が覆されたわけでして、この判決のインパクトがどれほどのものか、保険業界と税務当局以外の方にはおわかりになりますまい。

こう言っちゃあ何ですが、そもそも税制には筋の通ってないものがたくさんあり、ザマアミロという気持ちがなくはない。

それにしても訴訟を起こしたのは九州のとある主婦。

夫の死亡保険に雑所得を課税されたことがどうしても納得がいかず始めた裁判だったとか。

保険業界と国税当局に革命をもたらした功績は、後世に語り継がれるほどと言っていいでしょう。