SPEEDKINGのブログ一覧

その他の部分を見てみましょう。

Radarはイヤーソックスという耳に当たるパーツとノーズパッドを交換することができます。





左のイヤーソックスにはRadarのロゴがあります。偽物の方が線が太いです。




右のパーツにあるMADE IN U.S.A.の字体も異なりますね。

ケースに付けられているOakleyのマーク。偽物の方がややエッジが立った感じの造形です。





めがね拭きを兼ねたマイクロファイバー製の袋。偽物はブランドがプリントされていますが本物は織ネームが縫い付けられています。


最後に化粧箱。本物は品番等のシールが貼られています。

製造されているのは中国ですが、ブランドにただ乗りしたビジネスは本当に腹立たしいですね。皆さんのお手持ちのサングラスが偽物でないことを祈ります。

次にレンズです。

本物にはPolarized（ポラライズ）という偏光レンズが取り付けられていますので、偽物も同じレンズで比べてみましょう。




レンズ中央にOAKLEYのロゴが刻印されていますが、偽物にはなぜかＲマークが入っています。




次にPolarizedのロゴに注目。本物の方が扁平した字体になっているのがわかるでしょうか？


レンズをフレームから外します。




レンズを見分ける最も簡単なポイントはここ。レンズの両端にはフレームに固定するための切り欠きがあります。本物は斜め上に向かっていますが偽者は水平です。また切り欠きのすぐ上の形状も違うのが分かりますね。


レンズの厚みも全然違います。ただこれはレンズ5枚のうちPolarizedだけで、他のカラーは厚みが変わりません。


重ねてみました。当然ですが寸法が合いません。

フレームとレンズのどちらかを偽物にすると、なかなかはめ込むことができません。

まずはフレームから。

偽物の写真をご覧下さい。識別ポイントは3ヶ所です。



次に本物です。



①レンズの両端を固定している部分はご覧のように斜めにカットされたようにデザインされています。本物では上と下の幅がほぼ同じで断面が平行になっていますが、偽物は下側が狭まっていて断面が三角になっています。

②最も見分けやすい部分。ヒンジ部分の切り欠きが本物では長方形ですが偽物は台形（楔形）になっています。

③ヒンジのすぐ後にくぼみがありますが、偽物はこのくぼみが大きく、フレームの幅いっぱいになっています。

昨年の夏のハワイ旅行で、ゴルフ用にオークリーを購入しました。

オークリーはスポーツサングラスではトップブランドですが、最大の特長は目的に合わせてレンズを交換できるところです。

それからオークリーにハマってしまい、オークションでいくつか落札しました。

しかしオークリーは人気があるだけに偽物が多いのも事実です。

特にネットオークションでは、私が見る限り偽物の方が多い。

私もご他聞に漏れず偽物に引っかかってしまって腹立たしい思いをしました。

そこで私の入手したものを見ながら、本物と偽物の違いを解説したいと思います。


問題の偽物はこちら。

レンズが5枚セットになっていて、レンズクリーナー兼用の収納バッグだけでなく通常タイプのクリーニングクロスや何とネックストラップまで付属します。

少し前はネットオークションでよく見かけました。


本物と並べてみたところ。

オークリーはとにかくラインナップが豊富ですが、これはRadar Pathというモデル。

Radar（レーダー）というのがシリーズ名で、Path（パス）というのはレンズタイプの名称です。

Radarはレンズが左右つながっている一体型のレンズを使ったモデルで、他にEdge、Pitch、Rangeと全部で4種類の形状のレンズを使うことが可能。

Pathはこの4種類の中で最も人気のある商品です。

左が偽物で右が本物ですが、とても良くできており見分けるのが難しいです。

実際今回の撮影中にどちらが本物だったか分からなくなってしまい、かなりアセりました。

フレームに品番がプリントされているので判別できましたが、これがなかったらマズイかも。

それでは順に見ていきたいと思います。

中部縦貫道のトンネル内でワンボックスとトラックが正面衝突し、小さな子供を含む5人が死傷するという痛ましい事故がありました。

ワンボックスがスリップか何かで対向車線にはみ出したのが原因のようです。

ワンボックスに乗っていたのは大阪の家族でスキー帰りだったらしい。

楽しいはずの行楽でこんなことが起きるとは本当に残念なことです。

現場を検分してこれから原因の分析が行われるわけですが、最終的には
「路面凍結していたためスリップした」
ということで報告書が作られるのでしょう。

運転手のミスか、そうでなければ運が悪かった。

それで終わってしまうと思います。

確かにそうかもしれない。

しかし原因の何割か、いやもしかしたら7～8割は別のところにあると思います。

私は、この事故は対面通行でなかったら避けられたと思うのです。


高速道路の建設には莫大なお金がかかります。

特に岐阜県のように山岳地帯が大半を占めるような地域だと、必然的にトンネルや橋梁の建設が必須となります。

特にトンネルは貫通させるのにかなり時間も費用もかかるので、上下線同時供用にこだわっていたらいつ通れるようになるのか分かりません。

しかも岐阜県北部の交通量はたかが知れています。

スキーや夏場の行楽シーズンであれば週末は混み合いますが、平日はガラガラです。

ですから少しでも早く投入した費用の元をとる意味でも、とりあえず上下線のどちらかを開通させ、反対側が開通するまで対面通行にするということは理解できないわけではありません。

しかし一般道でも正面衝突は死亡リスクが高いのに、双方が80ｋｍ以上のスピードでぶつかったら誰も無事で済まないのは言うまでもありません。

しかも渋滞していたら救急車両が現場にたどり着くのさえ困難になります。救急ヘリも着陸できるようなスペースはありません。

対面通行を認めるのは結局はお金の問題です。予算さえあれば上下線いっぺんに開通できます。

高速道路の対面通行区間の事故は結構起きています。起きればまず人が亡くなります。

高速あるいは自動車専用道路の対面通行は法律で禁止すべきであるとさえ私は思うのですが、「これは問題だ」という意見を耳にする機会はまずありません。

皆さんはどう思われますか？