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台風と秋雨前線の活動で天気予報はほぼ雨、それも大雨の予想でしたが、どうにか天気が持ってくれて無事納車してもらうことができました。

担当の新人営業マンは何とこのデミオが始めての受注で、当然ながら納車も初めてですが、マニュアル通りに書類やクルマの機能説明を丁寧にしてくれました。これがワーゲンなら「説明します？」と聞いてくるところですが（笑）。

早速ガソリンを満タンにして犬山にある成田山に出かけます。我が家では車を買うと成田山で交通安全祈願をしてもらうのが慣例です。昔我が家が商売をしていた頃、唯一の自家用車がダイハツ･ハイゼットで、新車に買い換えると両親と私の3人でお参りに行くのですが、私の子供の頃はリアシートがなくて荷台の木箱に座って行ったのも懐かしい思い出です。

娘の車ではありますが、娘はまだとても運転できないので私が運転です。

往復５０km走っただけですが、印象を書いてみたいと思います。

まずあえてスカイアクティブにしなかったエンジンの選択ですが、ネット等の情報でもどちらかといえば燃費の話しか出てこなかったことや、車両価格の差で通常のミラーサイクルを選んだものの、試乗したのはスカイアクティブだけだったので、これが初体験です。

フル乗車でエアコン使用という条件ではありますが、発進がややもたつく感じはします。この点は長女のマーチの発進直後のレスポンスとは大きな差です。ただスカイアクティブと大差ないかもしれません。エンジンの特性については今後もっとたくさん走ってみて確かめたいと思います。

気になったのは２つ。

まずタイヤのせいなのか、センター付近の反応が鈍く、またステアリングで感じる応力もちょっと不自然な感じがします。

それからブレーキはエントリークラスのコンパクトカーとしては踏力を要するほうで、ちょっと踏むだけで良く効くブレーキのようなつもりで乗ると追突しそうになるので、慣れるまでは注意が必要かもしれません。

いよいよ明日、次女の車が納車されます。

約１ヶ月間の選定の結果、選んだのはマツダ･デミオ。
ただしスカイアクティブではなく、当初からラインナップにある1.3ℓのミラーサイクル･エンジンの方ですが。

この不景気で思いのほか難航した次女の就活が決着し、自家用車がなければ通勤できない会社であったことから長女同様クルマを買ってやることとなりました。

もちろん入社は来年ですが、ペーパードライバーですからある程度練習させる必要があり、今から購入して慣れさせなければなりません。

候補はリッターカー・クラスで価格が安いこと。

できればナビや諸経費など込み込みで140万ぐらいで収められたらベスト。

私が自分で乗るクルマを選ぶのなら話は簡単ですが、クルマには好みがありますから次女の意向が第一優先です。

しかし次女はペーパードライバーである上、クルマにほとんど興味がないので、
「何がええんや？」
と尋ねても
「んーそんなこと言われても」
という反応で話が進まない。

そこでまず各メーカーの候補車のカタログ集めをすることにしました。

妻が壊したシャッターは早々に交換が終わりましたが、さて車のほうはと言うと…

こんな有様。

微速で衝突しているので大きな変形はありませんでした。この写真を撮影したあとコンパウンドで磨いてやりましたが、スクラッチは消えません。

最も目立つ傷はこれ。

最初見た時、ここもシャッターに当たったのかと思ったのですが、どう考えてもここにはぶつからない。

リアバンパーの左端をぶつけたことでバンパー中央で「くの字」に折れ曲がったため、こんな傷が付いたんですね。


さてここでクイズです。

前回のブログでシャッターの修理代が約１０万円だと書きましたが、これは自動車保険で直せるでしょうか？

こんな簡単な問題、皆さんご存知ですね。

はい、答えは「保険は下りない」です。

対物保険は「他人の財産に与えた損害を補償する」ものなので、自宅のガレージを壊しても保障の対象外です。

では車の方はどうでしょう？

こちらは車両保険に加入していれば保障されます。

ただし自損事故なので一般車両じゃないとダメです。エコノミーでは下りません。

今回の修理見積もりはしていませんが、バンパー中央部の折れ目がなければおそらく塗装だけで済みますし、ストップランプカバーも、磨くか、最悪交換すればＯＫです。しかし折れ目が付いてしまっていては交換する他ないので、２０万円は越えるでしょう。

このバンパー交換のために３等級ダウン、しかも損害保険業界全体の料率改定で等級ダウンすると最低３年は別の料金体系になりますので、元の等級に戻るまでの保険料アップがかなり大きくなるはず。

実は妻はこの３年の間にヴァリアントで１回、娘のマーチでも１回事故を起こし、別に１回駐車場のポールにヴァリアントのドアをぶつけて修理と、だいたい１年おきに車をぶつけています。

そのくせ大して反省したそぶりも見せないという、ある意味悪質なドライバーです。

そういう不注意を戒める意味でも、しばらくは修理しないでおく予定です。

伊良湖～伊勢旅行の１０日ぐらい前のことです。

仕事中に妻から電話。

何だろ？と思ったら「シャッター壊しちゃった」と言うでないの。

自宅に戻ってきてガレージのシャッターを開けようと、エンジンをかけたままヴァリアントの運転席を降りたら、Pに入れたつもりがRに入っていて、動き出したヴァリアントがシャッターに衝突。

仕事を終えて帰宅してみると、シャッターの下半分が内側に押されてレールから外れてしまっていました。



試しにハンマーで叩いたもののビクともしません。

全閉状態だったことがせめてもの救いです。ガレージとはいえ、家の中には違いないので。

翌日、以前建築業界にいた同僚にシャッター屋さんを紹介してもらうことにしました。

世間ではちょうどお盆休み真っ最中だったのですが、すぐ見に来てくれるとのこと。

変形して外れてしまったシャッターの下半分を修理すると約５万円、全部取り替えたら約１０万円。思ったより安い。

壊れたシャッターは私が結婚した年に取り付けていますから既に四半世紀経っており、開閉も重いし持ち手も壊れてしまっていたので取り替えてもらうことにしました。

ただメーカーが夏休み中のため、作業は翌週となりました。

立ち会った妻によれば、若い職人さんが独りで来て、取替えに半日かかったとのこと。

取り替えたシャッターはメチャメチャ軽くて、片手でラクラク開けられます。

古い方はかなり前から内部の部品も破損していたようで、私がやっても開けるのにかなり背筋を使ったのですが、ウルトラスムーズで比較になりません。

妻は毎日のようにこのシャッターと格闘していたため、新しくなって大喜びでした。

ちなみに見積書を見ると、正規の料金は部品代＋工賃で約２３万円のところ、特別値引き１３万円で約１０万円。

「安くしてもらった」と言うより、元々の値段って一体何なの？という疑問しか残りませんが。

実はちょうど同じようなタイミングでシャワートイレも壊れて修理依頼しており、日々当たり前に使っているものが使えない不便さを家族全員で実感した次第ですが、結果的に新しくなった軽量シャッターを妻はことのほか喜んでおりまして、
「結果的に、ケガの功名」
と嬉しそうに発言。

そーじゃねーだろ。

鳥羽港でフェリーから降り、そのまま伊勢神宮へ直行します。

２０年に１度の式年遷宮が話題になっていることは皆さん良くご存知だと思いますが、人出が半端ではありません。

GWに鳥羽水族館に行った時は伊勢神宮に寄るつもりが元々なかったのですが、周辺の交通規制は相当なもので、とてもじゃないけど近づけない感じでした。
 
今回は金曜とはいえ盆明けの平日ですからそこそこ空いていると思ったのですが、これが大きな間違い。

式年遷宮を機会に訪れる一般の参拝客もやはり多いのですが、「お白石持行事」の真っ最中で、正殿前に敷き詰める白石を奉献するために全国から「特別神領民」が押し寄せていたのです。

伊勢神宮には何度か訪れていますが、以前来たときの日曜祭日など問題にならないぐらいの人出でした。

公式HPによればこの行事には５万人が参加するそうで、先日ニュースで見てもう済んだんだろうぐらいに思っていたのですが、とんでもなく大規模なイベントなのでありました。

伊勢神宮には内宮と外宮があり直線距離で4kmほど離れています。いつもは内宮ばかりなので今回は両方詣でることにしました。

まずは外宮から。

周辺に臨時駐車場がたくさん用意してありますが、少し手前のお寺に停めたら駐車料金はタダでした。千数百年続く歴史ある行事だからか、こういうところで儲けようとしないのはさすがです。
（ちなみに内宮近くの市営駐車場は有料ですが安価です）

外宮の入口に「せんぐう館」というパビリオンがあったので見学することにしました。
式年遷宮の由来や歴史、行事に使われる様々な調度品や精巧な模型など、建物も含めて実にしっかりと充実した施設でした。式年遷宮が完了したら取り壊しちゃうんでしょうか？


外宮の正殿に詣でてから内宮へ移動。

こちらにはおかげ横丁もありますから、よりいっそう混雑しています。


こんな標識を発見。我々は国道２３号といえば「名四国道」（名古屋～四日市）というイメージですが、終点は伊勢神宮だったんですね。ちなみに起点は豊橋です。
 
旅行の２日間ともかなりの猛暑でしたが、前日の「熱風と突き刺さるような日差し」とはまた違う暑さ。

荒れた感じの空模様で雨が降ったり止んだり、しかもかなりの湿度でものすごく蒸し暑い。

この蒸し暑さはかつて訪れた台湾やシンガポール並で、普通に歩いているだけで汗が吹き出てきます。

内宮は広くて正殿までが遠いので、私も妻も着ているものまで汗ビッチョリでヘトヘトになりました。

正殿前も初詣並みの行列でした。

外宮も内宮も正殿のすぐ横に建築中の新しい正殿が。この次訪れる時はこっちにお参りするわけですね。

式年遷宮は２０年に１度なので、長女が幼い頃（次女が生まれる前）に詣でた時は前回の遷宮の前だったはず。 ということは新しく作っている場所に、以前建てられていた正殿にお参りをしたということです。

今回古いお札を持参し、返してきました。 私が本厄のときにお払いをしてもらったのですが、そのときのお札です。 そんなに来ていないとは思わなかったのですが、実は１０数年ぶりの伊勢参りだったのでした。


お参りを済ませてからおかげ横丁をぶらつき、豆腐入りアイスと伊勢うどんを食べて帰途に着きました。