熊本弁講座『おずむ』

はい、毎度お馴染み『ぜーたの熊本弁講座』です。(・∀・)

本日は『おずむ』を紹介したいと思います。



こちらは年配の方の口からはよく聞きますが、若い方だと標準語に取って代わりつつある感じがします。

意味は『起きる、目を覚ます』になります。



［使用例］

赤ちゃんのおずむけん静かにしなっせ！

→赤ちゃんが起きるから静かにしなさい！


最近な喉の乾いてから、夜中に何べんもおずみよるばい。

→最近は喉が乾いて、夜中に何回も起きてるよ。


となんの氏がせからしゅうして、夜中におずじばっかっで、あくしゃ打とごたっ。

→隣の人がうるさくて、夜中に目を覚ましてばかりで、困り果ててしまいそうだよ。


朝だけん、早よおずまんや！

→朝だから、早く起きないか！



前にも一度書きましたが、


おずむ→起きる、目を覚ます

かずむ→臭いを嗅ぐ

こずむ→積み上げる

ねずむ→つねる


というように『〜ずむシリーズ』があります。（笑）

ちなみに『ずーむずーむ』はマツダです。（冷汗）



地域によっては『おぞむ』とも言うかも知れません。



最近な暑なってきよりますばいた。

夜中に喉ん乾いた時は、他んもんのおずまんごつ、そろーっと歩んで行きなはるまっせ〜。

せからしゅうすっとしゃがな、たいぎゃなはりかきなはっどがいた。（呪文）



以上、おずむでした。m(_ _)m