元ジャンク品の dynabook AZ87(Core i7) 2015秋冬モデル
以前購入したジャンクノートの状態でダメな部分は
(1)USB3.0ポート2箇所。
(2)光学ドライブは特定のメディアのみ読込み不具合が発生する場合がある。
(3)熱暴走気味な動作をする場合がある。
以上の3点でした。
(1)に関してはドナーのマザーボードよりUSBポートを部品取りし移植で対応。
(2)光学ドライブのドライバーアップデートで解消。
(3)はCPUグリス再塗布&ファンまわりの清掃で解消。
(4)cmos電池交換。
ここより小改造
(5)SHDD→1TBSSDへ。
(6)無線LANカード交換
7260NGW→7265NGWへ換装。
これにより規格がWi-Fi 5 (802.11ac) で Bluetooth v4.0→より安定動作のv4.2へ。
最高速度は867Mbpsへ。
気軽に使える機体として活躍してもらいます。
???
なぜAZ87が2台かって?
実はドナー用に買った型式不明な部品取り激安PCのマザーボードがAZ87でした。
ラベルは剥がされていて、ディスプレイが死んでいてLAN端子やUSBポートが破損していてメモリーも無し、放熱ファンが故障、cmos電池のソケットも破損していた完全ジャンクでしたが、以前購入した部品取りTB67のパーツが使用可能でしたのでいろいろ移植。
ストレージの1TBSSDとメモリーは手持ちの物を使用。
無線LANカードも7265NGWへ換装。
この年代はその機体で作成したリカバリメディアが無いと純正仕様リカバリは不可能なので、ノーマルのwindows10仕様です。
画面カスタマイズや各種ソフトを入れてこちらも完全復活で普通に使えるAZ87となりました。
青いdynabookの画面がそれです。
こうした修理を可能にしているのが長い付き合いのエンジニアのハンダごてと白光のハンダ吸取器474と極低融点はんだです。
仕事は道具がしてくれます。
人間はそれを上手に使っているだけです。
今回は比較的簡単なUSB3.0ポートの移植でしたが、表面実装されている小さなチップ類ならこの道具達で大丈夫ですが、さすがにRAMなどのリワークが必要なものは道具(白光のリワークステーションやリボール用ステンシルその他)が無いのでやりませんけど。
時間ができたらPT97も直して遊ぼうと思います。
純正の詳細スペック
dynabook AZ87(Core i7) 2015秋冬モデル
dynabook AZ87/TG (サテンゴールド)
OS:Windows 10 home
CPU:インテル® Core™ i7-4720HQ プロセッサー 動作周波数 2.60GHz (インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.60GHz) コア数/スレッド数 4コア/8スレッド (インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー対応) キャッシュメモリ インテル® スマート・キャッシュ 6MB
メモリ:16GB(8GB×2)仕様PC3L-12800(DDR3L-1600)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
メモリ専用スロット 2スロット(空きスロット×0)
ディスプレイ:17.3型ワイド(16:9) FHD 高輝度 TFTカラー Clear SuperView LED液晶 (省電力LEDバックライト) 1,920×1,080ドット
ビデオRAM:最大10,174MB (メインメモリと共用)
グラフィック アクセラレーター:AMD Radeon™ R9 M365X
ストレージ:1TBハイブリッドドライブ (HDD\u003C5,400rpm、Serial ATA対応> +NAND型フラッシュメモリ)
光学ドライブ:ブルーレイディスクドライブ (BDXL™対応、DVDスーパーマルチドライブ機能対応)
LAN:1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識)
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(Wi-Fi準拠、WPA/WPA2対応、 128bit WEP対応、256bit AES対応、TKIP対応)
Bluetooth:Bluetooth® ワイヤレステクノロジーVer4.0
サウンド機能:インテル® ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 harman/kardon®ステレオスピーカー、デュアルマイク
標準消費電力:約16W(120W)
Posted at 2024/03/05 07:51:13 | |
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