三つ子の魂、六まで。

愛知県ファントゥドライブアゲイン市に生まれ育ったばかりに、物心つく前からクルマバカぶりを発揮していた甥っ子であったが、ついにこの夏、家族で福井の恐竜博物館へなんとなく行ったことをきっかけに、
趣味がクルマから恐竜に完全移行した。
ちなみに、母親側（つまり我々）で恐竜にハマったことのあるものはいない。自分は５歳ぐらいの頃祖父と一緒に上京、上野かどこかの博物館で恐竜展に行ったが、恐竜よりも頻繁に流れる迷子のアナウンスに「東京は怖いところだ」（あと水洗トイレも）と思ったぐらいしか記憶がない。

さて甥っ子に話を戻すと、ここ最近は毎日のように録画した恐竜番組（ＮＨＫでやってたコ難しいヤツ）を見て、図鑑で暗号のような名前をひたすら覚え、来客があるとその知識をひけらかすといった状況らしい。クルマの名前は半分以上忘れたのでは？とのこと。

もう少しすれば、作ってないプラモデルをあげようと思っていたのだが・・・
もう少しすれば、学研ひみつシリーズ「自動車のひみつ」をブックオフで探してきてあげようと思っていたのだが・・・。
もう少しすれば、実家の敷地内でホンモノのクルマというも（以下略）

甥っ子は来年小学校。
とにもかくにも、ここに、「三つ子の魂、六まで。」ということわざが完成したのであった。

こうなった今、期待しているのが姪っ子である。
彼女は、天気がいい日には「ジャガ出して」（ジャグァーのペダルカーを外にセッティングしといてくれの意）と言うらしい。走らせることはできないが、乗ればゴキゲンなんだそうな。ジャグァーが似合うようなレイディになれとは言わんが、大人になってもそのカケラぐらいは残しておいてほしいものである。