本日の宿は、強羅温泉にある強羅環翠楼。今年3月に泊まった、塔ノ沢温泉にある元湯 環翠楼と元々は同じ経営者だったようですが、現在は違うようです。塔ノ沢にあるのは、江戸時代からの温泉宿。こちらは、旧岩崎家の別荘を譲り受け(昭和初期)始まった宿。どちらにしても歴史ある宿です。【扁額】環翠楼の名を遺す扁額は、入口を入った建物の中にあります。【ロビー】もと別荘を利用しているので、受付など最小限の設え。お部屋は、「一昭亭 華清」。一番人気の部屋らしいです。【謎】部屋に入って、最初に飛び込んでくる謎の洗い場。【部屋】6畳広縁付きの小さな部屋ですが、本館角部屋で見晴らしが良く、狭さは感じられません。お一人様にはベストかも。とりあえず、荷物を置いたら部屋着に着替えて(格式ある温泉宿でも変わらずユニクロのスウェットのJOEです。)他のお客さんのいない間に撮影タイムにGO!【露天風呂】塔ノ沢もそうでしたが、建物の外に作られた湯小屋にあります。今日みたいな雨降りだと、途中傘が必要になりますのでちょっと不便。【露天風呂のフチ子】泉質:アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)。この宿には2本の源泉があり、その1本がこの露天風呂近くなので100%源泉かけ流しの鮮度の良い湯が楽しめます。強羅温泉と言えば、大涌谷温泉の白濁した硫黄泉のイメージ。以前泊ったホテルもそうでした。最初宿を予約した時もそう思っていたのですが…実は、この宿の庭で湧出したのが強羅第1号の温泉だそうです。(その前は白雲山からの引き湯だとか。)【内湯入口】なので、白濁した湯では無い単純泉。内湯の入り口には当時のポスターが貼られていました。【内湯:巽の湯】意外とこじんまりとした大浴場。時代を感じる浴室の造りでGood。【巽の湯のフチ子】泉質:単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)こちらは、露天と違い2本の源泉の混合泉を加温してかけ流し。なので、微妙に肌触りなどは露天の方が良いです。そういえば、源泉の成分表示に、台帳番号として宮城野の文字。強羅温泉街の高台から下った所が宮城野温泉。そちらに近いのかも。ただ、宮城野温泉は強羅よりも新しい温泉地なので…解りずらいなぁ。さて、撮影タイムも終わりましたので、部屋に戻って一休み。【すみっこ】この、広縁からの眺めが良い。天気が良ければ、もっと楽しめるんだろうなぁ。では、そろそろお楽しみの…【部屋風呂 木かくれの湯】宿のパンフやHPにも出て来る源泉かけ流しの部屋風呂。こじんまりとした浴室がたまりません。【木かくれの湯の男女】部屋風呂は、内風呂と同じですが、小さな浴槽にかけ流される源泉は贅沢の極みですな。正直、ほぼ部屋風呂に終始しましたよ(部屋から内風呂までは近いんですが、泉質も同じなので…単なる不精です。)さぁ、そろそろ晩御飯ですよ。【乾杯~】本日のお酒は、井上酒造(神奈川県大井町)の「箱根山 純米吟醸」。前 菜:ばい貝、むかご真丈、子持ち鮎、柿玉子、オクラと長芋、枝豆、蛸柔らか煮先 附:蕎麦豆腐の無花果・生ハム添え御造り:鮪、烏賊、イサキ、太刀魚、帆立貝御 椀:土瓶蒸し(鱧、蛤、松茸、銀杏、海老団子)土瓶蒸しがマジ旨でした。【料理】煮 物:野菜、餅巾着、にしん煮焼 物:鮑磯焼、海老姿焼き、万願寺甘辛煮肉料理:和牛おろし鍋酢の物:蟹、丸茄子、春菊、菊花御食事:栗と舞茸の炊込み御飯、赤出汁、香の物水菓子:梨、柿、葡萄正直、鍋物辺りでギブアップ感がありましたが無事完食。御馳走様でした~(*'ω'*)ウマカッタ部屋風呂だから、安心して寝落ち。【ちゃぽん】目が覚めたら、すぐ温泉。暖房嫌いなので、消してたら流石に夜寒くて目が覚めたよ。気温が一桁だもんなぁ~。そういえば、内湯が深夜に入替だったよな。【内湯:ひょうたんの湯】個性的な浴槽だけど、微妙に狭いし、浴室は普通なので、やはり巽の湯の方が好きだな。部屋に戻って二度寝です。【朝のちゃぽん】朝起きたら、部屋風呂でちゃぽん。目が覚める~♪さて、8時からは朝食です。【煎茶?】会場で朝食前に、目覚めの煎茶と梅干。個性的ですな。【朝食】湯河原もそうでしたが、やはり小田原産の鰺の干物押し。鰺の干物って、食べにくいんだよなぁ…食べた後の骨を内に入れて、半分に畳んで元の姿に戻すのがJOEさん流(笑)【温かい】蒸し物は、出汁玉子と手造り豆腐でした。そう言えば、今回宿泊した2軒とも出汁巻で、温玉じゃ無かったなぁ。温泉宿での温泉卵のブームは去ったのだろうか…。こちらでは、食後に珈琲が用意されてて嬉しかったです。こうして、2泊の長くない夏の長旅は今年も終了。移動距離と泊数を減らして、ちょっと贅沢な宿に泊まってみたのも初の試みでしたが、これも有かな。来週からは、GoTo改め、全国旅行支援がはじまります。ただでさえ連休や週末のお一人様プランが少ないのに、更にお一人様の宿探しが大変になるんだよなぁ。でも、そろそろ11月の旅行先考えなきゃ。