第一世代スカイライン : 初代~ジャパン
第二世代スカイライン : R30~R34
第三世代スカイライン : V35~V37
僕の中でスカイラインは勝手にこんな棲み分けです。
そんな第二世代スカイラインの中でも断トツで
不人気なのが言わずも知れたR31スカイライン。
通称セブンス(7th)スカイライン。
当初は4ドアのみ。
まぁ、こんなスカイラインはスカイラインじゃないと叩かれた、叩かれた。名誉挽回と日産が送り出したのが9ヶ月遅れで登場した2ドアクーペGTS。
こちら登場時の4ドアハードトップのCM。確かにちょっと曖昧?
遅れて登場した2ドアクーペのCM。
これがまぁ、めちゃくちゃカッコいいじゃないの!!最初っから登場させとけばこんな批判浴びること無かったんじゃない?ま、色々事情があったんでしょうが・・・
そして、登場から2年後のマイナーチェンジの時にデビューしたのが、グループAレースのホモロゲモデルとして登場した限定800台のスペシャルマシン、
R31スカイラインGTS-R
GT-Rと名乗れなかった不運のRだとか、R32GT-Rの実験車だとか言われますが、そんな世間の風評など何処吹く風。僕にとって究極のスカイラインはR31GTS-R。
では、GTS-Rとはどんなクルマなのか、当時のインプレッションを振り返って見ましょう。
17:50~ ご覧のように、どのメディアでもGTS-Rと言えば、究極のドッカンターボで、低速はスカスカ、街中では乗りにくく、普通のGTSを買ったほうが良い・・・・。
腕に自信のあるドライバーで、エンジン回転を4千回転以上に保てないとこのクルマの実力は味わえない。しかも、ターボ以外の足回りやブレーキはベースモデルと同じなので、バランスの取れたクルマとは言いがたい等々。
メーカーのカタログでさえ、「ファミリーユースとしてお使いになるのなら、購入はお控え願いたい」と書かれている。
だけど当時中学生だった私は、そのドッカンターボを味わって見たくて仕方なかった。スタイルがカッコ良過ぎて鼻血が出る思いで憧れていました(爆)
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では、30年憧れ続けたGTS-Rを運よく手にする事が出来た【素人】が、GTS-Rを運転したらどうなるのか?早速ドライブして見ましょう!
現代の快適装備は一切無くても、エアコンやパワーウインドウは付いています。キーでドアロックを解除して大きいけど案外軽いドアを開け、純正シートに乗り込みます。純正シートはモノフォルムバケットシートと呼ばれ、体をしっかりとホールドしてくれます。ジャージの生地が懐かしいですね(^^)
ハイソカーを目指した豪華な内装は今見ても違和感はありません。
当時絶壁と言われたインテリアも趣があって良い感じです。ただ、こんなにスペースを使っているのにスイッチ類の配置は疑問です。ハザードやリヤデフォッガースイッチの場所が悪く使いにくいし、リヤワイパーのスイッチもええ~?ってとこにある(笑)
ワーニングの表示灯が一等地にあるくせにオーディオなんて下の方に追いやられて使いにくい!ま、いつもオーディオの電源はOFFだからいいか!( *´艸`)
2ドアとは言え大きなボディで後席も広く、家族4人で移動するにも何の不満もありません。直6エンジンを収める長いボンネットも直線的なボディで周囲の見切りは抜群に良いです。
ただ、トランクにそびえ立つ大きなスポイラーは後方の視界を遮って視界は良くありません。なので、バックビューモニターを取り付けました。
フロントスポイラーは固定式なので、路面との干渉が避けられず、随分傷がつきました。(T.T)
エンジンルーム。このエンジンこそがGTS-R最大の見せ場!スカイライン史上、エンジンにRの称号を頂くのはGTS-Rだけ。その名もRB20DET-R!
前置き大型インタークーラーに、ギャレット製T04Eタービン、ステンレス製等長エキマニ。グループAレースに於いて変更の出来ないパーツを予め市販車の状態で装着した、
完全なレースベース車。
からだにフィットするモノフォルムバケットシートからの視界は低く、ミニバンや背の高いコンパクトカーに慣れていると、この低さは逆に新鮮に感じます。キーを捻ると一発でエンジン始動。アイドリングも安定しています。特別なパーツを多用したエンジンを持つGTS-Rですが、クラッチは思いのほか軽く、日常ユースでも問題ありません。ギアを一速に入れてクラッチをミートすると素直にギアが繋がりエンストの気配無くスーッと加速していきます。
普段は4000回転以上回すことはないので、2~3000回転が常用域。過去いろんなメディアで酷評されていた低回転域の使いにくさは全然なく、低回転域で一速~二速~三速~四速・・・とテンポよくシフトアップしていくと何の気難しさもなくスムーズに走ることが出来ます。ファミリーユースとして十分許容できる懐の深さはやっぱりスカイライン。ただし、出足の加速は勇ましい音とは裏腹に隣の軽にも置いていかれます(爆)
子供の送り迎えや出勤で忙しいママの運転する軽に煽られることもf(^^;
それでも僕はジェントルに運転します!v(^^
燃費は街中で8㌔前後。郊外の田舎道を大人しく走ると10㌔程走ってくれます。高速燃費は11㌔ぐらい。ただ、4000回転以上の美味しい領域を多用したりすると、燃費は一気に悪化して6㌔台となってしまいます。
足回りは純正でソフト・ミディアム・ハードの三段階に切り替えが出来ますが、その乗り味の変化を体感することはありません。僕が鈍感なのかな?(^^;
全体的にソフトな乗り味で、家族からブーイングもなく、僕的には気に入っています。この車、ハイキャスが生きていて、コーナーを独特な動きで曲がって行きます。横にスライドするような感覚が味わえるんですが、助手席に座っている嫁に指摘された時はビックリしました。結構敏感に感じ取っていたんだな(笑)
さて、いよいよエンジンを高回転ゾーンに入れてGTS-Rの本領を発揮してみましょう。タコメーターの針が4000回転を越えた辺りから、明らかに太いトルクが立ち上がり、エアクリからの吸気音と共にたこ足(等長エキマニ)からのパイーンと言う共鳴音が脳みそをジカに揺さぶって来ます。この加速まさにワープ。そしてこの音、逝っちゃいます。
これぞドッカンターボ!
回転バランスのいい直6のRBはただでさえ気持ちのいい音を聞かせてくれるのにRB20DET-Rは別格の快音を響かせてくれます。
ただし、このクルマにはエアバックも衝撃吸収ボディも、ABSもありません。普段はジェントルに自制心を持って運転しないと、思わぬ事故に繋がりかねません。煽られても無視。R31ハウスの社長曰く、現存400台無いと言われている幻のクルマだと自覚して大切に乗りたいと思います。
以上、長々と取り留めのない文章にお付き合いくださいまして有難うございました。このブログを見て少しでもR31と言うスカイラインに興味を持っていただけたら幸いです。
気になること、聞いてみたいことなど、質問があればお気軽にコメントしてください(^ω^)
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