赤いピット

WEC富士では金曜日と日曜日でトータル2000枚以上の写真を撮れました。
PC画面でつらつらと写真を眺めていると、走行写真以外ではピット内の様子が面白いです。

世界中を転戦しているWECの各チームはピットを持ち込みパーティションで区切ってしまうので、ピットの部屋割りからして見慣れた富士のピットではなくなってしまいます。
パーティションを支えている丸パイプのトラス梁も持ち込みでしょうが、そのスマートな作りに感心します。
この写真は決勝の朝ですから、スタート前の作業は天候に応じてタイヤを取り付けるだけの準備万端な段階です。すでにピット内はツールも整理整頓され、タイヤガンとそのためのエアボンベしか用意されていません。タイヤはパーティションのパドック側にストックされています。

それにしても、この真っ赤ッ赤な壁に囲まれて赤いマシンに乗り込めば、それだけで心拍数と血圧が上がりそうです。イタリアンチーム恐るべし(笑)