
金曜日に店頭展示品(安かった^^;)のSONY製BDレコーダーを購入してきて、自宅のTV-録画機器環境がようやく地デジ対応になりました。
TV番組で録画したいのはF1レースくらいなので、普段ハイビジョンを録画することはほとんど有りません。
しかし、せっかくBDレコーダーを買ったのだからブルーレイの画質を試してみたいではないですか。
というワケで今日電車で神保町へ出かけたので、帰路渋谷のタワーレコードに寄って、サンプル兼マイライブラリーになる市販BDを探しました。
購入してきたのは以前から目を付けていたPat MethenyのTHE WAY UP LIVE。画像左側。
右側は同じ素材のDVD版。
このライブツアーは2005年に実行され、2月だったか東京国際フォーラムのライブには私も行きました。
DVD化されたのは同じツアーで日本の後に上陸した韓国(多分ソウル)でのライブです。
DVD版は発売を知り、いの一番に予約購入し、大コーフンで何度再生したことか。
念のため解説しておきますがこのTHE WAY UPという作品、日本発売のスタジオ版で70分、ライブ版でも約64分の1曲だけ!という凄まじい大作なので、曲の構成を理解し、味わうには30~40回は聴き倒して熟練する必要があります。
少なくとも2005年の有楽町に集まった一夜あたり5000人の観客は、全員それをこなしていたファンに違いありません。
本題ですが、さすが、ブルーレイはDVDと段違いに良かったです。
フルハイビジョンの画質によるリアリティは無論、音のクオリティも全く異なりました。
曲の中でバックに廻った楽器の音も輪郭が明確になり、バンドの中でその音の位置づけがはっきり聴き取れます。
ギター、ベース、ドラム、シンバルの音のシャープな立ち上がりと歯切れ。
スタジオ版CDで聴き、5000人のホールで聴き、ライブDVDで聴き、今回BD版で聴き、この曲による感動をまた新たに受け取ることが出来ました。
Speaking of NowはTHE WAY UPへの予兆であったことも最近実感しています。
デジタル録音や録画映像には好みの差もあるようですが、現在の私にとってはパーフェクトな記録媒体です。
良い時代になりました。
Posted at 2011/05/15 23:14:05 | |
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