
長い幾年を帰国を待ちわびる阿倍仲麻呂な気分でいました。
懸案であったギア抜け改善のため、夏の暑い間、トランスミッションの交換が終わりました。無償交換でご対応してくださいました。なお、クラッチ(脱着が不要なため工賃がかからない)や殊に31スイスポの持病でもあるクラッチレリーズシリンダも交換しました(こちらは無償)。
日産とスズキにマンセー!
というわりには、スイスポ不在の間も、インプレッサを乗り回していたような気もしますが。
ともあれ、ひとまずこれで様子見です。慣らしのようなものもしておきたいと思います。ミッションの感覚については、インプのようなソリッドさ(硬さ)はないし(33スイフトはもう少し硬かったような気もします)、といって、昔のマニュアル車のようにふにゃふにゃとしたフィールでもなく、私的には独特のフィールです。
また、クラッチもインプからスイッチするとものすごく軽いのですが、これがいわば普通なのかもしれません。
スイスポには表現しにくい走る愉しさがあります。
「NAで回す愉しさがある」、とも云えるかもしれません。バラスポ辺りからのホンダ車のスポーツ系のクルマや4AGのクルマみたいですが、ちょっと異なっていて、前輪駆動なのに、欧州の要望に合わせて、ニュートラルステアな方向に躾けられているため、アンダー感が希薄であることも一因かなと思います。
Sep,2022 トランスミッション交換(リビルト品)
Sep,2022 クラッチ類新品交換
日産の方に迎えに来ていただきました。黄色のキックスです(笑)
ご担当の方は、33セドリックのブロアムVIPを八台乗り継いだ猛者ですが、納車以来、本当にお世話になっています。
家内も行くと述べていたので、二人で後部座席に乗って、いざスズキに向かいます。スズキでの写真は一切ないのですが、昭和な雰囲気が残るスズキらしいお店です(業販店ではありません)。敷地も狭く駐車したクルマはターンテーブルで回る必要があります。また段差も激しく、インプではまずアウトです(笑)
スイスポも下手に車高を下げられません(笑)
退店後に、田中角栄の如く「よっしゃよっしゃ」的な気分になったので、鯉に餌やりをして、久し振りに大仏を参拝。台座のフルモデルチェンジは終わっていました。
続いて田園調布にある多摩川浅間神社へ。登坂テストです(笑)
ここにある回廊からの眺望が素晴らしいのですが、駐車場までのアプローチアングルが大変だったりします。
北条政子(源頼朝の妻)とのゆかりも深いので、大河ドラマや歴史好きの皆様、是非ともご来訪ください。冬になると富士山がきれいに見える日が多くなります。
ここで、230ローレルと6速ティーダにお乗りのKさん(事情があり、各種部品を探しているので、オーナーさんからのご連絡をお待ちしております)からメッセージがあったので、70・80スープラと新型クラウンを見に行くことにしました。慣らしにはちょうどいい距離です。
80はグレード等がよくわからないのですが(ブースト計が確認できればRZかな)、70は後期(トヨタエンブレムに付け替えた可能性は少ないかと)の1JZ搭載のものですね。サイドミラーの付け根はやはり持病なのでしょうか。しかし、綺麗な個体です。
そしてお待ちかねの新型クラウン。おお、史上最強のスカイラインの色を思い出してしまいました。試乗車は赤黒ツートンです。他の色の組み合わせだったら、さすがにこういう第一印象は思い浮かばなかったかと思います(笑)
↓上とはまた別の個体 赤黒推しなんでしょうか(笑)
横から眺めてみますが、ハリアーが土台なんでしょうか。
かっこいいと思いますが、クラウンという名前で出すので、抵抗もあるのでしょう。ただ、人気は出るのかなと思いました。
初代はともかく、「いつかはクラウン」(MS120系)辺りから代替えしているオーナーさんも、鬼籍に入っている方も多いと思いますし、ゼロクラ辺りから(若しくは170系辺りから)、モデルチェンジごとに「若々しさ」新機軸を打ち出そうとしているように感じます。アスリートがいい例かなと思います(170系前にもアスリートがあったような気もしますが、性格は別ですよね)。
名前だけ残していても仕方ないような気もします。ゆえに、あまたのクルマの名前が過去のものになってきました。ただ、クラウンはスカイライン同様に歴史的な重みがありますよね。
ただ、クラウンに関してはセダンでもまだ売れているとは思うんですよね。どうなんでしょう。なので、随分と思い切りました。レクサスではなく、トヨタブランドにもハリアーもSUVのブランドとして確立されているとは思うのですが、バッティングはしないのでしょうか。
とはいえ、セダンとしてはカムリがありますし、駆動輪にこだわるという一点が無ければ、私はセダンはカムリで十分ですし、個人的にはむしろカムリがいいです。
今回のクラウンはどうなるんでしょうね。
新型クラウンの色は多彩でむろん、赤黒の設定だけではないのですが、赤黒の個体を見てしまっただけに、次は都市工学かなどと要らぬことを思ってしまいます(笑)
これからのクラウンを購入する層は、ゼロクラ辺りからクラウンに親しんできた層ですよね。ゼロクラのデビューはミニバンブームの頃でしたっけ。
セダンからSUVへのコンバートに大きな抵抗は無いような気がします。
SUVが定着した理由がまだわからないのですが、そこはトヨタのことなので、海外でのマーケットのことも踏まえて、相当に考えた上での結果だと思うので、
スカイラインクロスオーバーのようにはならないと思います(宣伝もろくにしていなかった印象がありますが)。
が、売れているクルマがいいクルマとは限りません。
といって、なにを評価軸におけばよいか。
究極的には自分が満足すればいいということにはなりますが、まあ、評価軸の基準を敢えて考えるのも面白いかと思います。

オリジンが出た時に故三本さんが、懐かしいですねえと呟いていたことを思い出します。初代からフロントダブルウィッシュボーン。
V8クラウンは二代目から。セルシオに先行して載せたクラウンのエンジンは、4リッターモデルも有した130系。

四代目がセドグロとの販売競争で唯一負けたくじらクラウン。祖父が乗っていた気がします。
私の中にあるクラウンの外見のイメージは、「いつかはクラウン」で有名な120系からですね。

九代目も不人気でした。リアがちょっと、、
垂れ尻のブルーバードやレパードJフェリーのように見直されたりしないのでしょうか。
上述の担当の方は、今ならJフェリーが欲しいとのことです。11代目まではワゴン(エステート)があったはず。

ゼロクラの印象が強いかなあ。
キャッチコピーを見ても、「クラウンが変わりました」感を強く出しているのがわかります。
先代のプラットフォームの名称であるTNGAを TENGAと読み違えたのは私だけではないはず。

で、新型デビュー。こうしてみるとやはり、ミレニアム辺りから、大きく変わろうという点ではブレていない気がします。
シエンタも新しくなったんですね。これ、いいです。見た目が(笑)
いや、着座位置からの視点も私には合っていました。
外見に関しては、私見ですが、カングーみたいなポップさを感じます。着座位置が私にはちょうどいいですし、国産カジュアル派の方にはささるのではないでしょうか。
まあ、三列シートはお遊びだとしても、あの大きさで二列目であれだけの余裕があれば充分だと思いますね。
という具合で、他に衝突安全基準の厳格化で存続がどうなるのかわからないハイエースやコペンなどを見て、スタバでフラペチーノを飲んでいる間に、スマホを落としました(笑)
無くて困るものではありません。が、無事に発見されました。
スマホカバーをE46当たりのビーエムをイメージした濃紺色にしているのですが、ピンククラウンのような色のカバーにしようかなと思いました。
高速道路も少し乗っておこうということで、首都高に乗り、大黒PAでUターンをして帰ろうと思って立ち寄ってみたら、
「あれ?」(笑)
零時前に帰りました(笑)