皆様ご心配おかけしました。暖かいお言葉の数々非常に慰められました
ありがとうございました。
で
なにかの参考になればと思い
今回の件およびその後を、あらためて詳報させていただきます。
土曜は愛知で用事があり、岡崎に泊まっていました。

写真は友人に連れられ堪能した
一輝のつけ麺。
極太メンマも最高でした。近隣にお越しの際には是非ご賞味ください。
まあそれはいいとして
あけて日曜。せっかくなので直帰はもったいない。早起きして清水までいって
k.yokotaさんをびっくりさせよう、ついでにDUKEをフルラインナップで味見しよう
などとノーテンキに考えていたのです。
連休朝の東名上りはすいていて、快適なクルージング。
追い越し車線を走る車の群れに追従して巡航します。
順調に新東名へ。ますます回るエンジン。そして問題の区間へ。
エレメント掃除+エアクリボックスを整備↓した結果
ぬおわ以上楽に出るようになったのを確認した直後
やらかしました。
冬に嫌というほど体感した↓あのなんともいえない嫌な焼き付きの感覚。
追い越し車線の前方を走る車に追いついたため
じわーっと減速したところ
いきなり
ヴンガクンキュッ!!
ときました。今思い出しても嫌な汗が。
ぬうわでちょっと薄い感じ(バラつく)がしていたので、
いやな予感はありました。
訓練されているため?反射的にクラッチ切る癖がついているので
難は逃れましたが
エンジンは完全にストールしてます。
走行車線に戻りながら何度かクラッチつないでみたら軸は回るみたい。
そのまま再始動を試みましたが、明らかにおかしな
振動&異音がしたので路側帯に避難。
一番近い浜松いなさインターで流出しました。
再始動はできたものの、覆すことのできないダメージ。
ガクガクブルブル震えを伴う激しい段付上昇で
最高速は80km/hに届かず、60km/h程度でも回転維持が難しいくらい。
途方に暮れながら浜松いなさICで流出。
完全に息の根がとまったわけではないので、くじけそうになるのをこらえて
家を目指すことに。
設定したナビによるとここから家まで最短距離でほぼ300キロ(296km)。
もちろんオール下道です。
どうしても山岳地帯越えになるので、負荷が大きい、きつい上りは
いつまた焼きつくかと、とても怖かったです。
エンジンが完全に死ぬと万事休すなので、どうやって帰るか一生懸命考えて
慎重に帰ってきました、、
下りもエンジンに負荷をかけないよう、クラッチを切って降りました。
幸い休日なので遅い家族連れの車が多く、いいペースメーカーになりました。
で、
最初のGSで給油した際、キムタクドラマHEROのバーテン(田中要次氏)みたいな
寡黙な店員さんに
だめもとで恐る恐る「2サイクルオイルありますか?」って聴いたら「あるよ」
と
必要量だけ売ってくれました。ありがたかったなー
オイルタンク満タンにして、ついでにガソリンタンクにも200cc注いでもらいました。
混合燃料になってるだけでもかなり安心です。
雨まで降ってきましたが、今日に限ってはエンジン冷えるのでむしろありがたい。
とにかくできるだけ負荷をかけないようにして、iPhone上に表示された残り距離を、
まるで切れかけた糸でも引っ張るようにしてたぐり寄せていきました。
飲食する気にもならず休憩は給油時と雨具の着脱時だけ
風景もなにも全く楽しむ余裕ありませんでした。
ただひたすらに距離を稼ぐのみ。
自走不能になるにしても、どうせならなるべく近いほうが取りに行きやすいです。
いや
それは嘘だな、絶対一緒に家まで帰るつもりでいました。
ありがたい事に、最初は60km/hでもガタブル震えて速度維持が困難だったのに
距離が伸びるにつれて、(もちろんスラップ音はひどいままなのですが)
だんだん回転がスムーズになって前走車についていくのが楽になり、
残り150kmを切る頃には90km/hまで加速可能、
80km/h程度なら巡航できるように。
自宅まで数キロのとこまできて、ようやく飲み物休憩しました。
安堵のスナップ。
(エンジン以外は)無事自宅に戻ることができました。
とりあえず即洗車しました。。

…きれいな顔してるだろウソみたいだろ死んでるんだぜ。これで・・・
余談ながら、この間、どのくらい慎重運転だったか。
レシートの裏にメモした距離と給油量を見ると歴然。
物理的に開けられず60kmがやっとだった最初の107kmは2.1リットル。
なんかの間違いじゃないかと思いました。50km/l超えてますからね^^;
まあ給油レベルによる誤差の影響だとは思いますが…
その後ペースが徐々にあがった区間・162kmを4.1リットルで走りきってます。
総合すると件のバーテンwさんが居た最初の給油ポイントから270キロ走って
給油量は僅か6.2リットルでした。
平均燃費43.5km/l。www
(ちなみに高速で移動してた往路の平均燃費は25km/lを下回ってます)
で、
どのみち開けなくてはいけないのですが、その後焼き付きの兆候ありません。
エンジンからはゼンマイ仕掛けみたいに
ジージーひどいスラップ音がしているのですがそれ以外は普通に走るまでに
回復?
なので様子見がてら、連休最終日も実は、
市内への用事に使ったり散歩したりと100キロくらい走りましたが
盛大なスラップ音以外は不安も問題もない走り。
帰宅寸前に破損覚悟でぬうわくらいまで引っ張ってみましたが
あの80km/hも出なかった状態が嘘のようにスムーズに伸びます。
音さえ我慢すれば普通に乗れる状態に…

赤いゾンビ。
シリンダーの固着部分が削られて均され、なじんだのかな?
・・・開ける楽しみが増えたorz
どんな感じか、動画で音とってみました。
やっぱだめだこりゃww
ちなみに以前焼きつかせたピストンはこんな具合です。
たぶんこれに準じた状態にはなってんだろうなあ・・・
実は、これよりちょっとだけましなピストンを小修正して新品リングと組み合わせ、
かじり履歴のあるシリンダをフレックスホーン↓で自宅ホーニングして組んだのが、

いまついてるエンジンなのです。
その作業から10,000キロ以上ノートラブルです。今回みたくあほな事しなければ
まだまだ調子よかったはずです。
シリンダにもそれなりにダメージあると思いますが、最高速アタックとかバカな事しない限り
普通に回ってくれそうなので軽く再ホーニングして、
新品STDピストンと新品リング組んで、もうちょい引っ張ってみます。
反省の意味もこめて。。