2025年03月01日
ノートでお出かけ。今回は高速道路だ!
鈑金屋さんが混み混みでなかなかかんぐうちゃんが帰ってきません。
ない、となると乗りたくなるのが人情ですが、言うても仕方ないので我慢です。
なので、この機会に貸してくれているノートeパワーを最大限楽しんでおります。
今回、気になっていた高速走行をする機会がありました。
奥様の「姫路の方へ行こうぜ」のご提案により、行きは中国道、帰りは山陽道で
高速道路を走る、題して「ノートeパワー、行って帰って180km」
(距離はナビタイム調べによるだいたい)の行程です。
中国道は80km/h、山陽道は100km/hと最高速度が違うのがミソ。
さて、ノートeパワーの実力はいかに・・・。
現時点での電動車としてはおそらく最適と個人的に考えるeパワーですが、
はたしてそれは本当なのか、これからもそう言い続けていいものか、
素人なりにそれを検証してみます。違ったら、詳しい方ぜひご教示を!
今さらながらのノートeパワーのご紹介。
ノートeパワーは1.5~6Lクラスのガソリン車と同等の出力のモーターを
1.2Lの発電機とタイヤ、ブレーキからの回生で得た電力で駆動する
電動車です。
動力源である電動機の特性として、ガソリン車よりも滑らかで出足が良いのが
特徴ですが、現行モデルはこれの制御が格段に良くなっていることと、
ワンペダルドライブも意識せずにできてしまうほど、
操作系の性能も向上しており、街中や普段使いでの印象が非常によろしい、
というのがこれまでの自己評価です。
事実、このクルマを滑らかに走らせられない人は、
免許返納を考えてもいいのでは、と言えるぐらい制御自体はお上手に思います。
では、高速道路での巡航性能はどうでしょうか。
借り物のクルマで爆走するのは何かといろいろヤバいので、
基本的には制限速度は遵守、
今回の行程は人間プロパイロットを目指し走ることを心情とし
高速道路へ向かいました。
一般論として、高速域ではモーターよりエンジンの方が有利ということから、
ホンダのハイブリッド車などは、エンジンは通常では発電に使用し、
高速域では走行に使うように、と切り替える制御をしているのですね。
今まで興味がなかったので、ホンダのハイブリッドねえ・・・、
ぐらいのイメージしかなかったのですが、今回Webカタログで勉強しました。
これはこれで、なかなかすごい技術ですね。
ノートeパワーはこのような制御ではなく、エンジンはあくまで発電機であり、
走行には直接寄与しないのでモーター一択での走りとなります。
ただし、エンジンが頻繁に動き充電することと、
フットブレーキのみならず減速によるタイヤの回転抵抗までも充電に使うという
回生充電のダブルチャージにより高速走行をしてもバッテリーが減りにくい、
いやむしろ充電し電気を増やすシチュエーションもあったりと、
電気残量を気にして胃に穴が開きそうな思いもしかねないBEVよりも
現時点ではよほど扱いやすいシステムです。
実際はといえば、80km/h制限でたんたんと走る中国道よりも、
制限速度が高く他車の流れも速い山陽道の100km/h区間では
アクセルはわりと踏み込み気味となり、
特に瞬間的に制限速度を超えて追い越しを敢行しようとする場合、
思いのほか速度が目に見えて上がらないような気がして、
おやっと思う非力さを感じることもしばしば。
実際は、劇的に速くはないににしても、きちんと速度も上がっており、
追い越しも問題なくできます。
加速に際し、アクセルの踏み込み(orシフトダウン)、エンジン回転数上昇、
よって速度上昇、というプロセスがないため、
エンジン車のような自分の感覚とシンクロしないように感じ、
つまり、あれれ思いのほか速くないぞ、となってしまったのです。
もっとも、同程度の出力のエンジン車でも
もっと速い追い越し加速を披露できるクルマは限られたモデルであり、
そう多くはないでしょう。
また、日本の高速道路の制限速度は今回のように
80km/h~100km/hでしょう?
そう考えれば、これで何ら問題はない。
さらにはプロパイロットを使って自動運転させるとしたら、
速度違反で自動運転し続けることは
コンプライアンス上非常に問題のある行為です。
とすれば、現状のノートeパワーでも問題がない、それが結論だと思うのです。
爽快感とか場合によってはスリルとか、
クルマに重視するものや欲しがるものはひとによって様々です。
しかし、クルマはあくまでも安全かつ快適に、
ある地点からある地点へ人やモノを移動させるツールです。
ついつい求めがちですが、安全以外の過剰な性能は
少なくてもいいのかもしれません。
ただ、これよりも高出力のeパワー、エクストレイルだとどうなんだ?
と俄然興味が出てきましたので、
こんどちょっと乗りに行ってみましょうかね。
と、模範的な見解を披露しつつも、
個人的にはやはりまだエンジン車がいいですね。
ノートeパワー、これまでも言っていますが、
「いま電気自動車に乗らなければならない」とすればこれでしょう、
とは思いますが、
まだまだ大人になれない自分がおりますなあ。
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Posted at
2025/03/03 15:14:06
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