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さて、一気に２台交換したバッテリーですが、やはり謎の多い部品に思えます。
交換に際し、バッテリーセンスもそのまま付けておいてもらったのですが、
新品のはずなのにセンスの数値は１００％ではありません。

えー、箱開けて出てきたやつって１００パーちゃうん？
ずっとそう思ってましたが、２台とも８９％なんですねえ。へー。
ということは、新品なら９０％程度が妥当なのか？

まあ、クルマの場合はエンジンの始動ができればあとは何とかなりますから、
別に残量１００％である必要はないし、身動きできなくなったかんぐうちゃんも
７０％以上の残量が表示されていましたのでね。

製造時にはおそらく所期の性能を発揮できるように作られているのでしょうが、
在庫として置いておかれるうちに徐々に減ってはいくんだろうな。
交換時に車に載せて無事エンジン始動となれば、問題はありませんしね。

ＣＴＥＫで充電しているジュリアさんは、満充電で１００％にはなりますが、
この場合の１００%と９０％の違いって、正直あまり重要ではない差、
なのかもしれませんな。

今回、これを機会に調べてみたところ、鉛蓄電池はその大きさに関係なく、
１つのセルでは約２Vの起電力だそうです。
ガソリン車では６セルで１２Vということですね。
なんとなく大きければ力も強そうなのですが、起電力は一緒。
余裕の違いはあるかもしれませんが。

鉛蓄電池は化学反応で電気を作りますが、
その過程で電気を通さない物質を発生させるものであり、
それをサルフェーションと呼ぶそうです。
サルフェーションが進むと起電力が弱くなり、蓄電もしにくくなる。
どうやらそれが鉛蓄電池の寿命、と言っていいもののようです。
ＣＴＥＫは、この生成されたサルフェーションを分解しつつ充電するらしいので、
てことは、寿命延びるんちゃうん、そんな風に考えてしまいますが、
果たしてその考え方でいいのだろうか。

バッテリの寿命の考え方として、
ルノーは、純正は２年でダメになるとディーラーさんでは言ってるし、
ＭＩＮＩは４年目にはそろそろ交換をお勧めします、とのこと。
倍半分の違いやねえ。
アルファは純正は１年で交換しろでしたが、それってさすがに・・・ですやん。
高いのに。
さて、頻繁に充電するジュリアさんが危なくなるのはいつだろうか。

しかし、もうあかんと思いますよと言われてからずっと使っていて、
ある時動かなくなった、では、それはもう突然死ではありませんよね。
警告されているんですからねえ。