おとーちのブログ一覧

パーツというか装備というか、クルーズコントロールとパドルシフトです。
ＭＩＮＩは基本的に息子２号が使うことが多く、
以前のように運転する機会がないのですが、ちょっと乗る機会があったので、
新装備についてのインプレッションを少々。


まず、クルーズコントロール。
むかしからある便利装備ですね。進化すればＡＣＣとなるのでしょうが、
当然わが家の場合は従来品、障害物があっても減速せずに向っていくやつです。
メーター読みで３０ｋｍ／ｈを超えない限り、待機すらしません。
操作はステアリングにあるボタンで速度を上下させる一般的なものですが、
軽く押したら１ｋｍ／ｈずつ、押し込むと１０ｋｍ／ｈずつ速度が可変します。
もともと付いていた速度リミッターもおまけのように残っていますね。
まあ、これについては一般的な装備で、あると便利な装置といえるでしょう。

次にパドルシフトですが、これはちょっと思っていたのと違いました。
任意の段数に変化させるのにわざわざレバーをＭＴポジションにする必要がなく、
Ｄモード走行時でも一時的暫定的に段数を変化させられるのが最近のＡＴですが、
ＭＩＮＩも当然そのような制御を受け付けています。

ＭＩＮＩのＡＴが特徴的なのは、シフトレバーを横に倒せばＳモードになり、
１～２段ダウンシフトすることですね。
効率よりも加速と減速をわかりやすくすることで、
スポーツ感の演出としているのでしょう。
そこからレバーを前後させるとＭＴモードになりますが、
ＭＴ＝スポーツ、という考えではないのでしょうね、多分。

つまり、ＭＩＮＩはシフトだけで３種類のモードになるので、
ドライビングモードと組み合わせれば３×３種のモードが楽しめる、
というわけです。

さて、そんなところにパドルシフトです。
暫定シフトとして使うのは、例えば下り坂や高速道路で、
エンジンブレーキのためにダウンシフトさせるときに便利なのですが、
ＡＴとはいえツインクラッチだからか、アクセルやブレーキに連動する
シフトチェンジがそもそも速い。
パドルをはじくのが速いかブレーキを踏んでの自動的なダウンシフトが速いか、
けっこう微妙な感じです。
それに出力があまり高くないからでしょう、２段シフトダウンしても
目に見えて爆走するほどにはならない点も、なんだか甲斐がないなあ、と
思わせられるところでしょうか。

まあ、あるとないとでいえば、「あったらいいや」なパーツといえますが、
こりゃあなくても良かったかなあ・・・。
部品とセットアップで１０万円程度はするし、取り付け時間もかかるので、
あえて付けるとすればコスパはイマイチかも。
今回は屋根の塗装にあわせて加工してもらえたので、
待ち時間はコミコミでしたし、コストも合算ですけどね。
クーパーかＳなら、パワーもあるし価値ありな装備かも。

まあ、時々使ってやればいいことですけどね。
さて、次は何しようかなあ。

じゅりあさんのバッテリー保全のキーフォブ隔離対策ですが、
それによってバッテリーの消耗が抑えられるとは思えない、というのが
ディーラーメカニックの話です。

しかし、そうはいってもねえ・・・
実際、ウチのじゅりあさん、対策後は残量減りにくいんだよなあ。
逆に、これ以外の手は何もしていないので、他になんかやったともいえず。
相変わらずよくわからんですね。

ただ、共通の意見としては、
できるだけ運転する。
充電できる環境であればこまめに充電。
というものです。

実際のところ、結果的に充電環境がある我が家では、稼働率が低い。
でも、手放さないぞ。

大人３～４名で出かけるぐらいであれば十分です。日本ではこれぐらいのサイズがちょうどいいと思います。

先週末にＭＩＮＩのルーフ塗装が完了しました。
クルマの塗装は新車時のものが絶対である、
という古い考えの持ち主である自分としては、
純正デカールの再現を「塗り」でおこなうという、
ある意味暴挙ともいうべき手法ですが、いやあやってもらってよかったわ。

ちゅるんちゅるんのピカピカ。
黒はさておき、もう少しグレーが濃くてもよかったのですが、
見事に再現されています。
しかし、デカールをはがした部分は塗装表面がえらいことになっていたらしく、
サービスでやってあげると言われていたボンネットストライプは、
はがすとどうなっているかわからないことから、
大して劣化していないので、あえてはがさずに表面に１枚重ねてくれています。

それから、たまたま預けたファクトリーが滋賀の守山ということで、
近隣の彦根のライコウさんに見積依頼していたクルコンとパドルシフトも同時施工。


これにて、本革巻きステアリング、ドライビングモード、パドルシフト、
クルーズコントロールという後付け純正パーツが
ひととおり装着完了となりました。

しかし、ＭＩＮＩのヴィクトリアで、こんな装備付いてるのって
国内にはウチのコぐらいじゃないでしょうか。

さて、クルーズコントロールはまあ便利な装備ですが、
パドルはワンにはいらんかもですね。
というのも、理由は以下のとおり。
１．まずそもそものエンジンパワーがそう大きくない
２．エンブレを利かそうと思ってダウンシフトしてもあまり変化がない
３．というか、アクセル踏み込んだ方が早い（笑）

元々少なめの出力の有効利用、エンブレの効率的使用を考慮しての
パドル装着でしたが、ＡＴが賢いからか、案外変化がない。
従来ＡＴのように負荷がかからなければできるだけ上のギアへシフトしていく
特性ではなさそうですし、ツインクラッチは変速ショックがほとんどないうえに、
ＭＩＮＩはＤレンジ走行では何段に入っているのかよくわからん。
下り坂でもそれなりの適性ギアで下って行っているのはわかっていたのですが、
この装置についてはクーパー以上の方がより楽しめるでしょうね。

正直なところ、ジュリアのように２段落として「おりゃーっいくぞおっ」って
感じを少し期待していたのですが、かなりカワイイ加速にしかなりません。
既に今一番効率のいいところで走ってんねん、そんなに変わらんで当然やん、
こんな感じでしょうか・・・
まあ、キャラ的には合っていますかね・・・

まあ、それなりの出費にはなりましたが、さらに長く乗るつもりになったので
元は取れるでしょう、多分。
総額、５１万円と少々。ファクトリーまでのガソリン代、高速道路代、昼食費別。

クアドリフォリオやＧＴＡ系が脚光を浴びるクルマですが、価格を含めたバランスという点においてはヴェローチェやスーパーも負けてはいません。まあ、クアドリは・・・カッコいいけどね。
比べて少し穏やかめなヴェローチェですがなかなかの美人だと思いますよ。