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九郎田一馬のブログ一覧

2016年05月05日 イイね!

ベスモ同窓会番外編 いろんなクルマの同乗体験レポ

ベスモ同窓会番外編 いろんなクルマの同乗体験レポ怒涛のベスモ同窓会が終わって、はや2週間。
あっという間にGWも終了^^;
今年も無事に1000㎞超ロングランを終了し
愛車レガシィは6万kmを突破しました。






最近、完全に同窓会ある度更新状態^^;
なので、もう少し頻度を上げていかなければ…
個人的に、就職以来仕事以外の事に頭が回らない状態で精神的に参ってしまっているのが正直なところでして^^;、ON/OFFの為にも上手くみんカラで切り替えていこうと決心しつつ、ようやくGW最終日にこうしてPCに向かっています。

ともあれ、試乗インプレッションともなると、つい何時間も、数万字レベルに熱中してしまうのが悪い癖。実はネタもそこそこ溜まってはいるので、今後はより短く、的確に、サラっと書ける事を心がけてちょくちょく更新に繋げていきたいと思います。


というわけで先日のベスモ同窓会で乗る機会に恵まれたクルマたちを、振り返り!


・991型ポルシェターボ



Sでない”フツー”のポルシェターボ。でもいまやカレラもターボだから、そのあたりの立ち位置?が気になるところ。地味な外装色に派手な真っ赤の内装という個人的好みの組み合わせ。左ハンドル。距離は試乗時8000㎞台。タイヤは新車装着のピレリP-ZERO。

OPコミコミ2500万円超!今まで試乗経験のあるマセラッティグランツーリズモやBMW760iを超えて、自己最高額車更新。ほんのちょっと動かすだけでも、バックスキン調のステアリングに汗が…^^;

フロントよりもリアの方が幅広いフェンダー、細い道ではあぁ怖い怖い。街乗りではPDKの操作のスムーズさもあって、550psと言葉で想像するより全然フレンドリー。35GT-Rなんかよりもいろんな意味で”フツー感”あり。ただ踏み込むと恐ろしい加速力…というよりも圧倒的なトラクション。シャシーとブレーキは800ps相当…か。頭のネジ吹っ飛ぶ前に自制心必要。

たぶん実力の5%も引き出せてないのでなんとも言えませんが、全ての性能を究極に引き出すという意味ではGT3よりもターボの方がエンジニアリング的には興味あり。ただ日本では”フツーの911”でも普通でない速さ。最後のNAとなった991カレラSには素直に感動したものの、このターボは今の私にはお腹いっぱいでまだまだ魅力を味わうには時間がかかりそうです。…最初で最後の出会いかもしれませんが…(!)


・マカンターボ


前回の個体より年式が新しくなって、けどなぜかまだクラリオンのナビがつき、21インチのターボルックホイールから”控えめな”20インチホイール装着(ミシュラン)になり、でもPDDB付な1台。

いわゆる”初期モノ”的組立精度な粗さも全て払拭されており、全体の質感は◎。ブルーのボディカラーも鮮やか。ただ卸したて走行距離1000kmちょいでのPCCBはブレーキフィールに癖あり。たぶんクルマと人間の”ナラシ”に、あと3000㎞ほど必要…かな。

見ただけで乗る前の印象と、乗った後の印象がこれほど激変するクルマも珍しいというインパクトの大きさに変わりなし。ポルシェやSUVなどの概念を1度全部取り除き、4人+荷物を載せ快適に移動する高速クルーザーという名目でみても、非常にハイレベルな1台。それこそ半端なセダンなんかより遥かにラクちんで速くて、絶対的なアクティブセーフティ性能も相当なレベル。

ターボは1000万円コースに首突っ込みますが、3.0LV6ターボのマカンSなら700万円台…となると、エアサスも20インチもPCCBもいらないから欲しい。5年後に中古価格400万円切ったら、5年後にそこそこの財力を蓄え成功していたら、本気でちょっと考えるかもしれません。もっとも、前者より後者の可能性の方がはるかに低い事は承知でございます。あぁ夢みる、中古981ボクスター(2.7L+6MT)と中古マカンSの、ポルシェ2台ユーズドカーコンビ。

・NDロードスターNR-A


実は登場直後に乗り、ロングランも済ませ、NA・NBとの比較試乗までしておいて何も書けていないNDロドスタ。今回は貴重な本気ロールバー付ワンメイク参戦感バリバリなNR-Aをちょこっと駐車場内試乗。サンクスShuhei@ABUDEKA君。

ただ問題は、私のデブ体型で乗り降りつらいしフルバケぎゅうぎゅうという情けなさ。グラム作戦で涙ぐましい軽量化を重ねた広島のマツダの皆様に向ける言葉がありません。そんな努力も日々の不摂生であぁ帳消し。猛省。

それでも、ほんの僅かの距離ながら、RS以外のグレードを全て乗った上での感想として、これがベストND!の気配。ロールバー付でタイヤがノーマルというイレギュラー組み合わせながら、正統派FRライトウェイトとしてやはり軽い+必要最低限の装備+でもLSDは付いてる、なNR-Aは素晴らしい。何も違和感なく一発で慣れるシフトとクラッチのコントロール性も凄すぎて印象に残らないくらい良い。もうちょいじっくり試したい1台。

・BMW3シリーズ アクティブハイブリッド




こちらはCMOさんの愛車。
ありがとうございます。
330eの登場でカタログ落ちしてしまった、直6ターボハイブリッド。
ただでさえスムーズなストレート6に、ZFの8HPにモーター。スムーズの3倍掛け、それだけに制御は相当に難しい…と思いきや、あらら何の違和感もなし。ただひたすらにシームレスで恐ろしいくらいナチュラルで滑るようにめちゃくちゃ速い。驚きました。最近はディーゼル万歳!な風潮ですが、乗るとやっぱりスポーツセダンならこっちでしょ!と思う自分がいたり。

ブレーキのフィーリング、モータからエンジンへの切り替え制御、想像よりはるかに重量級なボディ、それらへのネガティブなイメージは全くなし。踏めばキチンとBMW。もちろん狭い峠などのテクニカルな場面では色々また違った面も出てくるかもしれませんが、想像していたよりも遥かに全てのバランスが整っていた事が1番の驚きでした。なんでカタログ落ちしてしまったか不思議。

個人的には3シリーズ一家は常に気になる1台。320iのMTしかり、320dしかり、340iしかり、アルピナD3しかり、4シリーズグランクーペ(本音はこれが1番欲しいw)しかり…
今回、3シリーズアクティブハイブリッド、気になる1台にランクイン。6気筒にこだわりたい身体もエンジンも非ダウンサイジング派は私としては、日々カーセンサー巡りのリストに堂々追加されております(笑


・フェラーリF355GTS(助手席体験)



実は、今回、人生初フェラーリ。
貴重な機会を下さったのはロッソFさん。GTSなので屋根開きでございます。

今でも根強い人気を誇るF355…それは世界レベルで見る中古車相場でも明らか。加えて、いまだにこの355のV8こそ至極の名サウンド…という評判もご存じの通り。

緊張の面持ちでドアを開け(ドリキンみたいに迷わなかったもんね!笑 ベスモ96年より、わかる人にはわかるネタ)、ゆっくりと動き出します。スタイリングにはいまでも全く古さを感じませんが、冷静に考えてみれば94年デビューなので基本設計を振り返れば四半世紀選手。それでも凄かったのが、横に乗る限りそんな古さを全く感じなかった事。もちろん最新の488なんかと比べれば当然違う事は違うのでしょうが、1台のスポーツカーとしてF355を見たときに、相対進化ではなく絶対価値の輝きの方が遥かに強く感じられたのです。

そこからロッソFさんが踏み込み、4000回転から炸裂する素晴らしいエキゾースト…いやぁいまだに鼓膜にへばり付いて離れません。これを味わうと他のどんないいクルマに乗ってもこれに戻ってきちゃうんだよね…というロッソFさんの言葉、わかります。イイワルイを飛び越えた、”これでなければいけない”という男心をくすぐる何か…ある意味でエンジニアリングを超越した魂とでもいいましょうか。ポルシェとはまた違った角度で思いっきり殴られました。クルマ好きとしてあの日の体験は、忘れられない1ページなる事確実です。


あぁ、気が付けばまた長文に…^^;
まとめますと、自分はつくづくいろんなクルマに乗って、ああだこうだお喋りするのが本当に何よりも好きなんだなぁと。今年後半は少しでもそんな機会をたくさんもっと作れたら…と思います。

改めまして、貴重な機会を与えてくれたオーナーの皆様に感謝です。
Posted at 2016/05/05 21:52:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | コラム | 日記
2016年04月24日 イイね!

第5回ベストモータリング同窓会、無事に終了!

第5回ベストモータリング同窓会、無事に終了!”一粒の麦、もし死なずば”

ポルシェ偏愛グラフィティにも登場する、
正岡局長が引用したヨハネ福音書12章からの一説。
まさにこの言葉を実感できた、濃密で夢のような2日間だったのではないでしょうか。


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というわけで今回で第5回目!となりました
ベストモータリング同窓会のレポートです。
と、言いながら!
今回はスタッフの一員として末席を汚させて頂いた為、ちゃんと見てない、撮れてないという状況で^^; 以下ダイジェスト版でお届けをします。


初日!

金曜夜は、代官山蔦屋書店にてポルシェ偏愛グラフィティ出版記念、ガンさんこと黒沢さん×大井さんのスペシャルトークショー。


※画像は代官山蔦屋書店facebookより一部お借りしています。

今回は特別に、敷地内にブルーが眩しいマカンターボと


991ターボをドドンと展示!


実は搬入は私が行ったのですが、蔦屋さんのスタッフ総出で誘導頂くも、ド緊張^^;マカンは多少慣れているとはいえ1000万オーバー、左ハンドルで2000万オーバーの991ターボは車両感覚麻痺^^; あー、無事でよかった。



トークショーの方は、車両監視等々でドタバタしており、なかなかじっくりとは聞けませんでしたが、あんな話こんな話、ピーでしか表現できない話、皆様、ここだけのレアなお話は拡散禁止です(笑)

仕事終わりで皆様お忙しい中、会場は満員御礼!



田部さん仁礼さん本田さんなど、懐かしいスタッフの皆様も。

トークショーとサイン会終了後、隣のアロハレストランでお食事!
あっちこっち色々走り回っておりました為、画像なし(汗) もちろんキャスター陣の皆さんとのお話ももちろんですが、同じベストモータリングファンの読者の皆様との車談義、これがたまらなく楽しいんですよね!

終了後も色々話が続き、NDロドスタNR-Aに乗せてもらったり(痩せねば^^;)ついつい長居…日付変更線を大きく超えて、帰宅後泥のように就寝。。。


2日目。
心配されていた天気も何とか持ちこたえ、むしろ河口湖周辺は暑いくらい、初夏を感じる良い天気!



当初は走り屋の聖地ターンパイクでの開催予定でしたが、直前に変更が入り、富士カームへ。
突貫でのドタバタでしたが、富士山も綺麗に見えたりして駐車場も広々、ほうとうもボリューム満点、しだれ桜もちょうど見頃。音響設備も○!で、次回開催もここですかね(笑)



スタッフとして早めに到着しておりましたが、続々と到着するみなさんの参加車がまぁバラエティに富んでいる事!単一車種やジャンル別オフ会ではなかなか見られない光景。これもベストモータリングというメディアならでは、ですね。



2日目は引き続き大井さん、そしてベスモ同窓会には初となるコボちゃんこと、桂選手とのお二人でのトークショーです。



ピックアップした号は94年のチャンピオンズバトルとパーソナルチョイスの94年1月号のバトル。
これ、大井さんと桂さんが来て頂けるなら是非!
と個人的に推させて頂いたんです^^普段温厚でスマートなコボちゃんのイメージを覆すバトル(笑)そこの部分は大いにドッと会場に笑顔が沸いて、ひと安心^^



もちろん、いろんな当時のエピソードトークは、参加されたみなさんだけの特権。往年のベスモファンには、お宝モノの内容でした。

毎年恒例の豪華景品抽選会に続いて、参加された皆様全員に最新ポルシェタクシー!(997後期GT3も追加!)



991ターボの金庫のようなボディ剛性と圧倒的なトラクション・加速性能、マカンターボの見た目からは想像できない滑らかな乗り心地と素晴らしいフットワーク、しかもドライバーは大井ちゃんコボちゃんというこれ以上にないスペシャル体験!
同乗後の童心に返った皆さんの笑顔、本当に素敵でした。



…で、私はスタッフへのご褒美(?)として、参加されていたロッソFさんのフェラーリF355 GTSに乗らせて頂ける事に^^ポルシェ童貞を捨てたのは22歳、マセラティグランツーリスモでフェラーリ製エンジンの体験はあったのですが純粋なフェラーリ体験は、今回が初めて!



富士の麓で聞く素晴らしいエキゾーストノート、いやぁ最高、快感!これは麻薬です。。。
1度味わうと逃れなれなくなる理由、わかります。ポルシェdayのはずが…(笑 
また振り返りはいずれ詳しく。改めてロッソFさん、ありがとうございました。



ポルシェにも作れなかった、水平対向6気筒セダンの愛車もまだまだ捨てたもんじゃありませんが!(笑)




以上、駆け足となりましたが2日間のレポートです。
集合写真や綺麗な写真等々は、他の方のレポートにて^^;

2日間にわたり、今回は参加者という立場でなくスタッフという形でお手伝いをさせて頂きました。

実は最近仕事でも色々と問題勃発で、直前には九州の地震もありぎりぎりまで参加できるかさえ微妙なレベルでした。
でもなんとか最後までお手伝いさせて頂き、久々に車にどっぷり浸かった2日間…本当に幸せでした。
また、明日からのサラリーマン生活の英気を養う事ができました。(延長戦のカラオケ大会に参加できず帰宅、今日は爆睡でしたが^^;)

ガンさん大井さん桂さん、そして参加してくださった皆様に、心からの感謝を。そして正岡局長と他スタッフの皆様、お疲れ様でした。


次回第6回ベストモータリング同窓会(時期未定!笑)でお会いいたしましょう。
その次回開催の為にも、皆様積極的なイイね!での拡散とブログでの宣伝をよろしくお願いします(笑)





あぁ、クルマが好きな人生って、幸せだ!




Posted at 2016/04/24 22:18:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | コラム | 日記
2016年02月21日 イイね!

ベスモism継続なり!「PORSCHE PRIDE&PROGRESS 偏愛グラフティ」発売。

ベスモism継続なり!「PORSCHE PRIDE&PROGRESS 偏愛グラフティ」発売。去る2月18日に
「PORSCHE PRIDE&PROGRESS 偏愛グラフティ」が有峰書店新社より発売となりました。

ただ現状アマゾンで在庫切れ状態!(汗)
最初たっぷり在庫表示されていたのに、あれよあれよと…ですが予約はできる状態ですので、是非ぜひ。



実は昨年「ベストモータリング同窓会」のメンバーのひとりとして本書作成のほんの僅かではありますが、お手伝いをさせて頂いておりました。

もちろんお手伝いと言いましても
執筆陣のガンさんや中谷さんを始め、
本書の素晴らしく美しいかっこいい写真をメインで撮影したCMOさん
実際のボクスターオーナーの観点からポルシェを斬る2315さん
そして何よりも、正式なポルシェ公式エンブレムの使用許可からポルシェジャパンさんの協力、本を作成するとは何たるかをご教授頂き
正岡局長のお力無くしてはできなかった…
そんなそうそうたる皆様の中で、僭越ながら微々たる私も、本書内で最後のNAとなる?991型カレラSとパナメーラS-Eハイブリッドの2台のインプレッションを掲載させていただき、末席を汚しております。



人生で初めてポルシェを味わったのが5年前、22歳
そこから4年でこれほどたくさんの経験を積ませて頂けただけでなく、自分の文章をこんな素敵な本として一部に載せて頂ける…
これほど嬉しい事はありません。昔からの夢が形として叶った気分です。
改めてこの場で感謝であります。


※写真の腕はありませんので、ドライバーとしていくつかの超カッコいい写真カット内に登場しています(笑


本書は最近破竹の勢いで突き進むポルシェを斬る!だけでなく
かつての”ベスモの血”で繋がっていた年代も境遇も全く違う皆さんが、こうして21世紀にネットを通じて交流を持ち、出会い話し笑ってこういった本という形で未だ脈々と続く”ベスモism”が証明する1冊…。
そこに少しだけでも携われた。その喜びは何とも言葉で表現できないほどの歓びです。




ひとまず見かけたら常に買おうかなと思います(笑)

いや、ほんと、かっこいいんです。この本。
本をかっこいいだなんてあまり思う事がなかったので新鮮です。

ポルシェファンだけでなく、ベストモータリングファンにご覧いただきたいです。
是非、機会ありましたらお手元に1冊。





Posted at 2016/02/21 19:02:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2016年01月24日 イイね!

2016年…遅すぎるご挨拶^^;

すっかり筆不精でご無沙汰しております^^;
気が付けば2016年になって早3週間。FBやTwitterや何してる?などで短文投稿が癖になってしまい、1日中パソコンの前で仕事をしているとOFFの日はPCに向かう気も起きず…な今日この頃です。

さて昨年を振り返ると、
2015年はやはり自分にとって結婚した事が大きな変化点でした。

GWに入籍、引っ越しして新生活のスタート。そこから11月22日というベタな日に結婚式、あっという間に年末…まさに怒涛の日々で、最近ようやく少し落ち着きを取り戻し始めているところです。

前撮りの写真撮影は、同じく車好きで理解のある奥さんの協力もあって、チャペルの前に愛車をベタ付けにして…昔からいつか必ずやりたかった夢が叶いました^^



結婚式は本当にこじんまりと身の丈にあった範囲で…それでもお祝いの言葉を頂き、改めて両親や周りのいろんな方に支えられて今ここまで生きてこれたんだなという感謝に気付かされたり…それぞれの親兄弟同士で家族が増える実感を新たにしました。従兄のブランヒッコリー君も忙しい中参列してくれて、ありがとうございました♪俺より車好きを謳歌する勢いでうらやましいw

ただやはり独身時代とは違い家庭を持つ身。まだ絶大な理解ある奥さんのおかげで十分楽しませてもらっているほうですが、やはり独身時代とはお金や時間の使い方は大幅に変わりました。怒涛の日々だった事もあり、車好きとしての1年と考えると、免許取得以来乗った車種は1番少なかったのでは…

そんな中でも、正岡局長のお手伝いで色々な身分不相応な経験をたくさん積ませてもらったり、

昨年のCOTY受賞車でもあるロードスターのデビューの際は、速攻テストに繰り出して友人協力の元箱根でNA・NB・NDを比較試乗してみたり


きっちり、東京モーターショーやオートサロンは行ってますし、まぁこれはこれで十分満喫できているかな…(笑


今年は自分のクルマばかりではなく、国内外様々な最新車種に触れ合う機会を増やす、試乗レポートのリハビリをする(笑)、もっとみんカラをキチンと更新する(笑)、
加えてもう1つのクルマ好きとしてのビックイベントを叶える…色々な事を模索しつつ、日々の激務に耐え抜く1年になりそうです^^;
レガシィは素晴らしい1台なので、あぁ、これの相棒としてセカンドカーが欲しい…(笑

遅ればせながら、皆様にとっても今年がより充実した1年でありますように。
Posted at 2016/01/24 21:55:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月16日 イイね!

【試乗体験記】ポルシェ マカンターボ 

【試乗体験記】ポルシェ マカンターボ 
久しぶりの試乗レポートです。

新居への引っ越しもひと段落、ようやくこうしてみんカラをボチボチ更新できそうな環境が整ってきました。ボチボチとですが、1か月に1台は何か車をピックアップしてこうして試乗レポートをアップできればと考えています。相変わらずのダラダラ長文レポートですが、昨今読みやすさとページビューを稼ぐためにコラムの短文化と簡略化が進む中、こういう文字ばっかりなものもあってもいいかな…というわけで、引き続きお付き合いください。

久々復活第1弾のレポートは、これまたスペシャルなポルシェのマカンに触れる機会がありましたので、こちらを取り上げます。。最近都内でも続々と目撃するようになってきました。売れてますね。

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 今イケイケどんどん状態なポルシェを見ると、かつて90年代初頭に深刻な経営危機が囁かれていたなんて、信じられないかもしれない。928、944、968…等々新たなFRスポーツカーの提案をするも、絶対的な存在ともいえるRRの911のブランドイメージを超える事ができずにセールスは苦戦。世界中の自動車の指標の1つとも言える地位にありながら、その輝かしさあまりにポルシェ自身がその存在に苦しむという、今振り返れば皮肉的なお家事情が当時のポルシェのラインアップから透けて見える。(重ねて言えば、ちょうどその頃にメインであった964型911のユーズドカー市場相場が昨今急激に高騰の気配を見せているのも、不思議な巡り合わせか…。)



 しかしその事情は、95年に登場するポルシェボクスターの登場から一変する。ニッポンの誇るべき名車初代NAロードスターの存在が与えた衝撃が大きな1つのきっかけである事に疑いようはありませんが、“911より確実に手頃な”でも“ホンモノのポルシェ(914ではない!)”であるオープンMR2シータースポーツの登場は、間違いなく世界中のクルマ好きの心をくすぐった。それは今思えば水冷化911…つまりは996へのドラスティックな変身劇の序章に過ぎなかったわけではありますが、996初期当初に訊かれたポルシェ大衆化批判の声も今やどこへやら。ポルシェは世界有数のブランドイメージと抜群の収益構造をもつ自動車製造業へと変貌を遂げたのです。



 おっと忘れてはいけない、ボクスターが20世紀末のポルシェを窮地から救い出した後、その後21世紀にさらなる躍進の原動力になったクルマ…それがカイエン。全く新しい形のスポーツカーと銘打って登場させたこのポルシェ初となる5ドアSUV。ポルシェ911のオーナーは当然複数台所有が当たり前、では“その中で使用頻度の高い、本当に必要とされているクルマは何か?”という点に着眼したマーケティング力と(カイエンが出た当初、ポルシェの方が今までうちのクルマを本当に必要不可欠としているお客様なんていなかった、でも今回はマイファーストカーとして自信をもってご提供できるクルマを用意できた…なんて事を言っていたのが非常に印象的だった記憶が朧げにあります)、VWとの思惑が合致しコンポーネントの共用化が最大限図られつつも、紛れもなくポルシェ!を感じさせるその走りを実現させたエンジニアリング力。



 そしてその結果、目論み通り世界中で瞬く間に大ヒット。2015年となった今、ジャガーにマセラッティにランボルギーニまで追随の構え。あのポルシェが日和ったな…なんて声が一部エンスージニアトから聞こえつつも、カイエンで儲けた分で911やボクスターたち“王道のスポーツカー”を着実に、また飛躍的に進化させる事で、マニアック主義スポーツカー大好きユーザーら外野の声は有無を言わさず商品力をもってして封じ込める。なんという素晴らしい好循環でしょう。でもポルシェといえども、カイエンのエンジンはV6、V8。そこは本家さえできなかったボクサーエンジン搭載のSUVを、これまた最近超優良経営・収益体質で報道されるスバルがその儲けをドドンとつぎ込んで、アウトバックの3.6L6気筒にターボなんかつけちゃったりして、はたまたトライベッカを今こそ復活させて、ボクサーターボのAWDスポーツSUVとして大和魂全開で真っ向ポルシェと勝負だ!…っていうのは冗談で、すみません話が逸れました。



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 そんなポルシェの次なる一手…それが今回紹介するマカン。北米メインに捉えたカイエンよりひと回り小柄で引き締まったサイズ、スタイリングはさらに優雅に。出る前からすでにヒット作確実の匂いをプンプン漂わせているのが、この弟分のマカン。今回、そのマカンの現時点最上級グレードであるマカンターボに幸運にも接する機会があったのでレポートとしてお届けしたい。ん?現時点?そりゃぁもうどんどん後から出るでしょう、マカンターボ“S”とかマカンターボ“GTS”とかマカンターボ“GTSハイブリッド”とかマカンターボ“GTSハイブリッドアニバーサリーエディション”とか…(以下省略

冗談はさておき、結論から先に述べてしまうと、“これは全く新しい形をしたポルシェのスポーツカーです”なんていう宣伝文句を、今回はこれはまんざら嘘でも誇張でもないかもしれんぞ…と真に受けてしまう、そんな実力の片鱗を味わう事になるのでした。そう、マカンの真の価値を知る為には、直近20年のポルシェの歴史を紐解き考察を加えた上で接する方がより早く、より深くその魅力に迫りやすい。というわけで、毎度肝心のレポートに入るまでの前置きが長いのは、今回ご了承願えれば幸いです。

 さて、そのマカンを簡単におさらい。ベースはアウディのQ5。素となる「マカン」は4気筒ターボエンジンも共通となりますが、V6ターボエンジンは基本的にポルシェのもの。また4WDシステムはグレードに限らずアウディのクワトロシステムとは別物となっています。グレードは「マカン」「マカンS」「マカンターボ」。今回登場するマカンターボですが、ターボの名はつくものの実は現時点全てマカンはターボエンジン。2L4気筒のマカン、3LV6のマカンSは340ps、3.6LV6ターボは400ps。全車7速PDKでマカンターボとマカンSの価格差はおおよそ国産コンパクトカー1台分!?…ですがここにもマジックがあり、マカンSに欲しいと思わせるオプションは実はターボで標準装備だったりして、積み上げていくと…これならいっそターボにしとこうか…と思わせてしまうポルシェのグレード設定の巧みさ。

 因みにこのマカンターボにも漏れなくたくさんのオプションがついており、このなんてことなさそうなシルバーメタは16万、エアサスとPTV+はそれぞれ27万、ベージュのレザーインテリアも27万、超カッコいいヒータ付カーボンステアリングは10万円、迫力の21インチアルミは52万…っと、あっという間に三ケタ万円の世界。ホイールのセンターキャップのポルシェマークを白黒からカラーにするだけで3万円、なんだか金銭感覚が早くも麻痺状態です…。



 さて、まずは周辺をジロジロ歩きながら細部をチェック。フロントマスクは獰猛…でありながら、どこかハムスター?モルモット?を思わせるちょっとかわいい動物的フェイスでもあります。全長でこそ4.7m以下でレヴォーグとほとんと同じくらいですが、全幅は1900㎜を楽々オーバー。カイエンより小さいとはいえ、都内の狭い道でスイスイというわけにはいきません。それでも写真や単体で見るとキュッとしまってコンパクトに見えるのは、その抑えられた全高と寝かされたピラー類、ふくよかなフェンダーラインのおかげでしょうか。特にこの超巨大(!)で、かつ前後異形(!!)なF 265/40R21 R 295/35/R21 のタイヤ・ホイールを履くこの個体はさらにその印象が強くなります。逆に19インチ程度では足元が物足りなくなる?しかしまぁ怖くて路肩に寄せられない、コンビニへの段差を乗り越えたくない、そもそも1本交換賃いくら?と庶民はいらぬ心配ばかりしています。ボクジューハチインチクライデジュウブンデス。



 というわけでスタイリングに多くボディサイズを割いているわけで、居住性は実はその見た目ほど広くない。後席は日常には必要十分程度、ラゲッジスペースも仕立て抜群、エアサスでリアの車高調整できるスイッチまで装着されていますが、寝かされたDピラーの影響で嵩張る大きな荷物は要注意。リアデザインはナンバーをバンパーに下してどことなくポルシェ991…というよりはむしろメルセデスAMG GT…っぽい印象。しかしどこでバックドア開けるんだ?と思ったら、あらま綺麗にリアワイパーの根本にスイッチがビルトイン。素晴らしい。



 ドアをあけてシートへ。この個体はあえてコンフォート気味のシートになっていたようで、実際はもっとサポート性のある締まったシートがデフォルトのよう。ターボにはそちらのほうが相応しい…?



メーターはポルシェっぽさ全開のセンタータコメータ、左側にスピード、右側にはインフォメーションモニタ。ここでは燃費や前後駆動配分、タイヤの空気圧までリアルタイムでモニタリングが可能。スポーツクロノ装着車なのでストップウォッチも装着されますが、いったいいつ使うのか…?なんて考えてしまうのは野暮というもので。こういった雰囲気作りが重要です。



 シフトノブまわりにはズラッと並ぶ多数のスイッチ類。他メーカがコマンドコントローラーを装着してできるだけスイッチ類を集約させようとする事をポルシェは全く考えていない?のか、キチンと1つ1つのスイッチに機能をもたせるのが流儀。見た目はどこか戦闘機のようで確かにカッコよく、シンプルにしようとしてより難雑なインターフェイスに陥ったりするよりはまだいいですが、走行関係のスイッチもここにズラっと並べてあり、スポーツモードへの切り替えやサスペンションの減衰設定など、まずブラインドタッチで走行中変更するのは至難の業、危険。いざ咄嗟にファイティングポーズを取りたいのに、いったん車を停めて直視しながら…なんて滑稽な事ではあんまりです。ここはそろそろ安全性も考えた上で、何か新しいもっとユーザー目線になったインターフェイスの一考が必要でしょう。因みに、オプションをほとんどつけない素のマカンなどは、このシフトまわり周辺のスイッチがほとんどダミーになっており、大変寂しい想いをすることになります。

 インターフェイスといえば、この918を彷彿とさせるかっこいいステアリングにいわゆるコンベンショナルなパドルシフトが装着されるのは○。ポルシェのデフォルトのステアスイッチの使い勝手の悪さは、1度体験した人なら分かるはず。ぜひ今後もこちらへの統一を進めて頂きたいところです。シートポジションはポルシェの例に漏れず自由度が高いのは◎。低めのポジションでスポーツカーっぽい姿勢を取る事も可能ですが、マカンはカイエンと同じくアクセルペダルがオルガンではなく吊り下げ式の為、ややアップライトなポジションを取った方がしっくりきました。



 国内仕様で非常に残念なのがナビの搭載位置。他のポルシェに漏れずクラリオン製が装着されていますが、とにかく取ってつけた感を露骨に感じさせるその低すぎる装着位置。その上に小物入れを用意するという、?なレイアウト。因みに本国仕様のエンターテイメントシステムは、当然ながら納得できる位置に綺麗にビルトインされています。口うるさい国内ユーザーに合わせた国内製ナビをすべてにつけるインポーターの努力は買いたいところですが、実際に“本来相応しい位置”に納車後即座に入れ替えをしているオーナーさんが多いのを見ると、ぜひ再考をお願いしたいところです。



 エンジンを始動すると、最初はフォォン!と乾いたなかなか獰猛なサウンドを響かせてくれます。が、アイドリングが落ち着けばとっても静か。実はこの印象はインプレッション終了まで変わる事なく、例えば全開加速やここ一発!という時には、もっと獰猛なサウンドを響かせてもいいのでは?という思いもなくはない…あくまでジェントルに、さりげなく速い。もちろん誤解のないように言えば、その加速感は2tの車重を感じさせない強烈さで、ローンチコントロールを使わずともトラクションは抜群、7速PDKは2速レッド6800rpmで90㎞/h強というギア比のクロスな割り振りは完全にスポーツカーのそれ。



 また、シフトアップダウンの乾いた俊敏さと、傾斜のある極低速時というDCTがもっとも苦手とする状況でもしっとりと滑らかにアクセルワークに対しコントロールできるPDKの性能両立レベルの高さはまさに舌を巻くレベル。この部分ははっきりとQ5のSトロニックより一枚上手。また、米国での牽引能力性能も求められるが故に8速トルコンATのティプトロを採用するカイエンでは味わう事のできない、さらに濃厚な最新ポルシェの味わいをマカンは色濃く体感する事ができます。もちろん、巡航状態になればN状態となってコースティングを行い、停まれば律儀にすぐさまアイドリングストップ。ヒルホールド機能がついている事もあり、エンジンONの指標コマンドが「ブレーキを離す」事ではなく「アクセルを踏む」事によって反応するため、国産のアイドルストップ車の優秀な制御から比べるとややもたつきを感じる事もありますが、これは慣れで解決できる範囲かと思います。



…しかしながら、今回マカンターボに乗って1番驚いた事は、その2t+400psを全くもて余す事なく、いわば完全に掌握してキチンと引き出せる能力を備えているそのシャシー性能の素晴らしさ。OPである21インチタイヤによる効能も当然あるでしょうか、キンと空気を張りつめたようなボディの剛性感と、恐ろしいほどに堅牢さを感じるサスペンションまわりのカッチリとしたインフォメーション…そしてエアサスとも相まって、全く不快感のないフラットな乗り心地。車高の調整や脚の硬さをコンフォート、ノーマル、スポーツ、スポーツ+…と、走行モード選択だけでなく脚のみ色々と調整して試してみましたが、唯一車高上げ+コンフォートシャシーで踏んだ場合にややダンピングがフワッとした印象があったくらいで、はっきり言って合法的な一般路+ワインディングレベルではコンフォートでも十分に安定していてスポーティで、逆に一番ハードなスポーツ+にしても街乗りの乗り心地はこれでも全く不快感はなし。

 ブレーキの耐フェード性や、オプションのPTVプラスを試すような領域で走らなかったので、個人的には車高ローモード+コンフォートシャシーが最終的に1番お気に入り。これなら街乗りでの極上乗り心地+高速域での見事なフラットライド感が存分に味わえます。あとは低速時に少し電動っぽさを感じるステアフィールが、動き出しからさらに濃密なものになれば…なんて注文をつけるのは、ちょっと贅沢すぎるかもしれません。



 ポルシェが今日まで911を始めとするスポーツカーとして世界的な名声を得た理由は、その素晴らしい性能は言うまでもなく、それをデイリーユースでも扱える高い実用性の両立のもと築き上げてきたから…と私は考えています。911にリアシートをまだ残している事、2シーターながら前後にラゲッジスペースがあり望外な積載能力をもつケイマンとボクスター…。それを考えれば、このマカンが達成したこの境地はまさに異端でもなくポルシェが追い求める性能の両立を新しい形で具現化したもの。しかもそれはライバルを寄せ付けない、圧倒的ともいえる次元の違いで。かつて15年ほど前、自動車に異種格闘技やトライアスロンのようなあらゆる季節や状況を伴う多種目競技があれば、世界一なのはスバルのフォレスター…なんて言われていた記憶がありますが、今なら間違いなくこのマカンが世界一。まさにこれこそが現代のスーパーカーであり、ポルシェが新しいスポーツカーの形…という主張を苦笑いどころか満面の笑みで頷けてしまう、いとも簡単に価値観や固定概念を変えられてしまう素敵な体験でした。
Posted at 2015/06/16 23:51:36 | コメント(3) | ポルシェ | 日記

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