旧友

昨日、ふと気が向いて富士山の方にフルオープンで走りに行きました。

最近の自粛ムードでも、屋外のこうした行動はリスクなんざ気にする必要もないのでしょうが、なんか出不精が板に付いてしまい、本当に久しぶりな感じ。
しかも天気は申し分なく、246バイパスから調子良く走らせました。

ふと、この辺に住まう友人宅に寄ろうかと思い、アポも無しで突撃しました。
幸い友人は在宅で、夜までずっと思い出話に花を咲かせてきました・・・

この友人とは大学時代の友人で、当地は学生時代には何の縁もない地域なのですが、偶然ながらたった80人しかいない同級生が近所に6人も住んでいたりします。

ただ・・・

正確には今は5人です。
昨日訪れた友人は在学中ずっとバカやってきた仲間で、徹夜で飲んだり麻雀したり、夜通しドライブしたりと学生時代の苦楽を共にした仲でした。その奥さんは自分と研究室が同じだった同級生で、これまた非常に仲が良かった人で、研究と勉強で随分思い出深い人でしたが、本当に残念ながら4年前に癌で亡くなりました。友人は今もその愛妻を思いつつ、子供たちが旅立った自宅でのんびりと生活しているとのことでした。

今でも亡くなった友人奥のことをよく思い出すのですが、今回、亡くなって初めて線香を上げる事ができました。友人との話はなつかしい話と、同年代同世代おまけに業種も同じ、と人生のシンクロ率が高い者同士が老後のことや子供ことなど、まぁ、色々話せて本当に良かったです。

近いうちに我々の故郷（？）である北陸の小京都に行こうな、と言って地元に残る友人に連絡取ったりしましたが、残念ながらコロナ自粛で不味そうなので、来春まで旅行はお預けですが、30年間の時間が巻き戻ったひと時でした。

しかしやっぱり帰り道は友人奥の事を思い出すと涙が出てきまして、運転に支障をきたすほどでした。歳をとると涙腺が弱くなります・・・・