帆世の車歴12台のうち5台はアメ車。
アメ車、好きなんでしょうね 笑
来月車検のハマーですが、車検を通さず、委託販売してみるとこにしました。今回は本格的な撮影もしてくれるお店です。プロによる撮影をしてみたかったのもありますが😃 これから撮影なんで、委託販売中とは言え、どこにも広告出てないですが (^^;
中古車、それも希少なモデルやカスタムカーとなると、ホントに縁とタイミングの世界✨ 納車までに時間はかかりそうですが、次は某英国車。ちょうど良い個体との出会いがあり。。。 こっちの話はまた今度😉
そこで、興味のあるクルマは見れるだけ見てみよう、という形で何台か見てみましたが、どれも良い✨✨ そして、この手のクルマを扱うだけあって、お店も担当の方も皆しっかりしていて悩ましい。。。
どれも良かったんですが、最後まで後ろ髪引かれたのは、お店や担当の方の印象も含めて、とあるアメ車。そのクルマとは1つ前の型のCadillac CTS-Vのちょこっとカスタム車、CTSとしては2代目ですね。このクルマも数が少なく個体バレするので写真は控えますが、これが予想以上に気に入ってしまって😣
カマロやコルベットにも言えることですが、GMのスポーツモデルはニュルを走らせてからの2代目にあたるこの世代から飛躍的に良くなってます。特にシャシー、トラックション性能なんかは飛躍的に上がっており、かつてのシャシーが負けてる感じのクルマではなくなってきました。そんな2代目CTS-Vですが、ゆっくり走り出すと全然564ps/747Nmのクルマとは思えません。操作系はステアリングもペダル類も全体にタイトで重めですが、扱いやすい。踏み込むとリアが少し沈み込み、フロントを少し持ち上げて猛然と加速します‼️ 0-60 3.9秒だけあって速い、感覚的には現行のCamaro SSよりこちらの方が速い‼️‼️
しかし全然怖さはありません。暴れないですし、シャシー性能がいいんで、きっちりトラクションがかかる感じがします。もちろん、舵角の入れ方、ミューによってはスピンすると思いますが (^^;;
じゃあ、ドイツ車のようかと言われると全く似つかない、一番違うのはキャビンの揺れ方でしょうね。ドイツ車の場合、スーと加速してキャビンを揺らさないクルマがほとんどですが、CTS-Vはグゥオーって加速しますし、路面の凸凹を正直に伝えてきます。足回りそのものではなく、足回りの立て付けが弱い感じがしますね。。。 足固めてたユーコン・デナリ、今のハマーと同じ揺れ方します 笑
クルマの評価という意味では当然マイナスポイントですが、これがイヤかと言われると全然そんなことはない😃 むしろ、アメ車を感じて、妙に安堵を感じたりする部分だったりします。カマロの感じから現行フェーズはもう少しビシッとしてると思いますが。。。 でも、このくらいの方がアメ車らしさが強くて、個人的には好きですね。吸排気手入れてスタビ強化はしたい感じですが😃
なんか一言で言うと、アメ車って魅力がわかりやすい気がします。このCTS-Vは太い音はしてますが、同時期のAMGの方がドロドロうるさかったですし、スーチャーの音も静か。でも、なんか本物感があるんです。作られたわざとらしい感じではない力強さ。。。 グゥワッと加速する感じも、昔のLT1が載っていたフリートウッド・プロアム思い出しましたし😃
世代を追うごとに進化はしており、内装の質感やシャシー、剛性、ボディの立て付けなんかは良くなってますが、全体的な雰囲気は昔からさほど変わってない気がします。ある程度のV8以上を搭載したクルマ限定かもしれませんが、昔と変わらぬ魅力を昔とさほど変わらない形で味わえるのが魅力です。
そして、作る側もよく分かってるんでしょうね。。。
FCAもWranglerに2.0L直4を載せる一方で、HellcatやSRTは残している。
GMも7.0LのLS7こそ姿を消したものの、6.2Lとそのスーチャー仕様は残っている。
Ecoboostで低排気量化に一番積極的なFordもマスタングだけはV8 NAやV8 Superchargedを搭載‼️
昔からクルマのフィーリングを表す言葉として、官能的と言う言葉が使われてきましたが、その意味するところ、というか、濃さはだいぶ変わってきたと感じます。最近、Stelvio Dieselの試乗記に「官能的」と言う言葉が使われてるのを見かけましたが、156以前のカムが輝いていた時代の官能的とは意味するところが違うでしょう。
DieselのStelvioは乗ったことないのでなんとも言えない部分ではありますが、最近の中では面白い部類で、近いクルマから想像するにきっといいクルマでしょう✨
そうなんです、いいクルマなんです。。。いいクルマとは必ずしも官能性の高いクルマではない。むしろ、官能性の高いクルマはいいクルマである確率が低い。。。
昔乗っていた355F1のマフラー改造車なんかもそうですし、ハマーもそれに近いです。どちらもかなり好きなクルマで心奪われる部分はあるものの、いいクルマかと言われると、うーん。。。ってなります。好きな人には最高のクルマでしょうが、クルマに興味ない人から見たら、どちらもいいクルマどころか、逆でしょうね (>.<)
最近試乗した新車の多くはいいクルマでした。
でもね、頭奪われても、心奪われない。。。
その点、アメ車は往年のイタリア車やスーパーカーのような官能性とは違うものの、25年前にC4コルベットに心奪われたのと同じように、今もHellcatに心奪われる✨
メルセデスではこうはいかない。。。 今思うと、SZ系ロールスロイスを少し意識していたであろう乗り味のw140は色々なこだわりや主張もある味のあるクルマで自分的には心奪われる系のクルマでしたが、現行のw222には頭しか奪われない。いつの時代もさすがはSクラスと思わせるすごいクルマなのは確かですが、w140に感じた欲しいと言う気持ちが湧いてこない。。。
今、心奪われる系のクルマは一部のアメ車とスーパーカーくらいしか残ってない気がします。車両の利益率を上げることが許されるハイエンドの一部のクルマを除くと、開発費のかさむユニットやハードは共通化してプログラムや周辺部品で作り出せる部分で官能性を作らないといけないので限界があるのはわかりますし、作り手側にもその他いろいろと事情があるでしょう。それに、同じ距離走るのに、より多くの燃料を消費して、より多くを排出する乗り物は過去の産物というのが世の中の意見なのでしょう。
それでも、変わらぬ魅力を残す‼️ そこがいいのです‼️
アホなことすれば容易にケツを振りますが、ちゃんと運転すれば、そんなこと起きないですし、神経質なところもないので、肩の力を抜いて乗れるのがアメ車です。アメ車でも切れ味型のエンジンはありますが、欧州のスーパーカーやTVRのような過敏なものとは違う気がします。なんかあまり神経質な気分にならない。
ここは自分の境遇的にも大きい部分だったりします。神経質からの脱却、細かいこと難しいことを考えないは、意識的にやってきたことですからね。。。 今思うと子供の頃は神経質で、恐怖症にもかかりました。多分、10年以上苦しめられたと思います。当時は、今のように認知されてるわけではないので、自分はもちろん、周りの大人達も気づいてなかったのかもしれません。カウンセリングを受けることもなく来てるので、克服したとは言え、今でもたまに顔を出す時があります。それが恐怖症。。。
アメ車はスポーツモデルであったとしても、なんか流れてる空気が緩いので、そうしたことを忘れさせてくれる。そして、これに近い美点として、ゆったりまったりの高速巡航はアメ車が一番得意だと思います。ヨーロッパ車のように170キロくらいから、どんどんピントがあってフラットになっていく感覚とは違いますが、高速ゆったり巡航は速度維持のし易さも含め、アメ車が一番楽に感じます。そして、60〜70マイルくらいで走っていると燃費も伸びる‼️ ハマーでも7km/L近く、ユーコンは8km/L超え、コルベットは10km/L超えでした。日本の高速はスピード慣れしてないクルマ、というかドライバーが結構多いので、ある意味、ヨーロッパ車よりアメ車のほうがストレスが少ない気がします。
次はアメ車ではないですが、今後もアメ車は絶対買いそうな気がします 笑
Posted at 2019/04/13 22:19:07 | |
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