国内は地方出張の多い帆世。
出張先のスーパーカーなど売ってる店があるとは思えない住宅街。
普段通らない道を通り、信号待ちで止まり、ふと左を見ると、そのスーパーカーはいたのです。こんなところでxxを売ってる店なんてあるんだくらいにしか思わなかったのですが、その夜気になって調べて見ると、なんとマニュアルミッションの超レア個体‼︎
車名は伏せますが、シングルクラッチのセミオートマにあまりいい印象を持ってなかったクルマなので、マニュアルミッションはかなりそそられる✨
気になって問い合わせてみましたが、お値段は相場より強気であるものの、個体の素性は良さそうで、対応いただいた方の印象も良く、買っても大丈夫なお店の雰囲気。スーパーカーとは書きましたが、スーパーカーと言い切るには少し躊躇するクルマかもしれません。スーパーカー大国に親戚はいますが、、、あ、これ書くと車名バレバレですね(^^;;
ホントに買うことになったら、車名は明かします。。。
もう2ヶ月近く前の出来事ですが、まだ売れてません‼️
そして、このクルマは浮き沈みはあっても、まだ意中にいます✨
自分はあまり運やタイミングがいい方ではないので、こーゆー出会いには余計に縁を感じます✨
でも、一応、元スーパーカーオーナーでもあるのです‼️
乗っていたのは、Ferrari 355F1。今でも最も好きなFerrariの一台です✨✨
人生最悪期の自分を救ってくれたクルマでもあります。トラウマや恐怖症と戦い多感な時期に楽しさなどなかったので、Ferrariを手に入れるモチベーションが大きな支えになっていました。F355というクルマは自分の人生的にも名車なのです。今の488も非常にいいクルマですが高度すぎて、もし時期がずれていたら、355にいただいた憧れを同じように抱けていたかわかりません。
トラウマを完全に排除するためにはカウンセリングが必要なんでしょうが、自力で克服できるところは克服して人生最悪期は脱しましたし、スーパーカーを買うために必要なものも変わってきています。
スーパーカーを買う、というかスーパーカーに"乗る"ために一番重要なのは、そっち側の人になることだと思っています。金銭的な問題だけではないと感じます。高いお金を出して、わざわざ維持の面倒な制約の多い乗り物を買うわけですから。。。 もちろん苦労する分だけのものは与えてくれますが‼️‼️
この意味でハマーもSUV界のスーパーカーに近いのかもしれません。燃費があまりよろしくないと言われるクルマの2倍以上のガソリンを食い尽くし、あるレベルに持っていくためには維持費も結構なレベル。そしてパーツ手配も結構大変。それでいて、不便でわがままな一面も多い。つい先日、ワイパーが挙動不審を繰り返し、メンテと合わせて現在入院中です。でも、フツーのクルマと同じことするのに何倍もかかるコストと労力を「もったいない」と思ってはいけないのです。フルチューンでも、ホントのスーパーカーと違ってtiktok苦手なタイプ、というか俊敏には走りません(^^;;
スーパーカーを持っているだけではなく、乗れる人になるためには、もったいないとか節約という概念を克服しなきゃいけません。克服しない限り、向こう側には行けないと感じます。日本では美徳とされ刷り込みれる「もったいない」とか「節約」という概念。自分もこれが実は「悪」だったと気付くまでにだいぶ時間がかかりました。「もったいない」とか「節約」は財力に自らリミットを設けてしまうようなもんですからね。自分もこの概念を捨ててから、人生が上向いて来た感じがします。節約する方向ではなく、もっと稼ぐ方向へ思考が向きます‼️
高級ディナー、ヴィンテージワイン、由緒ある夜のお店、時計、ハイブランド、ビジネスクラスやグリーン車、タクシー移動、、、いろいろあると思います。そっち側に行くとそっち側の人になっていき、人間関係にも磨きがかかっていき、自分もそう見られるようになっていきます、というかなってきました✨ 好きなものや好きなこと、大事にしたい人間関係、自分の格を上げてくれるものへの出費や時間、労力に対してはもったいないという感覚を捨てる努力をしてきました。逆に節約に走っていたら、決して得られることはなかったと思います。もちろん、何でもかんでもというわけではありません。生産性の低い時間の使い方、生産性が低く結果が出ない人材への支出、コストなりの価値のないものへの支出、ただ会うだけとかの何もない知人、親族、家族、仕事の人との時間や宴会、こうした無駄は時間もお金ももったいないので極力除去するようにしています。
クルマも一緒でスーパーカーにしろ、ハマーにしろ、無駄のカタマリのような乗り物ですから、もったいないと思ってしまうと、嫌はとこばかりに目が行き、やがてそのクルマを嫌いになります。。。 そうして売却されるクルマは往々にして程度があまりよろしくない。。。 負の連鎖を生んでしまいますし、欲しくて買ったのに全然楽しくない(>.<) 嫌な思いをするためにクルマを買って維持するわけではないですからね。今、ハマー君は入院中で今回もそれなりの請求書が来るのでしょうが、金額分良くなったと思わないといけません‼️ 逆にそう思えなくなってきたら、お別れを意味するのだと感じます。
実は355を買った当初は、まだ20代前半で若かったですし、自分も負の連鎖に陥りかけていたんです。クルマにも失礼ですし、クルマ好きとして程度を落として市場に戻すようなことはできませんし、そうなる前に売る状況を作りました。こんな思いがあり、355を手放した後も何度かスーパーカーを欲しいと思ったことはあるものの、そこまで好きな気持ちが大きくないような気がして手を出してきませんでした。ハマーもデビュー時から想いがありましたし、コルベットやFerrariに抱いたような気持ちになれるクルマはなかなかありません。
355の後も9台のクルマを買い、チューニングの道にも進み、どんなクルマでも好みのレベルに持って行くためには、相応のお金と労力が必要なことを覚えていきましたが、クルマは結局のところROIと一緒で、「出費・制約」対「満足度」のバランスが保てないと楽しく乗れないと感じます。
中古車の場合、どういう扱いをされてきたか、どのような思いで前オーナー様が接していたか、ある程度見抜くことができます。自分の場合、まず履いているタイヤの銘柄を見ます。一番分かりやすい部分ですから。車格と不釣り合いな安いアジアンタイヤ。。。 こうしたクルマは積極的には買えません。クルマに対して節約されてきた、またはアジアンタイヤ相応のメンテナンスしかされてきてない可能性大ですから。。。
クルマのことがあまり分からず、Bugatti EB110GTやJaguar XJ220に無邪気に憧れを抱いていた時期もありますが、今はここまで過度なスーパーカーに対する気持ちはあまりありません。維持の大変さ、希少性から来るクルマに求められる責任と扱い、走らせられる状況、などの労力や制約の方が欲しい気持ちより大きい気がしているからです。そう考えた時、今気になっているクルマはちょうどバランスが取れている気がします。天然記念物を手元に置くと言うほど希少ではないですし、エンジンも特殊仕立てですが愚図るような大変さはない。スーパーカーの形をしているので、積載性や路面の悪いところや段差で制約が出るかもしれないですが、まぁ、割り切れる範囲。維持費もハマーと同程度か少し安いくらいでは、と思います。もったいないとか高いとかネガティブな感情なしに維持していけるレベルの維持費と思っています。そして、最新モデルではないので、電気仕掛けもほどほどでマニュアルのある最後の世代。
お店からは是非試乗を✨と言われてますが、もう少し時間が経っても残っており、頭から離れないようであれば、一度見てみようかと思います。この他にも、2台気になっているクルマがあります。ここ最近に来て値段も落ち着いてきたなって感じているクルマ達です。そこまで古くないけど、往年の味を残す2台です。車両価格はこの2台のほうがだいぶ安いのですが、味わい深い分、維持費や気遣い度合いでは逆にこの2台のほうがスーパーカーでしょうね。。。
乗り換えるとしたらの有力候補が3台いるのです。3台とも市場の動きが緩やかなので、ゆっくり考えてもいいかな、と思ってます。また、今出張先が変わってくるかもしれない状況なので、そうした意味で別のクルマが必要になるかもしれません。
でも、これはこれ、ハマーも不具合修復に加えて、排気温計の取り付けなど、バージョンアップして戻ってくる予定です‼️
たとえ手放すことになっても、ハマーにも最後の日まで手をかけます。次のオーナー様にも大事に乗っていただきたいですし、手を掛けてきたクルマなんで市場でもきちんと価値を保ってもらいたい✨
いろいろ考えてるものの、戻ってきて乗ると、やっぱりハマーと思わせるのが、ハマーのスーパーカー的魔力なのだと感じます✨
Posted at 2018/10/17 19:28:56 | |
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