やっと、次のクルマの話です。
今回も売りと買いを分けているので、瞬間的にはハマーとこのクルマ、2台のオーナーと言えなくもない時間があったのです。2台合わせると、排気量12.75L、約900馬力、約1500Nm、自動車税は怒涛の24万円‼️
さて、なんでしょう❓❓
排気量でバレちゃいますかね。。。
帆世が絶対に手に入れたいと決めたクルマ達。
・Corvette C4 : このデザインがとにかく好きで2台乗りました、今でもスタイリングだけなら一番好きだと思います (^^)
・Ferrari 348 : その後出たF355の方が好きになり、355F1に乗りました。
・Land Cruiser 80 : 子供の頃好きだったクルマで、LX仕様ハイリフト・フルカスタムで乗りました。
・Dodge Ram Van : Starcraft極上モノとの出会いはあったんですが、どうにもタイミング悪く、その後、SUVへと気持ちが移り、Yukon Denaliに落ち着きました。
・Hummer H2 : つい最近まで乗ってました✨✨
・Bugatti EB110GT : 昔はEB110でしたが、今はChironです。ある意味、究極のクルマだと思っています。
・Bentley Continental T : まだ乗ってないし、今もかなり欲しい、というか、いずれ買います‼️‼️
Bugatti EB110GTは16、17年前の一番安い時で2,500万ほどで売られていたのですが、Chironは桁1つ違うでは済まない。。。 新車のBugattiで買うには審査をパスしないといけない、、、そして、その審査は車両を手に入れる以上にハードルが高いような印象を受ける。オーナー様の平均所有台数は84台、クルマ以外にも乗り物はプライベートヨットやジェットも保有って世界みたいですから。。。 新車はもうないので自動的に中古車になりますが、プレミア価格で4億円以上とかの世界です Σ(・□・;)
少なくともこのまま人生を進んでいたら買えるようなクルマではありません。人生設計のBreak-throughが必要です。となると、現実的に欲しいクルマの最後の一角はBentley Continental Tなのです。
が、しかし、次のクルマはContinental Tではありません😢
この時代のBentley、クーペからだんだんと相場が上昇してきています。数年前の一番安かった時代と比べると、国内相場も2割くらいは上がったでしょうね (>.<)
Continental Tはいずれ買うと思いますが、今の距離走る使い方をするには、少し気が引ける存在になってしまったのです😢
Continental R、SZ系セダン、Arnageまで広げて考えてもいいかなって感じになっています。Arnageは値上がりしてないですし、SZ系セダンの方がクーペよりも価格上昇はだいぶ穏やか。まだ底値と言ってもいいところにいると思います。そして、条件同じなら、クーペよりセダンの方が新車価格の比率分くらい安く手に入ります。
そんなこんなで、この辺りのクルマは常にウォッチリストに入っているわけですが、この個体だったらという個体が突然日本一有名な専門店に現れたのです‼️
残念ながらContinental Tではないんですが、322台のContinental Tよりも数の少ない世界限定20台。
さて、なんでしょう❓❓❓
これで分かった方はあのお店のブログ読者ですね✨✨
もしくは超ベントレー通✨✨✨
そのクルマとは「96年式のBentley Turbo R-Sport(RS)」です✨✨✨
SZ系セダンのショートボディとしては最終進化系と言っても良いモデルで、世界に8台しかないカーボン内装仕様です。このカーボン内装が何気に決めての1つだったりします。内装だけで言ったら、Contintnal Tのアルミパネルよりも好きです✨✨
この個体は走行11.3万キロ超えなので距離気にせず乗れますし、距離の分値段も安かったですし (^^) これが走行1万キロとか2万キロだと、ガンガン乗るのは気が引けますもんね。。。 いろいろとオーナーの責任を問われるクルマです。。。
SZ系ベントレーに初めて触れたのは、今から10年ほど前。ロイヤルブルーのTurbo Sだったと思います。これまた、世界限定75台、405馬力、0-100キロ加速5.8秒の希少なクルマでしたが。当時でたしか580万でした。この当時、Mercedes Benz CL600 Biturbo(C215)のBrabus仕様に乗ってましたが、CLと比べても圧倒的な質感の差を感じたのを覚えています。本物Brabusパーツで仕上げてましたし、CLだって簡単には負けないクルマでしたが、SZ系とは圧倒的な差を感じ、衝撃を受けたのを覚えています。
もうすでにVW BentleyのContinental GTも出てましたが、VWではなく、ロールス世代のBentleyには乗らないという気持ちが強くなりました。そして、あれから10年、あの時見た95年式Turbo Sのビッグマイナー版とも言えるTurbo RSを買う機会がやってきたのです (^^) ま、正確にいうと、いや、正確に言いましょう。せっかく勉強もしたことだし 笑
SZ系ロールスロイス/ベントレーは、1980年にロールスロイス・シルバーシャドウ/ベントレーTシリーズの後継として登場し、1998年にシルバーセラフ/アルナージュにバトンタッチするまで18年間も作られたロングライフモデルなのです。細かいものを除くと、モデルライフ中、4回のビッグマイナーチェンジが行われ、1996年に登場したMark VIとも言うべきモデルが最終進化系と位置付けられるのです。そして、1996年はショートボディのカタログモデルであるシルバースピリット、ターボRの最終年となりました。この後出てくるショートボディは特別仕様車か受注生産車なのです。ターボRSというクルマは、ターボRをベースに足回り、ブレーキが強化され、専用の内装やホイールなどが与えられました。エンジンは389馬力仕様のノーマルです。0-60mph加速は6秒フラット。ホントはヨーロッパ限定20台だったようですが、何故か日本にも数台が正規輸入されています。帆世のクルマもいわゆるコーンズ物です。この後、ターボRTというモデルが登場し、名前のTが示す通り、同じ年次のContinental Tと同じ405馬力か426馬力エンジンが搭載されていました。更にレアなモデルとしては、エアロルックのRTマリナー、ロンドンのディラーによるRTオリンピアンがあり、RTこそが最終進化系だと思いますが、そのほとんどがロングボディで、少なくても帆世は日本国内でショートボディの売り物を見たことがありません。あまり売り物が表に出ないケースもありますが、ショートボディしか候補に入ってなかったので、RTはそこまで注目してなかった気もします。
しかし、Bentleyに絞って探してたわけではありません、というか、Continentalクーペの価格上昇から、むしろ距離置いてました。それから、年齢的にもうそんな若くなくなってきたので、この辺りでもっと元気なクルマに乗っといた方がいいかなって考えもありました。久しぶりにマニュアルにも乗りたかったし(^^) むしろ、その気持ちの方が強く、このタイミングでTurbo RSが現れなければ、もっと元気なクルマを買っていたかハマーの車検を通していたと思います‼️
一応、車検なんでどうしようかとは思ってましたが、そこまで積極的に買い替えモードではなく、気になるクルマは見てみて、ハマーを手放してまでってならなければ、車検を通す方向で考えてました。
そんなこんなで候補に上がっていたクルマ。
ブログアップしたクルマを除くと、Audi R8 4.2、Aston Martin V8 Vantage、Cadillac CTS-V 2代目、Brabus GL Widestar コンプリートカー、Dodge Viper SRT10、新車のようなR129、Ferrari 456M GTA。どのクルマにも惹かれました、というか、どれも好きなクルマなので今後買うかもですね。そして、ご対応いただいたショップの方々も好印象で感謝感謝です✨✨
もし、Turbo RSが現れなければ、どれを買っていたでしょうね。。。 マニュアルと速さでViperかな。。。 いずれ欲しいです (>.<)
あと、まだ出てきてないですが、初のミッドシップとなるCorvette C8も気になる1台です✨
そして、今後買う可能性が高いという意味では、Trackhawkはやはり気になります✨✨
3日間くらい、めっちゃ悩んだんですが、希少性、昔からの憧れ、今買わないと値段が上がるかもしれない、ちょうど良い個体に出会えないかもしれない、ということからTurbo RSに決めたのです。
そのTurbo RSとご対面。
ショールームで見た第一印象はデカくてイカつい!(◎_◎;)
色のせいか、何度か見てるSZ系が妙にデカく見えます。ハマーとは違う種類の威圧感あるし。。。
しかし、コンディションはいいですね。外装塗装の痛みが数カ所とカーボンの表面塗装にクラック入ってる箇所があるものの、皮の状態も非常に良い。ステアリングも全然スレていない。10年前に見た時ほどのインパクトはないですが、それでも、圧倒的なクルマって感じがします。皮も分厚くて質が違う感じがします。まだ一枚皮でキズのないものしか採用しなかった時代ですからね。そして、カーボントリムなんで、内装もあまり古い感じがしない。カーボン内装って初めて実物見ましたが、これはいいかもしれない😁
乗ってみます‼️
まずは助手席でスタート。
結構アップライトに座らせるクルマです。
あれ❓❓
何かに似てるぞ、このクルマ。
むかーし乗ったW140を思い出しました。あの感じの動く部屋感覚。いや、W140はSZ系のようなクルマにしたかったのかもしれませんね、背も高かったし。そして、エンジンはどことなくアメ車のようです😁 ゆるくはないけど、なんかまったりしてます。下からトルクでグングン行く系です。ミッションもGM製ですしね。
静かですが、嫌な静かさではないですね。無音って感じではなく、エキゾーストの音は少し入って来ますが、ロードノイズはほとんど入ってこないです。市街地レベルでは風切り音もしません。形状的に高速ではうるさそうですが (^^;
ちょっと気になる音としては、内装の皮がギシギシ言う軋み音が振動の入り方によって出ます。内装の立て付け剛性は今ひとつ高くないですが、70年代の設計のクルマなんでここは妥協点ですかね。。。
そして、運転変わります‼️
想像してたよりも、だいぶ運転しやすいですね‼️
ペダル類のコントロール性も高いですし、どこにも変なクセや引っかかる部分がありません。メルセデスはディーラーからの帰り道で長年乗ってたかのように馴染むと言われますが、あれと近い感じの馴染み感があります。
しかし、それは80点まで‼️
残りの20点には奥深さがあります‼️
まずはブレーキ。
ショックなく止めるために、最後軽く引きますが、重量に対して少しブレーキは弱いので少しグググッてなります。それがペダルの結構上の方で起きるのです。ショックなく止めることはできるんですが、この音はあまり気持ちの良いものではない、というか、久々に聞いた気がします。"静か"にキレイに止めるのは奥深そうです。
次にミッション、というか、1速から2速への繋がり。
最初は少し滑ってるのかと思いましたが、どうやらミッションのクセでショックが出るようです。GMのシンプルな4速オートマなんで、11万キロくらいじゃ壊れることないでしょうしね。この時代なんでミッションのプログラムもそんな複雑でないと思うので、これは繋がり方をマスターですかね。
そして、このクルマ曲がりたがらないです 笑
結構なアンダーステアです、というか、なんか内側にあまり入りたがらない。今思うと、W140もちょっとこの傾向がありましたが、姿勢変化を嫌う感じなので、姿勢変化のきっかけをうまく作ってやらないと、クルマが嫌がっているような感じの挙動になります。その代わり、一定の走りをしていると、ピタッーって行きます。プロ的にはドリフトしやすいクルマらしいですが、、、大人しく走ってると、その逆に感じてしまいます。ハマーで行ったので、あまり重さは感じなかったものの、フロントもクルマ全体も冷静に見ればだいぶ重たいクルマではありますね。
奥深さとなんとも言えぬ緊張感を感じるクルマでもあります。運転というか、この空間が持ってる雰囲気がそうさせるんでしょうね。これは慣れていきそうですが。
守られ感と外の世界からの分離感はこのクルマもありますが、不思議とフルカスタムハマーの方が高かったように感じます。ただ系統としてはマセラティのように特別感が演出された空間ではなく、外との分離感というか違う世界感みたいのを感じる空間作りです。外との分離感という空間作りはロールスとベントレーが代名詞として使われます。フルカスタムのハマーもそうでしたが。。。
納車は夏頃で調整中です。特に急がないですが、7月にXJの車検があるので、そのタイミングが1つのターゲットってな感じです。