アンコネコのブログ一覧

　なぜ？スーパーサブなのか？

　それは定期航路を一切持たない波動用の貨客船なのである。

　あるときは小笠原の父島—母島航路に、ある時は八丈島と青ヶ島、ある時は臨時貨物船・・・なかなか乗る機会、撮る機会がない幻の船とまで言う人がいる。

　早朝さるびあ丸に乗る。観光客がたくさん乗ってきて我が島までは満席状態。

　一番空いている２等和室にする。大島で皆が降りた後なので一室貸し切り。

新しいさるびあ丸でもこの部屋で一晩明かすのは厳しいだろう。寒い、マットレスがないので、船のエンジンの振動、低周波音がもろに体中に響く。スーパーウーハーの上に一晩寝るのはしんどいだろう。さるびあ丸で一晩明かすならば『特二等』が断然オススメである。一等は相部屋になるので、『一等』と比べてもプライベート空間が保てる『特二等』の方がいいと思う。

途中、いつもの場所（利島）で揺れたようだが、2時間ゆっくり眠り、式根島到着。どんより。

伊豆諸島では大島、利島、新島、式根島、神津島が伊豆諸島北部というくくり。三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島が伊豆諸島南部となる。そして、小笠原。

伊豆諸島北部の中では式根島が一番オススメである。こじんまりとしていて、坂道が少ない。

島には飲食店があまりないので、島について最初にやるべきことは昼食の確保。

島内主要なスーパーマーケットの一つ。

島内にはハイビスカスがあちこちで咲いている。

役場

式根島の温泉街。

すべて露天風呂。２４時間営業、無料。要は海辺に沸いている温泉にご自由におはいりください・・・ということである。

ちなみに道路沿いに湯加減を確かめるところがある。

この穴に手を入れると、温泉の温度がわかる。

島にもあちこちで猫がいる。

すぐに島の反対側へ行けるのもこの島の良さ？

三宅島と御蔵島が正面に。

ここにもカニがいる。

１０センチほどの大きさ。

式根島港。被災してから使っていない。

先週、ここで釣りをしている人が海に落ちて大変だった。岸壁は釣り場ではない。仕事を増やさないでもらいたい。

式根島の温泉街。

この岩の裏側に沿って、岩風呂？露天風呂が続く。湯加減は海の水で。

ここで弁当を食べる。

名物『島のり弁当』と『明日葉天丼』それぞれ５００円台というコスパの良さ。

天丼は大きなエビが二本入って５９０円とは・・・。

薄い色のハイビスカス

島の中の道はすべてこのような道。

島内の信号は一か所のみ。

郵便局、ATMも完備。

港へ戻って、岸壁で『ゆり丸』を待つ。

たくさんの人を載せて神津島からやってきた。日々は数名しかいないお客さんが今日は満席状態。（後ろは新島）

この垂れ幕、牛をそのままクレーンで吊っている。なかなかワイルドである。

ゆり丸の向こうからジェットフォイル大漁が到着。これに帰って島に帰った。

式根島日帰りツアー終了。

途中、飛鳥２の前を横切った。飛鳥２は秋の伊豆諸島クルーズの途中であったようである。あいにくの大雨でガスがかかっていて全く景色は見えない状況。

来週は日本丸の伊豆諸島クルーズが予定されているようだ。

　工事が予想よりも順調に進み、時間ができたのでヨメの親戚の農家へ。

　ヨメは手伝い、自分は久々の山梨の空気を吸うためにふらふら。

　カメラを持参。ひし形E257系無き今、特段、撮りたいものはないのですがそれでも何か工夫してみます。

一発目から見たことがない電車。

架線が邪魔。だからここは撮影している人がいないのですね！

この後、春日居町駅付近へ

空と山を大きく見せるために電車を下半分のアングルの４分の１の位置に。

鉄板の駅撮りも。

ちょっと遊んでみました。

この後、牛奥の高台で弁当とおやつにもらっておいたシャインマスカット２房を

食べながら、昼寝。

島の生活でクルマのドアを全開で昼寝するのに慣れてきて・・・。虫も気にならなくなってきた。

散歩がてらロケハン。

遠くの直線からE353系が塩山駅を目指して来る。

　珍しく俯瞰撮影を楽しみ、ヨメを迎えに行き、そのまま大渋滞の中央道で家に帰りました。渋滞、久々で疲れました。島の交通量に慣れると、信じられないほどのクルマの量。

　本土はハイオクガソリンでもリッター１６０円という破格の安さ。うらやましいです。

　

　そして、次の日の朝、また島へ帰りました。

　次はいつ、本土へ行けるのか？目の前に見えて、１か月に１回程度しか帰れない、下手すると３ヶ月くらいは帰れない日が続きます。

　実は今日はお隣の島へ日帰りで遊びに行こうと思ったら、ジェットフォイルが欠航。

晴れていたが、海象状況が悪かった。

　ということで、ランダムにジェットフォイル結の写真を載せます。

今年はもう、元町港には接岸しないので、元町港入港の写真。

バックの島は富士山ではなく、利島。左後ろは新島。

富士山バックに神津島行

漢　Kawasaki

前方水中翼

ハマカンゾウと結

元町港到着

後ろの島は手前が鵜利根島、後ろが新島。

鵜利根島は神社のみがあると言われている無人島。

やはり、結は緑色にすべきであったのでは・・・。

伊豆諸島へお越しの際は是非、ご乗船ください！

　晴れている＝交通機関は平常とは行かないのが島の生活。

　季節と天候で交通手段を選ばなければならない。

　曇っていても雨が降っていても、風と波がなければジェットフォイルは動く。

晴れていても風が強かったり、波が高ければ欠航となる。

大漁

友

一番新しい『結』

やはり、乗るならば『結』がいい。

漢Kawasaki製。建造費５１億円の船。船体に書かれた『Kawasaki』のロゴがかっこいい。

デビューしてすぐに故障してしまったようだが・・・。

以下、ジェットフォイルについて（私見）

・全席指定

・乗るならば電話予約がいい。（たとえ当日でも・・・）

・予約の際に席のリクエストをするのがコツ。（２階、窓側など）

・船は２階建て、出入り口は２階にある。荷物があるときは１階席は階段が大変。

・１階席の最前部は波の音、水中翼の音でうるさく乗り心地が悪い。窓がなく閉鎖的。

・トイレ、自販機、貸し毛布、エチケット袋完備

・全席シートベルト着用

・たまに何かを避けるため船体を傾け急旋回する。（振り子電車風）

・出航直後、テイクオフをして高速航行に入る。

・船である以上、波があれば揺れる。

・一回故障に遭遇したが、故障すると高速航行できないため、ただの笹船。遅い、揺れる。はしけに抜かれた。

・東京から終着神津島までの間で一番揺れる場所は大島～利島間。

・冬季は東京、熱海～大島間のみの航行

・大型トランクなどは追加料金を取られる。

・自転車は輪行袋でOK

・乗船時に検温あり

・出帆時にその日の到着港がわかるがその到着港で海の荒れ具合がなんとなくわかる。（大島：岡田港、新島：羽浮根港、神津島：多幸湾の時は海象状況が悪い）

・利島港は海象条件が悪いと通過（条件付き運行アナウンス）

・海象状況が悪いと下り便対応の日もある（例えば新島から東京に行くときに、その日に一回しか着かないため、下り便、神津島行に乗って折り返して東京へ行く）

一度乗ってみてください。

船に弱いという私は一度も酔ったことはありません。（疲れて寝ているだけか・・・。）

　日常の低気圧が本土の台風並みのこの島においては普通の台風は慣れている。しかし、島民の間で今度はヤバいと言っていた台風が通過した。

　停電が若干あった、屋根が吹っ飛んで学校のガラスが割れた。我が家も当然雨漏りでバケツ２つ。職場も雨漏り。

　職場は基本テレワーク、私は立場上出勤。駐車場から建物までの20メートル歩いて進むのに、嵐と格闘。シャワーを浴びるというよりも、真横から滝に打たれるという感覚。

　その状態が朝から夕方まで続いたが、けが人一人も出ないこの島はすごい！

今朝は、被害調査。

特段の大きな被害はないようで・・・。

とりあえず、よかったです。今日は青空だが、波があるので船は欠航。

緊急事態宣言解除後、初日が緊急事態でした。

写真はありません。（というよりも撮れませんでした。）