XV advance (アプライドE)短期試乗記

先日、アウトバックのリコール処理を完了しました。

HIDバーナーから発生するUVが原因でリフレクターが焼けて、光度が失われると言う物。
先回、光度が出なくて車検が危ない、という時に、担当のN課長がクレーム対応してくれた物が、そのままリコールになったので何もしないでリコール完了ステッカー貼るかと思いきや、HIDバーナーが新品交換になりました。
母のGP7のブレーキスイッチの件と言い、オイラのBR9のリフレクターの件と言い、
リコールになる前に処理してもらい、リコールになるのは先見の明があるのかも？（違）


閑話休題

ちょうど、母のGP7インプが点検で1日入院するのもあって、N課長にご用があったのと、XVがマイチェンということで、Dラーに再度お出かけ。

用意してあったのは、ダークブルーMのadvance。
XVからGT7（レシプロエンジンオンリーモデル）が無くなったのは
非常に寂しいのですが、売れ線のXVをe-BOXERにしておかないと、
来年のCAFE規制（知らない人はｇｇｒｋｓ）←言い過ぎｗｗ
の要因が非常に大きく、メーカーが存続するには致し方ないお話。

個人的には、まだハイブリッドを完全に受け付けていない状況なんですが、
やはり現状のスバルの中では欲しい車種の１つである。

今回は、交通状況があまり思わしくなかったのですが、
そんな中での簡単な試乗記を。
発売した当初より、SGPの乗り心地の良さ、剛性のしっかり感は言うまでもなく
抜群だったのですが、ダンパーのセッティングを見直したのか、
初期、極低速域での脚の動きが滑らかになり、当たりが柔らかくなりました。
N（noise）V（vibration）H（harshness）の、VとHの部分が更にアップ。
また、リニアトロニックの制御が、e-BOXERに合わせて更に細かくなり
レスポンスとダイレクト感もアップ。
CVTを毛嫌い、MTやトルコン式ステップドATの方がいい、という人も
少なからず居ると思いますが、アクセルをドカン！と踏んでも、
エンジン回転だけ上がって、「ワーーーーー」っと一定のエンジン回転から
速度が後から上がってくる、というのがかなり解消されていると思います。
これは国産のCVT車の中でも、かなり秀逸な出来だと思います。
制御も発売当初のときより賢くなってますし、メカニカルノイズも気にならない、
CVTという単語だけで「イヤ！」という人の気持ちも分からなくはないですが、
サーキットを攻めるとかというレベルまで行かなければ、問題ないはず。
一般レベル、特にアップダウンの激しいルートを走るときは、ギアレシオの決まったステップドATより、トルクバンドの美味しい回転域を自由に使えるCVTの方が速く走れると思います。
ジャスティ（KA系）やレックス（KG、KN系）のECVTからコツコツと使い続けた賜物でしょうね。

ｐ・ｓ
N課長が、今回のマイチェンでGT7にSTI SPORTSがラインナップに入って
「STIをあまり安売りしない方がねぇ・・・」
なんて言ってましたが、
「STIとSTI SPORTSは別物だって説明したら？アウディなら『S』と『S-Line』
BMWなら『M』と『M SPORTS』ワーゲンなら『R』と『R-Line』レクサスなら『F』と『F-sports』トヨタも『GR』と『GRsports』ってみんな別物だもん」
と話をしたら、
「いいこと聞いた、ありがとう」だって。

そういえば、STIとSTI SPORTSをごっちゃにしてる人がツイッターに居たなぁ、
と思ったのは内緒。