2021年06月28日
1年前に,こちらでT-Crossを買った友人が転勤で地方へ。その地方のVW正規ディーラーで1年点検だそうとして,そこで見積もりを取ったら,
「プロフェッショナルケア 1年点検料19800円」
の見積もりが出た。
オイル交換もなにもなしで,点検料だけで19800円。VWの新車は,初回車検まで点検料は無料のはずなので,見積書のコピーをもらって,こちらのディーラーの店長に聞いてみた。答えは。。。
「ありえません。1年点検の代金は無料です。どこのディーラーで買ったかに関係なく,全国の正規ディーラーでの点検は無料となっています」
というあたりまえのもの。
友人は,その地方のディーラーでの点検を断った。
「正規ディーラーだから」と信用できないことの恐ろしさよ。
これはVGJへの通報レベルだわ。
後日,友人にその地方正規ディーラーから「見積額はオイル交換込みだったんです」という苦しい言い訳がきた。
見積書のどこにもオイル交換などは記載されておらず,はっきりと
「点検料19800円」
となっているんだけど。
だいたいオイル交換は,勝手にやっていいものじゃないでしょ。
地方の正規ディーラーは,みんなこんなに怖いところなのかなぁ。。。
Posted at 2021/06/28 12:47:21 | |
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2021年06月21日
先日のActiveに続いてR-Lineの試乗です。
■内装
黒で統一されていて,なかなか豪華。カーボン風のところなど,実はプラスチックなのですが,そうは見えないところがさすが。
シートも良いですが,Activeより圧倒的に良いとも思いませんでした。
7まではあったルーフの「サングラス入れ」も省略されているんですね。でもなにかボタンのような突起があり,それをつい押してしまいます。なんだこのデザインは???
前回の試乗では,まったく機器類を操作不能でしたが,2回目の試乗では,けっこうわかってきました。
まず,エアコンの操作ができるようになりました。
しかし,出来ないのがラジオ。選局まではできたのですが,なぜか音が出ません。ボリュームのスイッチが反応しないのです。ステアリングのスイッチも同様。
ミュートになっていてもボリュームを上げれば解除されるはずです。しかし,何をやっても音が出ません。ディスプレイのボリュームレベルもまったく動きません。
あーだこーだとやっているうちに,突然音が出るようになりました。なんだこりゃ????
画面のミュートボタンは,押すと,一瞬ミュートになりますが,すぐに解除されます。何度やってもそうなります。これは解決策が判明。瞬間的にタッチすれば良いのでした。
ステアリングのスイッチは,タッチ式です。触れると,スマホのように振動します。しかし,これが,違和感ありまくり。昔のスイッチ式の方が良かったなぁ・・・。
MODEボタンは,ダッシュボートについたので,これは押しやすくなりました。
HUDの位置も調整できるようになりました。
ただメニューの設定項目の割り振りは,なんかおかしいなぁ。イルミネーションの明るさと色を変える項目が全く別のところにあるのです。
■走行して
Activeではほぼエンジンが自己主張しませんが,Rラインでは,控えめに自己主張しています。エンジンの音がいつも小さく聞こえています。踏み込んでも,小さく吠えています。合成の電子音のようなものはありません。
嫌な音ではないですが。静かではないし,スポーティ感もしません。
Activeが1リッターだったので,さぞパワフルかと思うと,そんなことがないのでがっかりします。これPOLOのRラインとそっくりです。POLO Rラインほどではないですが,大人しいです。
Activeで気になった,減速してから加速に移るときのもたつきは,かんじなくなりました。もちろん追い越し加速などになんの不満もありませんが,感激もないのです。
というのも足回りがActiveよりも硬くなっているのです。乗り心地はActiveの方がいいです。しかし,硬くしてなにかメリットがあるかというと,それが大いに疑問です。
タイトコーナーにオーバースピードで突っ込んでも,リアのマルチリンクのためもあって,ひらりと抜けますが,このクルマでわざわざそんな運転する人というのが想像できません。普段使いでは,ただ硬いことによるデメリットしか感じません。
残念だったのがブレーキ。効かないです。多分Activeと同じものなんでしょう。Activeは「これでもいいか」と思えましたが,Rラインでは,役不足です。先代のPOLOのようにブレーキは効かないです。
さらにおかしいのがDSG。Activeでは,まったくといっていいほどエンジンブレーキがかかりませんが,Rラインでは動作がおかしいです。シフトダウンして,2秒ぐらいしてから,エンジンブレーキがかかるのです。これはおそらく,バイワイヤによる制御のためか? とにかく全く気持ちよくありません。
Activeでも感じた,アクセルを話してもどこまでも走って行くのはRラインも同じです。タコメーターを見ると,アクセルを離すと,すぐにエンジンが切れるのがわかります。
走行中は2気筒になったり,エンジンが切れたり,めまぐるしいですが,体感的にはまったくわかりません。たいしたものです。
タイヤのパターンノイズも気になりませんでした。
レーンキープなどの能力は,とても向上しています。手放しでも,ほぼ自動運転のようにきつめのカーブを曲がっていきます。ふらふらする7とは隔世の感があります。
ハンドルに全く触れていなくても,しばらくは怒られないので,大変快適です。しかも注意はやんわりとです。BMWではしょっちゅう厳しく怒られましたから,こちらは天国です。
■結論
Activeで感じた感動がRラインにはなく,これで60万円以上も高いのですから,「Activeでいいんじゃね」です。
もしRラインを買うのなら,色々と改造したくなります。
セールスの人たちも,口々に「Activeの方が良かった」と言っていました。
ただ,Activeには乗っていない7HL乗りの友人がRラインに乗ったら,
「いいクルマだ」
ととても評価していました。ただ彼はACCの速度調整で10キロ単位がーの調整がなくなったのを不満に語っていました。ゴルフ8は,基本1キロ単位の調整です。
ということで,「ゴルフ8でベストなのはRラインではない」ということがわかりましたが,まだStyleがベストである可能性があります。
ということで次回はStyleに試乗します。
美人の受付嬢に「もうゴルフ8は乗った?」と聞いたら,「まだです,ひとりで運転するのが怖いんです」だって・・。本人はわかっていないと思いますが,すごく効果的な口説き文句だな。それは。笑。
Posted at 2021/06/21 09:41:56 | |
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2021年06月15日
もう一週間以上も前の試乗ですが,「一切口外しないこと」との誓約書を書かされていまして,本日解禁です。
試乗車はActiveで,メタリックの赤です。一般道での試乗です。
■外観
前後とも流れるウインカーだけど,つぶつぶの点滅なので,ちと安っぽいかも。
横から見ると,車高が下がって,長くなっているためか,かっこよく見える。
鍵穴丸出し。これはActiveだけ?? と信じたい。
ドアノブの内側が滑り止め加工のようになっている。ここにBMWのようなウエルカムライトが点灯する。夜の駐車場では目立つよ。
ボンネットダンパーがなくなったので,驚くほどフードが重い。いや,ゴルフのフードの重さを体験したのは,これが初めてだ。とんでもなく重かったのね。
「ダンパーレスは,コストカットではなく,3年ぐらいでのダンパー交換のコストを客に負担させない配慮だ」とする記事を読みましたけど,なにいっているの? リアハッチのダンパーはどうなるの?? ボンネットよりも遙かに多く開閉するけど,交換したことないよ。
エンジンルームは,隙間なく詰まっている。ハイブリッドのためかな。
リアハッチを開けるとびっくりする。何も変わっていない。容量も同じ。スペアタイヤを積んでいる。
リアハッチの裏の,三角表示板を入れるところの蓋が省略されている。
■内装
うまいデザインで,あまり安っぽさを感じさせない。
リアシートが快適になっている。全長を伸ばした分は,ここに使ったのかも。
リアシートからの視界がすごく良い。これは,フロントシートの左右の間に大きな空間があるから。
リアシートのエアコンを独立して調整できるようになっている。
助手席シートも,座面の左右に,ももを支える張りだしがあって,これがとても良い。足が走行中にドアなどにあたるのを防いでくれる。
シートはS3よりも好感触。
リアの天井ライトは非接触タイプのスイッチ。
■運転
視界が良く,7よりもコンパクトになった感じがして,取り回しが楽。
ハンドルは軽いが,嫌になるほどでもないし,ハンドルを切ると思ったよりもよく曲がる。
HUDは,ものすごく明るくて,また位置も高くて,ちと邪魔。おそらく調整できるのだろうけど操作がわからない。
運転操作には迷うことは一切ないが,ほかの操作はまるでわからない。エアコンの調整すらできなかった。液晶の画面はとてもきれい。
ブレーキは,効きは弱めだが,車重には合っている。
55扁平のタイヤは低速ではタイヤのエアボリュームを感じた。
エンジンはとても静か。アイドリングでは,まったくわからない。アイドルストップからの復帰は,モーターが助けているらしく,とてもなめらか。
1リッターの出力は,ちと驚異的。ポロでは頼りなく思え,Tcrossでは合格点だったが,さらに良くなった感じ。3人乗車でも出力に不満を感じさせない。
ただ,一度減速した後の加速は,かなり苦手。ここは1.5リッターだろう。
車体はがっちりしているが,ポロのような安っぽい感じはしない。カーブでも実に安定している。リアはActiveはマルチリンクではないのに,落ち着きがさらに良くなっており,ハイブリッドによるフロントヘビーも感じない。
モーターアシストのためか低速でのDSGも実になめらか。
実に高級感ある走りで,路面にもあまり影響されない。
驚くのは,アクセルをオフにしても,そのまま減速せずにどんどん走って行くこと。初めてゴルフに乗った時と同じ感覚。これ,各部の摩擦が減っているんだろうな。運転次第では,驚異的な燃費をたたき出しそう。パドルシフトでエンジンブレーキをかけてやっても,あまり効果はない。
シフトスイッチは,走行中に手前に引くと,Sモードになる。Eモードへは,設定で変えるものと思われる。
バックするときに,画面に「予想進路」が出るようになった。ボクは,この機能が嫌いだけど・・。
ドアミラーには,ブラインドスポットの警告がミラーではなく,根元の方に出るようになった。でも,視線の移動が必要で,なんとなく今までのようにミラー内に出る方が目が楽かも・・。
■総評
7.5CLも良かったが,Activeも予想以上に良かった。でも本音を言うと,1.5リッターがたのしみ。しかし,これでも十分と感じさせ,素直に乗りたいと思わせるクルマである。
高速性能にも遜色はないみたい。
BMWのようにレーンキープで怒られることもなかった。ただルームミラーはBMWが一番だなぁ。S3との比較では,間違いなくゴルフを買うわ。
価格が高くなっているのは,日本の経済成長が止まっているデフレだから,そう感じるのかも。
Posted at 2021/06/15 09:26:04 | |
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2021年06月10日
こちらは寒冷地なので,初めてゴルフを買ったとき,電装屋さんに頼んで,無理してエンジンスターターをつけてもらいました。
しかし,すぐにエンジンスターターを使わなくなりました。走り出すとエンジンはすぐに暖まるからです。日本車とは全然違います。
バッテリーの不調は何回か経験したので,アイドリングストップ機能を無効にして乗っています。当たり前ですが,バッテリーは調子よいです。
しかし,2020モデルのゴルフから,コーディングによるアイドルストップのキャンセルが出来なくなってしまいました。そこで別の方法を使って,アイドリングストップをキャンセルしています。
実は,これらのことはドイツ車としては,当然の仕様のようです。
というのも,ドイツでは「30秒間以上のアイドリングは違法」なのです。だから当然,エンジンスターターなどがあるわけがありません。
エンジンをかけたまま駐車していたりすると,警察に通報されるそうです。
それを防ぐために,すぐにアイドリングストップが動作するようになっているわけです。
つまりドイツ車には,十分な暖機運転なしでも走行できる工夫があるのです。なにせ,エンジンスタート後すぐに,アウトバーンで200キロで走っても大丈夫なようにしないといけません。
そのためエンジンオイルは高級な100%化学合成のものを使っています。オイル交換のインターバルが長いのも,そのためです。
環境意識の高さがドイツ車なんですね。
アイドリングストップを無効にして,ちと罪悪感・・・。
Posted at 2021/06/10 08:13:53 | |
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2021年06月07日
VWがオイルのサプライヤーをシェルに変更して,シェルがプレミアムオイルを出さないので,一時,プレミアムオイルがなくなりましたが,その後,再びカストロールからプレミアムオイルの供給を受けて,プレミアムオイルが復活していましたが,「大人の事情」で,再び廃止になったようです。
ただまだ各ディーラーには,在庫があります。札幌市内のディーラーでは70リットルの在庫があるところもありました。かなり安く出してくれますので,おすすめです。
シェルは,プレミアムオイルを出してくれないようで,残念です。
Posted at 2021/06/07 08:38:08 | |
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