大井川鐵道に乗ってきました。
いつもは大井川本線の千頭までしか乗らないのですが、今回はじめて千頭から先の井川線に乗ってきました。
カメラはDf+24mmF1.8、それと50mmF1.8Dと180mmを交換用に持っていきました。
始発の名鉄で豊橋へ、そして浜松、金谷と乗り継いで大鉄に乗り換えました。
千頭までの普通列車は近鉄。
金谷で駅弁売っていたので車内で食べました。
近鉄の車内。秋の行楽シーズンを感じさせる込み具合。
元特急車両の中で弁当食べながらワクワク感に浸れました。
そして千頭に到着。
ここで井川線に乗り換えます。
始発の9:13発 井川行は7両編成という長い編成なんですが、2機の機関車のうち1機が中間車に入るというかなり珍しい編成です。
機関車の音を感じたかったので機関車のすぐ後ろに乗車。
他の客車は引き込み線に待機しています。
そして発車すると、カーブの連続する狭い渓谷を進んで行きます。
路線のほとんどは大井川に沿ってカーブしています。
直線の区間はほとんどありません。
すると何もないところで停車。
↑これが駅です(笑)
いちおう先頭寄りにホームっぽいものはあるのですが、後ろの方の車両は完全にホームから外れてしまっています。
上流に向かっていくにつれて大井川が険しくなっていきます。
3つの川が交わる箇所。
左側に座っていると右側の景色があまり見れない、、、
そしてまた秘境駅に到着。
たしかこれは「川根小山駅」だったと思いますが、表札が「川猫山」に文字ってありました(笑)
そしてアプトいちしろ駅に到着。
この駅から次の駅までは日本一勾配がきつく、普通の機関車では登れない、ということで後ろに2機の電気機関車をくっ付けています。
この機関車はアプト式の機関車で、レール間にある歯車をかみ合わせて登っていきます。
アプトいちしろ駅の周辺も紅葉は綺麗です。
しかし、”紅葉”というと、真っ赤や真っ黄のイメージですが、実際はそこまで鮮やかな色の葉ってないんですよね。
黄緑から黄色、中には常緑の針葉樹、完全に落葉した木も混じっているので、メリハリある色づきというよりはいろいろな色が広がっているというような感じですね。
その後もどんどん山の奥へと進んで行きます。
その道中にはきれいな箇所が沢山ありました。
そして井川線で一番有名な、奥大井湖上駅へ。
この駅はダム湖の中の橋の上の駅です。
湖にその影が写っています。
向かいの山からこの駅を見ることができて、そこが人気スポットになっているのです。
今回はそちらは断念。またの機会に訪れたいと思います。
さらに進んで行きますが、もはや人家も見当たらないほどの秘境になってきました。
この駅は道路が繋がっていないらしく、この場所に来るには井川線に乗って来るしかないそうです。
しかし駅の周りには、、、何も無い、、、
そしてもう一つの名所、関の沢鉄橋へ。
鉄道の橋としては日本一の高さだそうです。
地面に写る列車の影があんなに小さいです。
そしてここも紅葉は綺麗なグラデーションです。
そして千頭から2時間弱で終点の井川駅に着きました。
90度にカーブした駅です。
多数のトンネルと鉄橋があり、アプトいちしろより先は陸上を走る区間の方が少ないんじゃないかというくらいの険しい路線でした。
井川線は元はダム工事の資材運搬の為に作られた線路ですが、この険しい渓谷に鉄道を作るのはかなりの苦労があったことと思います。
で、すぐに折り返しの列車に乗るのもあれなので、そのダムを見物していくことにしました。
昭和三十二年ということでかなり昔に建てられたダムなんですが、崖のように切り立った形なので迫力ありますね~
大きさとしてはそんなに大きくないんですが。
古い建造物らしい感じですね。
コンクリは石が多く含まれていますね。
高さはけっこうあります、、、
ここの山肌も綺麗に紅葉。
時間がかなり余っていたのですぐ横にある資料館も見学。
アプト式の区間で使われるラックレールがありました。
そして次の千頭行きに乗ります。
基本的に客車はボックスシートの座席なんですが、こちらのスハフ4は井川線でも最古の客車のようで、ロングシートになっていました。
70年くらい前の車両みたいなんですが、よくこんな古い車両が使われているなぁ~と感心したのでこちらに乗車。
まるで通勤電車のような乗り感ですが、これで渓谷を走っていきます。
先ほどの井川ダム、列車から全景が見えます。
そして長島ダムまで乗るつもりでいたのですが、次の閑蔵駅でバスに乗り換えた方が早く長島ダムまで行けるようだったので降りました。
閑蔵駅はこんな林の中にある駅です。。。
この駅もとんでもない秘境ですね。。。
そして駅前のバスに乗車。
このバスもかなり骨董品レベルでしょう、この車種は見たことありません(笑)
ここから10分ほどバスに乗っていきますが、長くなってしまうのでここで区切ります。
つづく、、、
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Posted at
2021/11/17 05:23:05