新しい時代

時々、池袋の量販店でレンズを見ていたら店員さんと顔なじみになってしまった。
（それなのに1本も買ったことがなくてすいません　笑）
昨日もベースの帰りに立ち寄ったらその店員さんと目が合って「あ、どうも」。

昨日は昨年のカメラグランプリを受賞したソニーのミラーレス一眼を勧めてきた。
すでに私がキャノンユーザーでどんなレンズを持っているか知っているので
「SIGMAのマウントアダプターを装着すればキャノンのレンズ資産がそのまま使えるんですよ」、
私がベースを背負っているから
「プロカメラマンの○○さんがコレでRADWIMP（だったと思う）のライブ動画と写真を撮っているんですよ」、
となかなか上手いセールストークを仕掛けてくる。

マウントコンバーターを噛ませて70-200mmF2.8Lを装着して試し撮りさせてくれた。
カメラって人間の目と比較すると「動きのある被写体」と「強い明暗差」がウィークポイントだと思うんだけど、
ソニーのミラーレス一眼は動きのある被写体を追従するAFの速さがウリだそうでソレを実感できた。
たぶん搭載しているコンピュータソフトの改善でそういうところを解決しているのだろうけど、
いかにも電機メーカーらしい手法だと思った。

ただ私は保守的な人間なので既存の技術をブラッシュアップしたものが好きだから、
車でも直噴エンジンや電動パワステが搭載された時には「余計なことしやがって」と感じちゃうわけですよ（笑）
カメラも写真と動画が1台に統合されるのが将来の姿なのかもしれないし
被写体が動いてもAFが追従し続けるソニーだからこそ撮れる写真があるのかもしれないけど、
オレが生きてる間はファインダーを覗いてシャッターを切るカメラでいいや。