収納スペースを増やす

２月になりましたが寒さは衰えませんね。
むしろ私の住む地域は１月よりも２月の方が寒く雪も降りやすい気がします。

そんな寒い時には、体が温かくなるものが食べたくなります。
週一ペースでお昼に行くうどん屋さんで、カレーうどんを注文。

写真はつけカレーですが、これは私がお願いして特別につけカレーにしてもらっています。





さて前回のブログで紹介したこちらの商品。

GSのコンソールボックスに設置するトレイの社外品になるのですが、なぜ購入したかというと純正のトレイは使い勝手が悪いから。





コンソールボックスの大きさに比べて、かなり小さく深さも浅い。

USB端子やアクセサリーソケットの利用を想定してトレイを小さくしているのでしょうけど、私はほとんど利用しませんので、デッドスペースになってしまっています。

GSはアコードのようにルーフにサングラス入れがないので、サングラスをコンソールボックスに入れておきたいのですが、純正のトレイでは入らないし、トレイの下だと取り出しづらくなってしまいます。





そう思っている時に見つけたのがこの商品です。
日本のネットオークションで購入できるのですが、送料込みで比較すると中国のAliExpressからの方が半額くらいだったので迷わずこちらから購入しました。１週間くらいで届いたのでそれほど不安もなかったです。

さて、装着してみると、少しだけガタつきます。商品の完成度というよりはどこかに引っかかって浮いている感じです。具体的には、アクセサリーソケットの蓋がトレイのコイン入れの下あたりに当たって浮いてしまうのです。

そう、購入時の商品画像で気が付けば良かったのですが、たぶんこの商品は海外で販売される左ハンドル仕様のGS向けですね。おそらく左ハンドル車はUSB端子とかアクセサリーソケットの位置がコンソルボックス内の左側にあるのでしょう。この商品もそれに合わせた形になっているようです。





浮きはわずかなので、このままでも使えないこともないのですが、そこはきれいに収めたい。

なので干渉する部分を削ってみることにしました。どの位置にどれだけ当たっているのか正確には分からず、かなり削ってしまいましたが、どのみちコイン入れの一つには穴が開いて使い物にならなくなるのはわかっていたので、思いっきり削りました。





何度か現物合わせをし、干渉しないところまで削ってみたところ、コイン入れに開いた穴はこんな感じになりました。
このコイン入れは日本の硬貨のサイズと合っていないので、多分使わないでしょう。なので穴が開いても私は特に問題ありません。

アクセサリーソケットの蓋には赤丸で示した箇所にわずかに擦れた跡が残っていたので、ここが干渉していた場所だったのでしょう。





さて、これで問題なくトレイが収まるようになったのですが、元々値段が安いのもあって全体的にチープな印象です。

トレイの底にラバーのマットが付属しているのはありがたいのですが、この色や模様がチープな感じを醸し出しているほか、波打っていたり、形が合っていなくて端が浮いているのも気になります。
ラバーマットの裏は粘着性があってトレイに張り付く感じで、ずれることはなく実用性は問題ないのですが、やはり全体的に見た目が良くないです。





純正のトレイには起毛した布のような黒いマットが貼り付けてあったので、ラバーマットの代わりに黒のフェルトを敷いてみることにしました。

用意したのは、テーブルやイスの脚のうらに貼り付けるフェルトシートです。
毛羽立ったり、毛が抜けてこないよう摩擦に強いハードタイプのフェルト素材の商品を選びました。厚さも3mmあるので十分です。
裏面がシールになっているのでトレイにしっかり貼り付けることができます。





フェルトシートをトレイの底の形に合わせてカットします。
直線的なところはカッターで大丈夫ですが、曲線部はハサミを使った方が切り口が毛羽立たずきれいになります。

底面ではないですが、ケーブルを通す穴の周辺もプラスチックむき出しで安っぽかったので、ここにもフェルトシートを貼り付けることにしました。





フェルトシートを貼った状態です。

全体的に落ち着いた感じになった気がします。





トレイの後ろ側は曲線形状となっているので、フェルトシートをカットするのが難しかったです。

若干形が合わない箇所もありますが、普段は目につかない部分なので問題ないでしょう。厚さ3mmのシートを形に合わせて完璧にカットするのは至難です。





前側は、フェルトシートが浮いてこないよう、丸まっている角の端からすこし逃がした位置までにしています。

ここは、切り口がもろに見える場所なのですが、毛羽立つことなくカットできたので、見た目も問題ないです。
ケーブルを通す穴や右後ろの角は丸くカットする必要があるため、丸形の彫刻刀を使ってカットし切り口を整えました。





GSのコンソールボックスに設置した様子です。

フェルトシートの色がボックス内の起毛の色と若干合いませんが、気にならないレベルです。
個人的には、ラバーマットの時よりはしっくりくると思います。





さっそくトレイに色々載せてみました。

底が深くなったので、サングラスも余裕で収まりまるようになりました。
下段は完全に見えなくなりましたが、ちゃんと収納スペースが残っていますし、滅多に使わないものを入れるため問題ありません。

収納スペースが確実に増えましたし、安っぽさも解消できたので大満足です。





一つだけ欠点をあげると、このトレイを設置したままアクセサリーソケットを利用することはできません。

ソケットに挿した部品が干渉してしまいますし、そうでなくてもアクセサリーソケットの蓋を少し開けた状態で干渉してしまうので、利用できる機会は皆無です。おそらくは左ハンドル車向けの商品なのでこの点は妥協しないといけません。

どうしても利用したい場合は、コンソールの裏側に後席者用のアクセサリーソケットがありますので、こちらで代用すれば良いと思います。