先月、とうとう自動車税の通知が来ました。
予想したとおり、
13年経ったので税額が15%増の51,700円になってしまいました(T-T)
前車のプレリュードの時でさえ経験したことはなかったので、初めてのことです。
やはり税額が変わると旧車になってしまったんだなと感じます。
さて、旧車になったからではありませんが、長年車に乗っているとどうしても劣化してくるものもあります。
樹脂製のヘッドライトがまさにそうで、以前のブログでも記載しましたがトップコートが端の方から剝がれてきてしまっています。
現在のヘッドライトは、2代目で6年前に新品に交換しておりますが、初代もまったく同じようにコートが剥がれてました。
今回も6年経過したあたりで剥がれてきたので、私の使用環境では6年くらいが限界なのではと思います。
そして最初は助手席側だけでしたが、とうとう運転席側も剥がれてきました。
初代、2代目ともほぼ6年で剥がれてきたということは品質にバラツキがないということかもしれませんが、個人的には早い気がします。
前のプレリュードの時はコートが剥がれるよりも先にレンズが黄ばんできていましたが、アコードは先にコートが剥がれてきてしまいます。
何となくですが、このアコードは塗装やコートが他の車種よりも弱いのではないかと思います。
徐々に剥離が広がっていくのは我慢できないので、ヘッドライトのリフレッシュにチャレンジすることに。
先ずはレンズ表面の研磨ですが、ヘッドライトの周りをしっかりとマスキングします。
作業の画像はありませんが、
800 → 1000 → 1500 → 2000 の順で耐水ペーパーで磨きました。
その後、一応コンパウンドで磨いて、磨き残しがないかチェック。
車体にカバーをかけて、全体をマスキング。
カバー後にヘッドライトの部分だけ切り取り露出させます。
今回使うコート剤はこちら。
ホルツの「ヘッドライト リフィニッシャー」です。
本当は
以前グリルのエンブレムのコートに使った「ブライトマンCP」を使いたかったのですが入手できないため、インターネット上で評判の良かったこちらを購入。
この商品、業者向けのはずなのですがネット通販で普通に購入できます。
吹きつけ後の状態です。
きれいに吹きつければ鏡面仕上げになるようなのですが、私の腕が悪いのかゆず肌にしかなりませんでした。
たぶん屋外での作業だと風の影響などもあり、均等に吹きつけられなかったのだと思います。
あとで耐水ペーパーで磨いて均すことになるので、吹きつけは4回くらいやりました。
完全硬化までは24時間です。
硬化後の表面もやはりゆず肌がしっかり残っています。
そこで3000番の耐水ペーパーで丁寧に磨いて表面を均しました。
耐水ペーパーだけでは、きれいな透明にならないので当然コンパウンドも使います。
光を透過させるレンズなので、細目 → 極細 → 超極細 と3種類使いました。
コンパウンド処理後の状態です。
きれいなレンズになりました。
夜間、ヘッドライトを点灯させた状態です。
レンズ表面にガレージの門扉がきれいに映り込んでいますが…
よーく見ると、レンズに細かい線キズがいっぱい残っていました。
昼間にコンパウンドで磨いた時にはまったく気が付かなかったのですが、3000番の耐水ペーパーの時に強く擦りすぎたのか?
強い光に当てたら浮き出てきました。
キズを消そうと耐水ペーパーで根気よく磨き続けていたら、なんと塗膜を突き破って下地に到達してしまいました (>_<)
それでもキズは消えていませんでしたので、コートを吹きつける前から付いていたようです。
というわけで、完全に最初からやり直すハメに… _| ̄|○
「ヘッドライト リフィニッシャー」をまた買わないと… 高いけど仕方ない。
後日、再施工することに。
今度は 600 →800 → 1000 → 1200 →1500 → 2000 の順で耐水ペーパーで磨きました。
前の番手の磨き残しがないかじっくり確認しながらやったため半日くらいかかりました。
再びコート剤を吹きつけます。
今回はさらに丁寧に吹きつけたのですが、やはりゆず肌になってしまいました。前よりはきれいですけど。
鏡面仕上げは屋内でないと無理な気がします。
ここでトラブル発生。
硬化後、また耐水ペーパーで均しが必要になるので、できるだけ塗膜を厚くしておこうと塗り重ねをしていたら、液剤よりもスプレー缶内のガスの方が先に少なくなったらしく、思いっきりダマになったコート剤が吹きつけられてしまい運転席側は表面が酷いことに…
とりあえず硬化させて、耐水ペーパーで根気よく均したところ無事にきれいな表面になりました。
そして、夜間確認してみたところ…
前回よりはきれいになったかな?
と思って、近くで凝視したら、細かいキズがまだまだ残っていました。前回よりはきれいになってますけど。
2回目はかなり時間をかけて丁寧に施工したはずなので、この結果は結構ショックでした。これなら最初から何もしない方が良かったのではないかと思いたくなります。まだレンズも黄ばんではいなかったし。
やはり私の腕が悪いのか、それとも手作業での研磨は無理があるのかわかりませんが、もう一度自分で施工する気にはなりませんね。
まあ、肝心のヘッドライトは乱反射することもなくきれいに照らしているし、カットラインもしっかり出ているので実用上は何も困りません。
結果には満足できませんが、キズもヘッドライトを点灯した状態で50㎝くらいまで近づかないと見えないし、何度も研磨するのは良くないと思うので当分このままでいくことにしました。
今回の「ヘッドライト リフィニッシャー」の耐久性能は2年とのことなので、その後劣化しはじめたら今度はプロの業者にお願いすることにします。ヘッドライトを新品に交換する手もありますが、何となくもう残ってなさそうな気がします。例え残っていたとしてもめっちゃ高くなっているはずなので、旧車にそこまでお金をかけるべきか? 正直判断が難しいです。
とりあえず昼間に見る分にはキズは全く見えず、レンズがきれいに見えるようになったので、今はこれで良しとします。