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2022年04月20日 イイね!

ハイビームのLED化にチャレンジしてみたところ…




ハイビームって普段使っていますか?

私はほとんど使っておらず、どちらかというとパッシングで使うくらいです。
それでも、このライトだけがハロゲンで電球色に光ってしまうのはどうにかしたいと思っていました。

最近ではLEDバルブが流行っていますが、アコードのハイビームで使われているH1バルブに対応した商品はほとんどありません。
H1は古いタイプのバルブで、現行車では使われていないそうなので、需要が少ないのかもしれません。
それでもインターネットで探してみると、いくつかH1のLEDバルブが販売されていますが、この形でアコードにつくのか?っていう商品が多いです。






ホンダ車のH1バルブを交換したことがある人ならご存じかと思いますが、H1バルブをそのまま装着するのではなく、上の写真のように白いソケットにつけなくてはなりません。
また、車両からの配線との結線は、黒いゴムのカバー取り付けてからとなりますので、ゴムカバーの穴を通せなくてはなりません。ほとんどのLEDバルブが後部にヒートシンクを備えているため、ここがネックとなります。
なかにはヒートシンクが分割できるものもあるみたいですが、写真で見る限りでは差し込んでひねるだけみたいな感じで心もとない感じでした。

そういうこともあって、ハイビームのLED化はずっと見送っていました。どうせパッシングぐらいしか使わないし…





ところが、BELLOFの“プレシャス・レイ R”というシリーズからH1のLEDバルブが販売していることを知りました。
このシリーズは某量販店の専売品とのことでしたので、さっそく店舗に見に行ったところ、小型のバルブでこれならアコードにつけられるかな?って感じでしたので衝動買いしてしまいました。
何よりノーブランド品とかではなく、ちゃんと保証のついた商品なのが良かったです。
(あとで調べたら、専売品のはずがインターネットで安く売っていました…)





H1バルブと比べてみると、発光点の位置も合っており配光も期待が持てます。





当然そのままでは付かないので、H1バルブアダプターなるものを用意しなくてはなりません。以前乗っていたプレリュードにHIDを付けた時、BELLOFのアダプターを使っていたので、今回もBELLOFのアダプターをチョイス。
が…、LEDバルブの直径の方が1mmほど太く使えませんでした。
同じメーカーなのに…(T-T)





なので、別のアダプターを買いました。





そのほか、必要な部品も揃えました。





車両側の配線とコネクターでつなぎたかったため、車両側と同じH4タイプのオスを購入。





LEDバルブ側が平型端子(250型)なので、ギボシからエーモンの平型端子へ変更。
またコネクター上側の線は使わないので外しました。





ホンダの純正品のゴムカバーがインターネットで売っていたので購入。





こちらは、本来ゴム足に使うための部品。





外径22mmと内径5mmが丁度良いのです。





内側にLEDの配線を通すため、切れ目を入れます。





こんな感じにゴムカバーと組み合わせて、防水防塵仕様とします。





これらの部品を組み合わせてとりあえず完成!





さっそく車両に取り付けてみました。
問題なく点灯しましたが、なんか光軸が合っていないです。
バルブがぐらついて、しっかり固定できていないようです。





ぐらつく原因はバルブアダプター。先端の長さが足りずバルブが奥まで押し付けられていませんでした。
なので、別のアダプターを用意。





左側の長いのが新しいアダプター。下側の先端が少し長くなっているのがわかります。





ただし全長が長いので、後ろ側を1cmほどカット。





そして、ぐらつくもう一つの原因が、LEDバルブの台座に固定用の突起がないこと。

写真のとおり、装着面にはバルブの突起が収まる穴があるのですが、BELLOFのLEDバルブの台座には突起がありません。このためLEDバルブが上下左右に動いてしまうのです。
なんで突起がないんでしょう? これって結構致命的です!
とりあえず、固定できないと使いものにならないので、固定できるよう策を講じることにしました。
ちなみに、元に戻せなくなるような加工はしたくないので、すぐにハロゲンバルブに戻せるようにするのが大前提です。





幸いなことに、ヘッドライトユニット側の装着面は直径3cmの円になっていて、円の中心にバルブの中心が来れば丁度良いみたいなので、バルブを中心に固定できる部品を探します。
まずは、バルブアダプターを固定するため部品です。バルブアダプターは直径2cmなので、外径3cm内径2cmの部品を探しましたがなかなか見つからず。唯一ホームセンターで見つけたのが写真の硬質ゴムの部品です。





これを3mmの厚さにカットし、半円形に整えます。
この大きさのゴムを均等に3mm厚にカットするのは結構難しいです。





そしてバルブアダプターの先端に接着します。
硬質ゴムですが、普通に接着できますので、しっかり接着しましょう! しっかり固定できていないとバルブ固定の時に外れてしまいます。またきれいな円形になるよう外側の形を整えましょう。
それからバルブアダプターの切れ目は跨がないようにしましょう。





次にLEDバルブを固定する工夫をします。
バルブアダプターの内径とLEDバルブの間には2mmほどのクリアランスがあるため、LEDバルブが動いてしまいます。写真のとおり厚さ1.5mmのスポンジゴムシートを7mm幅にカットして貼ると、バルブアダプターの中でしっかり固定されます。
使用したスポンジゴムは、以前のブログでアームレストに使った粘着シート付のタイプです。





試しに装着してみたところ、結構きつめですが何とか付けられました。バルブアダプターを強くつまんで少しでも外径3cmの円を小さくして押し込むのがコツです。また装着面の円とクリアランスがほとんどないため、円の形がきれいになっていないと入りません。
しっかりと固定できたため、光軸も問題ないようです。写真にも助手席側のハロゲンと同じ大きさの光の輪が写っています。
明るさですが、正面から見た感じではハロゲンと同等だと思います。





装着してみて、改善の必要があるところを直しました。LEDバルブの平型端子ですが、同じ250型でもエーモンの端子とはストッパーの突起の位置が違い、すぐに抜けてしまうので187型の平型端子(オス)へ変更しました。
本当は、バルブ本体の加工はしたくはなかったのですが、仕方ありません。





当然コネクター側も187型の平型端子(メス)へ変更。
あとで調べたら、別のメーカーの平型端子(250型)に変更すれば、ストッパーの突起が合うので、コネクター側だけの端子の交換で済んだのですが後の祭りです。端子の小型化ができたということで納得することにします。





LEDバルブは点灯させるとものすごく熱くなるので、張り付けたスポンジゴムは溶けてしまうかもしれません。なので熱に強いシリコンゴムのシートを用意しました。
厚さ1mmで粘着シートは付属していませんし、両面テープもくっつかないので、LEDバルブとバルブアダプターのすき間にうまくはめ込みます。
1.5mmスポンジゴムから1mmシリコンゴムに変更し、素材の厚さは薄くなりましたが、シリコンゴムはスポンジではなくほとんど潰れないので、バルブアダプターをつまんでんも直径3cmのゴムの円はほとんど小さくなりません。このため、スポンジの時よりも装着しづらくなります。





完成した一式です。
平型端子の接続部は絶縁テープで保護しました。





助手席側の取付状態です。
助手席側は手が入りにくいので、一部カバーを外しております。外したらカバーを止めるクリップが折れてしまいました (>_<)





運転席側の取付状態です。
車両側のコネクターとの接続部分は絶縁テープで保護してあります。また写真にはありませんが、端子とコネクター部分はさらにエプトシーラーで保護し、異音の原因とならないようにしました。もちろん、助手席側も同様です。





前面からのバルブの装着状態です。





少し残念なのは、真正面からバルブを見ると、リフレクターにLEDの黄色が映ってしまうところ。





夜間に点灯してみました。
光軸から外れた位置から見る分には全然まぶしくないです。6000ケルビンなのでロービームよりもだいぶ白いですね。





正面から見るとやっぱりまぶしいです。
フォグランプのLEDも6000ケルビンですが、ハイビームの方が白いです。





照射具合を壁で確かめてみました。
まずはロービームのみ。ちゃんとカットラインが出ています。
(フォグランプは消してあります)





続いてハイビーム点灯!
正面に光の輪が2つできました。

が… なんか暗くない?
屋外でハイビームを点灯すると、カットラインより上の部分だけほんわりと明るくなる感じです。カットラインより下はロービームにかき消されてしまっています。

原因の一つはHIDのロービームが明るすぎるからだと思います。
そしてもう一つは、今まではハロゲンの3500ケルビン程度で、ロービームよりも濃い色だったため配光が全方位に見えていましたが、今度は6000ケルビンでロービームよりも明るい(薄い)色になってしまったので、色温度の点でも見えにくくなった感じです。

それにしても、ちょっと明るさが足らないなぁ、全光束1800ルーメンあるはずなんだけど…
と、メーカーホームページで確かめてみると衝撃的な記述がありました!





左右合計で1800ルーメン!? それじゃ片側で900ルーメンしかないってこと?
それならハロゲンと変わらないじゃない。いや、色温度からしたらLEDの方が確実に暗いですよ (゚o゚)

1800ルーメンが左右合計の値だなんて、パッケージにはどこにも書いていないし、この商品を手に取って購入した人からすると詐欺に近いですって。最初から分かっていたら買わなかったかも。
私はほとんど使わないハイビームだからまだいいけど、H1のロービームに使用したら雨の夜なんかはかなり見えづらいかもしれません。
ヒートシンクなしにこのサイズに収めようとすると発熱の関係でこれ以上光量を上げることはおそらく無理なのでしょう。一応、車検対応を謡ってはいますが、基準ギリギリなのではないかと思います。





結果的にハロゲンよりは暗く見えるようになりましたが、ハイビームに頼った運転はほとんどしないので個人的にはあまり影響ないかな。でも、暗い道路で一瞬だけ明るくしたい時もあるから、その時に使い物になるかちょっと心配です。
とりあえずは見た目が良くなったのには満足です。FMラジオへのノイズもありませんでした。もちろんパッシングも問題ないし、メーターのインジゲーターも点灯するので明るさ以外は完璧です。
長時間使用し続けた場合の発熱とか光量の減少とかの不安もありますが、点けっぱなしはしないつもりだし…

気になるのは半年後の車検、NGにならないかな? まあ、指摘されてもすぐに戻せますけどね (^^;
もしNGになるようなら完全に取り外すしてしまうかも… (-_-)

Posted at 2022/04/20 23:07:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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