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トプ・ガバチョのブログ一覧

2013年06月03日 イイね!

プチ・ランチアランチ@白金アルファロメオクラブ

プチ・ランチアランチ@白金アルファロメオクラブ abrse037さんが参加している「白金アルファロメオクラブ」の朝カフェミーティングが第三京浜・都筑PAで2日日曜日に行なわれるとのことで、お誘いを受けて行ってきました。このクラブは「アルファロメオ」とはなっているものの、ランチアもいればマセラティ・フェラーリもいて、一応車種にくくりはないとのことでした。今回はデルタS4に乗るたくさんを誘っているので、いかが?と言うことになり、一も二もなくワテも参加してきた次第です。

 港北区にお住まいのデルタさんにも声を掛けて下さったおかげで、フルビア1.6HFはいませんが、歴代ランチア社のラリーカー軍団が勢揃いと相成りまして、アルファクラブと言いつつ、今回はワテらでジャックした格好になっちゃいました。

 こちらが、今回の目玉となったたくさんのデルタS4(エッセ・クアトロ)。大変きれいな状態ですが、実は前のオーナーが4年間手を着けずにいた間に不動になり、たくさんが購入されて、OHのために結構細かいところまで手を入れたようです。おかげで、現在はスムーズそのもの。中低速もきっちり出ていて町乗りも楽勝だそうです。一応エアコンも装備されていて、さすがに真夏はほとんど効かないそうですが、今の時期は丁度良いかも知れませんね。アバルト製のパイプフレームにスーパーチャージャー+ターボで武装したエンジンをミッドシップさせて、フルタイム4WDとしたラリー・ウェポンです。ランチアの歴代ラリーカーでは最強でありながら無冠に終わった唯一の車となりました。

 こちらはabres037さんのランチア・ラリーと我が成層圏くんの2ショット。abrse037さんは、別段オリジナルにこだわることなく、ご自分の好みに合わせてモディファイされていて、走ることも楽しむタイプの愛好家です。ベータ・モンテカルロを意識して何となくデザインを似せて作られたボディは、やはりデルタS4と同じくアバルト製のパイプフレームを組んだ完全オリジナル設計のラリー・ウェポンです。
 ストラトスは74年の中盤から参戦し、それまでのフルビア1.6HFのポイントと合わせてランチアにメーカータイトルをもたらしました。当時はまだドライバーズポイントは設定されておらず、チャンピオンシップはメーカータイトルのみでした。以降75年76年と、S.ムナーリ等の活躍で3年連続タイトルを獲得しますが、77年から親会社のフィアットの意向で、フィアット131ラリーを勝たせるためにストラトスの出番が大幅に縮小されてしまいました。それでもプライベーターがセミワークスカーを使って、81年のツールドコルスでB.ダルニッシュの青のシャルドネ・ストラトスが優勝しています。4バルブヘッドのワークスカーでずっと参戦していたら、どれくらいまで勝てたのか興味深いですよね。

 デルタ・インテグラーレは他にこのエボルツィオーネ2と隣のたか純さんのインテグラーレ16Vが来ていました。EVO2は92年から販売された最終モデルで、パワーも我が家のEVO1のでる太くんが210ps/5750rpmなのに対し、215psに上げられていました。デルタ16Vは89年~90年に販売されていたモデルで、パワーはそれまでの8Vの185ps/5300rpmから200ps/5500rpmまでアップしていました。ご存知の通り、86年いっぱいでのGr.B廃止にともない、新たに年間5000台を規定したGr.Aへの移行にどのメーカーも頭を悩ませていたところでしたが、ランチアは丁度84年にからデルタの4WD化のプロジェクトを進めていて、86年にはデルタ・ターボ4x4が発表されていました。そこにGr.Aのレギュレーションが飛び込んできたのだから渡りに船だった訳です。以降、6年連続でランチアにメーカータイトルをもたらしました。やはり名車中の名車ですね、壊れやすいですけど(^∀^)b
 ところで、この画像のEVO2は、サブコンを備えてきっちりターボ圧が1.2barまで出るようになっていて、日本国内向けの0.8bar程度までしか上がらないカタログデータの215psではなく、確実にそのパワーが出ていて痛快だそうです。
 たか純さんの16Vはワテが昔乗っていたものと同じ黒メタ。ワテのかつての愛車は並行輸入のヨーロッパ仕様で、サンルーフが付いていました。EVO1からのワイドボディではなく、5ナンバー登録の横幅1700mm以内のサイズで、シャープな印象のデザインでしたね。
 一番奥に写っているのはランチアではないですが、シバッチさんのルノー・クリオです。日本には入ってきていないモデルだそうで、朝、横浜駅西口に近い浅間町で右折して入ってきたのを見た時に、「あれ?シバッチさんもアルファのミーティングに行くのかな?」と一発でシバッチさんの愛車だと分かりました(^∀^)。

 ランチアはまだまだいましたよ。手前は前期型のベータ・クーペで、奥の黒いやつは最後の頃のベータ・クーペVX(ボルメックス)です。ベータ・クーペは73年末にデビューし、翌74年の初めに販売開始されました。第3シリーズになってクラシック・ランチアの顔とも言うべき中心に縦枠が入ったフロントグリルが採用され、83年にはスーパーチャージャー付きの2000VXが有終の美を飾ることになります。

 まだまだランチアは続きます。ワークス・ラリーカーには使われませんでしたが、フルビアHFと同じ1.3リッター狭角V4エンジンを持つフルビア・スポルト・ザガートSです。前に代官山モーニングクルーズでお見かけした車体ですが、大変きれいに維持されていて羨ましくなりますね。

 本来の主役であるアルファ勢ももちろんたくさんいらしてました。新しいモデルから古いモデル、個性的なモデルまで、とにかく様々でしたね。特に面白いのが不思議なデザインのザガート製のSZと、それをオープンにしたRZ。このデザインで販売してしまうのですから、イタリアンデザインの真骨頂とも言える強烈な個性と言うか独創性ですね。

 他にもアルファの色々なモデルやマセラッティ、フェラーリ等も何台か来ていましたが、話に夢中になっていたためか、あまり写真を細かく撮っていませんでした(^∀^)。我が成層圏くんもアップで撮り忘れていましたからね~(笑。8時集合でしたが、お昼はPA内の食堂でまたまたおしゃべりしつつ、abrse037さん、デルタさん、たくさんとワテの4人で昼食を取って解散。大変面白い集いになりましたが、今後も是非また131ラリーやフルビアHF、フィアット124等も一緒に、ランチア・フィアット・ラリーベース車軍団でお話したいですね!

※ より詳しいレポと多くの画像をこちらにアップしてますので、もしよろしければ是非覗いてみてやって下さいね!

追記】 ある方のブログでこのミーティングに苦言が呈されておりましたので、一応こちらに当日の状況を記しておきます。この日は朝8時の集合から11時過ぎの解散まで、PA自体に車があふれて入場できなくなるようなことは一度もなく、駐車場のキャパシティからも駐車スペースに関しては全く問題ない範囲かと思われました。クラブの皆さんの行為も、例えばエンジンをふかしたり騒いだりするようなことは一切なく、ただ車談義を楽しむだけののんびりしたもので、基本的には一般の皆様への迷惑行為はなかったと思いますが、30台クラスの「集い」自体が不愉快なものに感じられたら頭を下げざるを得ません。関東では自動車道のSA/PAに限らず、さまざまな公共駐車エリアでのオフ会・ミーティングが行われています。一部そうしたところでもの凄い排気音で空ぶかししたり、外の道で急加速したり、やたらと騒いで顰蹙をかったりするような人達も確かにいますが、このアルファロメオの皆さんはそうした集会とはかけ離れた明るく紳士的な方々でした。初めて参加した外様者のワテも参加者の一人であることに間違いないので、弁解がましくなるかもしれませんが、これまで色々なミーティングを体験したことと比較して、決して迷惑度が高いオフ会ではなかったと思います。それでも不快に感じられる方もいらっしゃると言うことを肝に銘じて、できるだけ迷惑にならないよう心がけてオフ会・ミーティングを楽しみたいですね。
Posted at 2013/06/03 12:48:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | ランチア・その他 | クルマ
2010年02月15日 イイね!

ストラトスと037のツーショット@かもめ町

ストラトスと037のツーショット@かもめ町 久々の更新になりますが、昨日(2/14)毎月恒例の「ハマCafeオフ」と言う気楽な集いに参加してきました。当初仕事がどうなるか分からなかったので、不参加の可能性が高かったのですが、今回は千葉から037 Rallyの方も参加するとのことで、久々に迫力あるピニンファリーナデザイン&アバルト生産の真赤なボディを拝みたくて何とか時間を作って参加しました。
 他にもいつものメンバーがデルタやルノーで参加しましたが、今回はルノー組はわずかで、037のオーナーさんとお友達のテーマ2.0ieの方も来ましたので、さながらちょっとしたランチアミーティングに(^∀^)。これにフルビア1.6HFとデルタS2が入れば歴代ランチアのラリーカーのストラダーレが勢揃いですが、フルビアはまだしもデルタS2は国内に10台あるかどうかですから、こりゃ無理な相談ですね。ちなみにストラトスは38台程度、037は20台ほどが現在国内にあるんだそうで、どちらも割合からすると生産台数の1割が日本に来ているとは、思えば凄いことですね。
 ところで、ストラトスを運転して頂いた代わりに、ワテも037ラリーを運転させてもらっちゃいました。ヴォルメトリーコ(スパーチャージャー)の感触はデルタのドッカンターボ的なものとは明らかに違って、一定の回転から急に力が出るのではなく、何かバイクのエンジンのように回転が上がるにつれ筋肉モリモリ感が強まります。でもギア比が高いようで(デルタも)、低回転のトルクの薄さも相まって、丁寧に発進させないと「プスッ」とエンストしやすいです。その点、デルタはあくまで一般市場向けですから、フライホイールなどもワークスカーと違って普通に重いものが入っている分、エンストするほどのことは滅多にありません。やはり037はあくまでコンペティションベースで、生産台数もたったの200台ですから、内装関係はともかく、あまり他の点でコンペティツォーネとストラダーレとの間で、基本的な部分に大きな差はないようです。と言うよりGr.Bの規定で無理にでも200台作って売らねばならないので、一々メカの色々なところで異なるものは作っていられない訳ですね。
 ハンドリングは実にどっしり安定した感じ。ホイールベースはストラトスよりかなり長い上、幅も1.85mくらいあって、何か地を這うような感覚でした。また回転を「フォーー」と上げていくと、5,000rpmに達したところで「フォーオ↑」とまたグイッと回転に勢いが増すようなものを感じました。まあ、あんまりスピードを出していると捕まっちゃいますし、何しろ自分の車ではないのでここら辺でアクセルを戻しましたが、排気音の勇ましさも含めてとてもシビレますね。なお、動画もYouTubeにアップしましたが、オーナーさんの顔もナンバーも映っちゃいますので、25人限定の非公開になってます。ストラトスの走る様子も含めてもしご覧になりたい方はメッセージを送って下さい。URLをお伝えしますが、25人で終了になっちゃいますのでその場合はご容赦をm(_ _)m
Posted at 2010/02/15 12:11:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | ランチア・その他 | クルマ

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