コバス修復

茂木で行われているGPの予選はウェット路面で行われていたようだが，当地は時々青空も見えた。
　川原ではススキが風になびく。


　岡山国際サーキットで追突食らってすっころんだJJコバス，修復の一番のネックはチャンバーである。小生の手には負えないので，馴染みのバイク屋に丸投げだ。m(_ _)m
　久しぶりにぶらりと遊びに行くと，作業台に乗せられていた。
　本来ならば，右側から二本のサイレンサーが顔をのぞかせているのだが，修復のためチャンバーごと取り外されていて，シンプル。



　太いチャンバーが鎮座しているはずの車体下もガラ～ン。ちなみに奥のドカは他のお客さんのです。


　
エンジンの前側ステーをじっくり見たこと無かったけれど，けっこう手のかかった溶接がされてたんだなぁ。

　
　
　手の込んだ溶接といやぁ，ピボットまわりもそう。



　長期のお不動様だったんで，フロントの鋳鉄ローターに錆が出ている。ブレーキキャリパーはAP。ケビン・シュワンツが使ってたやつですな。



　フロントフォークの先端にあるナゾの穴(笑)。トップキャップが取り外されているわけではない。フォークスプリングが短く，この位置にトップキャップがあるのだ。アントニオ・コバス自身がそのセッティングをつめて決定されたと聞いている。



　北海道では初雪の声もきいたから，走り出すのは翌春かな？