2016年06月02日
スズキ株式会社の不法行為-2
月夜猫です。
05月18日の記者会見では、法令無視と言う事実に対し結果の数値に問題は無いとか、テストコースの場所がとか、全く見当違いの回答していて、あげくの果てには「善意でやったということであれば、人情的に考えなくはいけない」。
この人たちは会社潰しに掛かっている事に気が付いて無いんだろうかと、他人事ながら心配でした。
05月31日の記者会見では、少なくとも会長氏は事の重大さにやっとこ気が付いたようです。
「法律を守るという基本原則を破るということは法治国家では許されない。いろんな話をしたが、測定法について国の定められた規定と違ったことをやった、これは不正だ。不正の積み重ねが不正を呼んだ。それを再発防止で直さなければならない」
「これだけの不正になると18日の前言を取り消して、すべて法に従って責任を処理するということしかないと、現在は考えている」
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18日の調子では、「結果良ければ、あるいは相応の理由があれば法を無視したとしても構わない」式に、不正行為者を擁護しているかのような発言で、経営者がそんな認識では、その組織の存続が許されないと言う事にまったく気が付いていない様子。
31日の「すべて法に従って責任を処理する」と言う姿勢を、何時いかなる時も首尾一貫して明言し、自身配下を問わず粛々と執行するのが経営者の責務です。
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報告書を官庁に提出した際、責任所在の明確化を指示されたそうです。その時に諭されたか、見識の有る他の経営者に諭されのか、やっとこ気が付いた事情は存しませんが、これでやっとスズキ株式会社も存亡の危機を脱せるのかと思います。
副社長氏や常務取締役氏の認識はまだ甘いみたいなので、まずは会長氏が取締役会で考え違いをしている者が残っていないか、徹底的にやるのが最初に見えはしましたが。
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でわ。(^^)/~
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Posted at
2016/06/02 21:05:20
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