こんばんは。
今回は、前回ちょびっと心残りだった、エンジンルーム助手席側の配線の手直しに関する内容です。
よくまぁ電気ネタが続く車です。
快晴でドライブ日和の中、毎度ながらくろやん先生のもとへ。。
ただ、毎度直してばかりで、、なんだかなという思いもあり、
今回内容的には比較的軽い予定だったので、早く終わらせて走りに行こうなんて話もしていたのですが、、まさかこんなことになろうとは...。
今回は、この辺りをやり直す予定でした。
まず、写真左側辺りにかっこ悪く這っている謎の赤線
ヨボヨボのデスビ配線と満身創痍な水温センサー配線(純正&大森)
ぐちゃぐちゃに詰め込まれたホーン&CDI周りの配線...
この辺りに手を入れれば、前回刷新したバッテリー側の配線と釣り合いが取れよう...ということです。
何はともあれ、まずはバラしてみます。
しかしバラしてみると、謎の配線の山。
この時点で、エンジンルーム内の配線は新規作り直しで確定でした。
まぁでも、ここまでは想定の範囲内です。
そしてここからは想定外...
ウオッシャーのコネクタが何故か溶けて変形していたり...
ウオッシャー正規配線が車内ウオッシャーSWと繋がっていなかったり...
※大昔に車検用に暫定で繋げた線がずっと生きていました
これを正すことをきっかけに、車内コンソールを取り外すことが確定。
ハコスカはウオッシャーSWがコンソールに付いているのです。
ということでコンソールを取り外してみたところ、、
今度はそれ以上に「なんじゃこりゃ」の嵐。
ねじって繋げてあるだけの配線(取れそう)
ほぼ瀕死のサイドブレーキSWセンサ配線
何故か剥いてあって、何故か剝き出しのまま配線
昔直したけど、また切れていたワイパーSW配線
そして、写真は無いけど、オーディオのギボシに差し込んであっただけの追加ETC配線...
(思えば、工具なしで駐車場でパパっと取り付けてました)
更に、容量を考えずにワイパー配線から取っている車内オーディオ電源。
まぁナントやりがいのある配線たちでしょうか。(絶望)
しかし、とにかく1つ1つ、直していくしかないのです。
謎の剥き出し部は酸化してしまっているので、被膜で生きていた部分を活かし新規作成、もちろん収縮チューブで保護&絶縁。
元の配線自体が怪しいワイパーSW配線は、まるっきり新規作成
骨の折れる作業ですが、信頼性は段違い!
↑このカプラーが家にあるってのがまたすごい。
そしてねじって繋げただけだった配線は、カシメでしっかり接続。
全部の内容を撮っていたわけではないですが、おおよそこのような形でひたすら配線修理作業を進めました。。
そして、今度は車内への追加電源、オーディオ&ETCの電源供給方法を変えます。
ここでは、
前回「いつか使うだろう」と苦労して新設しておいた電源供給配線を、早速使うことになりました\(^o^)/
それの配線を仮敷設しておいたのはメーター裏なので、メーターを外します。
なんだか車内がどんどんバラバラに...
色々考えつつ、、分配の配線を完全に新規作成!
※ここにも、将来を見越したおまけ線が用意されています。
また、ETC配線にもギボシを取り付け、しっかり固定できるように。
これを組んで、すっきりと追加電源の配線が完成!
これにて車内配線の正常化は完了です...(!?)
早速、諸々の配線を繋げテストしてみたところ、
キーOFFなのに、勝手に駆動する燃料ポンプ...
メーターを見ると、CHGランプもサイドランプも点灯…
キーOFFなのに...
HT的にはまた絶望、配線の闇に引きずり込まれたと思いましたが、
くろやん先生は、冷静に今回手を入れたところを中心に配線図とにらめっこ。
そしてテスターを駆使して色々チェック。
すったもんだの結果、ワイパーとフォグのコネクタ部配線が原因であると突き止めました。
今回新規に作った部分が回路図通りではなく、電気が逆流していたのです。
これは直した後ですが、新規の赤い線がクロスしていたのですね。
そして組んでみたら、無事怪奇現象は解消。
その上で各機能をチェックしたら、
まず、ワイパーの2段階の速さ調整機能が復活しました。
そんな機能あったんですね。。
運転席側のPWも、動作速度が速くなりました。
今までは、下げが遅く、上げが速いという症状だったんですよね。
すばらしい。。
その後、車内の組み付け諸々終わらせて、
ようやく本題のエンジンルーム内配線に取り掛かろうとしたら、世界はすでに闇の中。
私は主にくろやん先生の手元を照らすライト係。
スーパードンキーコングというゲームのこいつを思い出しつつ、
写真をパシャパシャと撮る心と体の余裕もなく、黙々と作業をしました。
線を切って、端子をつけて、ハンダを流して、最後にテープ巻き...
夜中作業で色々消耗していますが、妥協なしの姿勢。
頭が上がりません。
そんなこんなで苦労して作り上げた完成形はこちら。
元の状態を考えると、びっくりするほどシンプル。
とてもいい感じです。
そしてなんと、見た目だけではなく、走りもよくなりました。
低回転時での違いは感じにくいですが、回すと(踏むと)、今までの加速感とは明らかに違います。言葉で言い表すのは難しいですが、踏んだ分、グッと加速します。
今まで、この車が加速しない(おっそい)のは、マフラー径が細く排気が非効率なせいだとばかり思っていましたが(それもあるけど)、実は点火系の配線がおかしくて、まともに加速していなかった、というのが真の原因だったようです。
ということはこの6年間、ずっとおかしかったんですね。
まいった/(^o^)\
何はともあれ、毎度毎度毎度、くろやん先生ありがとうございました。
こんな状態まで持ってこれましたが、
いよいよ来週、エンジン載せ替えに出します。
どんなふうに変わるかな。。
Posted at 2021/04/12 22:56:13 | |
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