3/24
みんカラスキー同好会で集合した札幌国際スキー場にて開催された、来季のスキー試乗会に参加してきました。
最近の傾向から、滅多に新しい板には乗れない自分なので、こういう機会に存分に堪能しましょ。
この日は3月下旬とは思えないほどの雪質。
ただ、降りたてなので、若干雪は柔らかい。
スキー場のコース設定から、急斜面は無く、中緩斜面での試乗。コブには行かず。という具合でした。
ではスタート。
一本目
ロシニョール DEMO α ti LTD 165cm
シェイプ 122-68-104 R13
ずっと乗ってみたかったロシ。
次期モデル、まずは鮮烈なピンクが目を惹く。
そういえば、大昔ヤマハのCWセラミックというピンクの205cmの板に乗っていたことを思い出す。
第一印象は軽い。
持ったときに軽かったかどうかの印象は薄いけど、履いたときにはウェイトを感じない。
角づけすると、直ちにトップから方向を変える。クルクルとまわる感じ。
エッジグリップは十分。荒れてきた柔らかめのバーンでもトップから捉えてグイっと曲がる。板の走りもいいので、気を付けないと体が遅れますが、板に対して体の重心を合わせていけば、いいターンができます。
ターンが楽しい。もっとハードなバーンで試してみたかった。
これ、欲しいわー
二本目
フォルクル
RACETIGER SX DEMO 165cm
125-74-104 R14
これも滑りやすい。
太めな分、柔らか目の雪でもグリップに不安感がない。
小回りの運動では、気持ちよく回り込んでくるが、ロシほど強烈には回り込んでこないので、体が遅れず重心と板を適正な位置に保ちやすい。
ロシと比べると重量感はあり、少しどっしりとした印象。
太めのシェイプ、どっしり感、乗りやすさ、小回り系オールラウンドとして、選んで間違いのない板。
3本目
サロモン
S/RACE RUSH SL 160cm
121-68-105 R13
お気に入りのメーカーであり、これまで選ぶことの多かったサロモンですが、最近はあえて他のメーカーにしようと物色しているのです。
しかし、今のサロモンがどんな感じか試してみたい気持ちもあり、乗ってみました。
まず、第一印象、板が重たい。160cmなのに。
それもそのはず、センターが分厚い。
しかし、乗ってみると、持つほどの重量は感じず。
RACEを掲げているだけあって、エッジグリップも強烈。
160cmという短さのハンデは全く感じず、それなりのスピードでカービング小回りをしても安定したターンが可能です。
回り込んでくる感覚はロシほどはないです。
でも、滑りやすい板だなこれ。
四本目
アトミック
REDSTER S9i PRO 165cm
117.5-65.8-102-5 R12.5
乗ってみたかった1台。
この板も軽さを感じます。
低速でずらしてみると、引っ掛かりもなく非常に操作しやすい。
それでいて、速度が上がるとかなりのグリップ感があり、小回り~中回りくらいがとても気持ちいい。
惜しむらくは、ちょうどこの辺りから天候が悪化し、視界が悪くなったこと。そのせいで思いきったターンができませんでした。
癖のない素性の片鱗は見えたかな。
きれいなハードバーンでまた乗ってみたいな。
5本目
エラン SLX 165cm
スリーサイズ不明 R>12.6m
最近中古で購入した自分のSLXの来季モデルかな?
相変わらず、スリーサイズは表記ありません。
滑ってみると、全く癖のない滑りやすい板。
エッジグリップ、仕上がるターン弧、板の走り、全てが自分の想像通り。
そのため、むしろ印象は薄い(^^;
これは自分がエランに乗っているからなのか。
新しい分、自分の板よりトップとテールが安定してます。自分の板はキャンバー(ベント)がほぼ無いもので(^^;
FISモデルとは思えないほど素直で滑りやすいです。
これもハードバーンで試したい板。
6本目
HEAD スーパーシェイプ マグナム 163cm
130-72-110 R12.2m
数年前にも一度マグナムは試乗したことがありました。そのときのフィーリングは今どう感じるのか。モデルも改良されているでしょうけれども、再試乗です。
今回選んだ板は、ここまでどれも小回り系ですが、この板も他のモデルと遜色のない小回り系オールラウンドです。
相変わらず、そのシェイプから想像するよりは、大きなターン弧も許容します。
少し締まったバーンで傾きを強めると、トップからの食い付きも強まり、クッと回り込んできます。
163cmという長さでも安定感は十分ですが、もうワンサイズ長い170cmだとどうなるか気になるところ。
個性はないですが、この板を選んでもいいかなと思わせるものはあります。
7本目
ストックリ LASER SX 170cm
120-70-99 R15.4m
履いてみたかったストックリの整地モデル。
滑走フィーリングは、一言で言うと滑らか。
これは今までのモデルより長さがあることだけが理由ではなさそう。
癖は無く、踏み込みに応じたターンができます。Rが大きいので、小回りでの板の返りは小さいですが、大きめの小回りはOK。そこから大回りまでカバーできます。
雪が柔らかかったので、ストックリの強烈なエッジグリップは実感できず。でも、高級な板だなぁと感じるのは、先入観からかな(^^;
↓のようにストックリが並ぶと圧巻です。
以上、7本の試乗でした。
今回は小回り板ばかりでしたね。
買わない。買わないけど、次は小回り系が欲しいなぁ。
オガサカのTCに乗りたかったのに、人気で出払ってばかり。
今思えばケオッズにも乗れば良かったかなぁと。
この日、試乗した中で選ぶとしたら、ロシニョールかなぁ。
Posted at 2019/03/27 23:22:53 | |
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