セロー　ローダウン

バレリーナ乗りでは辛いのでローダウンしました。
用意したのは
K factory ステンレス製リンクプレート
-30mm用を選択しました。

XT250X用純正スタンド
右がセロー純正。左がXT250X純正


オフロード用メンテナンススタンド


Amazonで二種類ありましたが、高さが低い方を選びました。これでもローダウン後のセローに下にはすんなり入らなくなりました。
上がるか下がるかの二択しかなくて、今回の作業ではハッキリ使い勝手も悪かったです。

交換するのはこのパーツです。


内側が純正プレート。


ネットのブログでは簡単な作業のように思えましたが、私は非常に苦労しました。

スタンドを最も低い位置にセットして上げたらリアタイヤが完全に上がりません。バイクの下にセット出来るギリギリまでスタンドの受け板を上げると、リアタイヤが浮きました。


スイングアームの上下にあるチェーンカバーのような黒い樹脂バーツの下側が邪魔になりソケットが入らないので、下側のネジを外して樹脂パーツを少し曲げてソケットを入れました。

上の写真の黒いボルトが硬くて緩みません。
トルクレンチを40Nにセットして回すと、直ぐに反対側を抑えないとボルトとナットが一緒に回ります。反対側を抑えるのに苦労しました。
この時軍手をするのを忘れて作業してトルクレンチが外れて指を地面と挟んでしまい、それなりに血が出ました。仕事中なら不休災害です。


ボルトを抜いて、プレート交換してボルトを戻すのにも一苦労。バイクを上から押さえつけて二つの穴の距離を調整してなんとかボルトを入れました。この時一旦リフトを下げたら、簡単に上げることが出来なくなりました。慌てました。3トン用ガレージジャッキの鉄棒を使ってテコの原理で上げました。

ボルトを入れて締めるのも反対側を抑えるのに苦労しました。トルクレンチが鳴るまで抑えられませんでした。

足つきを試してから、スタンドを交換。


このボルトがなかなか抜けませんでしたが、交換出来ました。バネはセローの純正をそのまま流用。スタンドに傷付きましたが、プラスドライバーで簡単にバネははまりました。

どれぐらい下がったのか、シートの高さとハンドルのバーエンドをネジ迄の高さを事前に測って比較した所、それぞれ30mmは確実に下がっていました。

ローダウンの結果
両足のつま先がツンツンでバレリーナ状態でしたが、両足の指がしっかり地面に着くようになりました。お尻をそれ程ずらす事なく片足ならベタつきになりました。これで信号待ちはNに入れられる。笑
二足二輪で林道迄は行きませんが、街乗りは相当楽になりました。
20mmローダウンのCBR650Rより少し足つき良くなりました。

フロントも同じ事レベル下がるとは思いませんでした。街乗りなら違いがよく分かりません。
フロントフォークの突き出しはしばらく走ってみてから考えます。