結束バンド(タイラップバンド)は電気配線を束ねたり、固定したりするのに便利です。
その結束バンドは長年使用して来たのですが、最近入手した結束バンド専用ニッパーなる工具がとても気に入っています。
結束バンドで目的の物を締める場合、
締めこんで余ったバンド部分を邪魔にならないように切るのですが、
一般のニッパー等で切ると、締結部分よりはみ出して切れることが多く切り残しが出っ張ってしまいます。
切り残しが出っ張った状態で、不用意に手や腕で触ると怪我をする場合もあります。
そこで結束バンドニッパーですが、刃の上部は外面寄りに刃先が寄せてあり、バンドの切り残しがしにくい形状です。そして下寄りには刃が無くペンチのようなギザギザのセレーション加工がなされていて、
このように結束バンドを掴んで引っ張り、締めることが出来ます。手で結束バンドを締めるようなスペースが無い狭い箇所で便利。
余ったバンドを切断するのも軽い力でよく切れます。
切り口を見ると切り残し無くきれいに切断されています。
新品なら切れて当たり前ですが、既に使い始めて1年以上経過しても切れ味が落ちた感触はありません。
これは新潟県燕市の㈱ツノダ社製です。日本製ならではの高品質で、結束バンドをよく使う人には推薦出来るツールだと個人的に思います。
ところで、これまでクルマ弄りに結束バンドを多用してきたのですが、その供給源になってきたのは、
この1000個入りアソートセットです。某ホームセンターのオリジナルブランドで、妻が趣味の園芸用と、円形洗濯物ハンガーに付いている洗濯バサミをぶら下げているひもが数年経つと劣化して切れてしまうのでその代用品として15年前に買って来た物です。
まあ、身近にあるのをいいことに、自分の用途に勝手に持ち出して使っていた訳ですが、長年の使用の結果よく使う長さ100mmや150mmサイズが遂に無くなってしまいました。
「使うなら、ちゃんと補充して」
と妻に怒られたので、通販で100本単位で販売しているのを見つけて取り寄せました。
元々100mmサイズはカラーバリエーション豊富な入組だったので、それに合わせて用意。
また、結束バンドを屋外で使用すると紫外線に負けてすぐに切れるので、園芸用には耐候性のタイプを用意。
ほぼ元通りに補充しておきました。でも100本単位は多いので、
ちゃっかり自分の分も充実させました。
よく使用するので結束バンドは専用のボックスを用意して長さ別に分類してあります。また配線を挟み込んで固定するクリップも同時に使用することが多いので、材質別(プラスチック製/ステンレス製/黒塗装鉄製)に同じボックスに収納しています。
これならあと10年は持つかな。
Posted at 2020/05/30 22:44:55 | |
トラックバック(0) |
ツール | クルマ