GB7フリードハイブリッドのエンジンオイルは、ホンダ純正のULTRA NEXTが推奨になっています。
通常エンジンオイルのオイル缶には、SAE 0W-20とか表示されています。
SAEとは米国自動車技術者協会のことで、世界的にエンジンオイルの粘度表示を決めている機関です。
左側の0は、その数字から30を引いた温度が粘度保証下限温度、つまり数字が小さければ低温時の始動性に優れる事、Wはウインターつまり冬期です。-の右側の20は高温時規格では100℃におけるオイルの粘度を示します。
粘度については自動車のエンジンオイルでは0から50までの数字が一般的で、0はサラサラ、数字が大きくなるとドロドロという意味です。
ホンダ純正の4輪用エンジンオイルは、主な商品でMILDが10W-30、LEOが0W-20の粘度表記になっていますが、それ以降に発売されたGREENとNEXTは粘度表記がされていません。
以前のブログではGREENが0W-15、NEXTが0W-10相当と書きましたが、最近ではNEXTは0W-8相当(0W-7.5とも)であるとされています。
0W-8相当のエンジンオイルはホンダが一番先に発売したので、粘度の規格が定められておらず、公表することが出来なかったのかも知れません。ここに来て、2代目ディズとヤリスに0W-8のエンジンオイルが指定されて、各メーカーから純正オイルが発売されました。
今まではうちのクルマは、全て中国興業のディトナエボルブネオ0W-20を使用して来たのですが、フリードで1ヶ月点検でエンジンオイルを交換するに当たって、ULTRA NEXTが指定ということを思い出し、フリードだけエンジンオイルを変えることにしました。
しかし、今のところ社外メーカーのエンジンオイルで0W-8規格はほとんど発売されていません。(モチュール/ロイヤルパープルの2社のみらしい)
社外のオイルメーカー数社に問い合わせたところ、商品化は早くても2021年以降とのことなので、仕方なく純正ULTRA NEXT 20Lを用意しました。
以前、N-BOXに試しに0W-16のエンジンオイルを使用したことがあるのですが、てきめんにエンジン音がうるさくなり、耐えきれず0W-20に戻したことがあります。
私は人間が古いので、0W-8のようなシャビシャビなオイルでシリンダー壁やピストンの油膜保持がまともに出来るのか?と不安に駆られるのですが、フリクションロスの低減=低粘度エンジンオイルが重要らしいです。
あと、オイルエレメントも昨年10月消費税が上がる前に用意しておきました。うちのクルマは4台共にオイルフィルターエレメントの品番が同じでまとめ買い可能なのは助かります。
Posted at 2020/08/29 01:15:37 | |
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