以前、
サニーカリフォルニアのフロントグリルを再塗装する
で登場したことがある、私のバンドのリーダーMH君ですが、
「嫁の父親が免許返納することになり、クルマを譲ってくれることになった。しかし夜に乗ると、ルームミラーに防眩機能が無くて後続車が眩しくてたまらない。何かいい方法はないか?」
と言って来ました。
その譲ってもらったクルマは、2017年式スバル・ステラカスタムです。LA150ダイハツムーヴのOEM車で、ムーヴとの違いは前後エンブレムと、メーカーオプション設定範囲が狭い、ボディカラーの選択範囲が狭い、程度です。
最初はルームミラーにかぶせるタイプのワイドミラーを勧めたのですが、常時暗く映るのは好きではない。防眩機能の切替が出来るタイプのルームミラーに交換出来ないかと。
LA150ムーヴのルームミラーについて調べると、全グレード防眩機能が無くアクセサリーカタログにディーラーオプションの設定すら無い、ダイハツの現行販売されている全軽自動車まで拡大しても防眩機能の設定が無い事がわかりました。
みんカラ内を探っても、LA150ムーブでルームミラーを防眩タイプに交換したという整備手帳は見付からず。
そこでダイハツの普通車まで範囲を広げると、普通車では防眩機能が装備されている。その中で、トールのルームミラーは取付部分や全体の形状がムーヴと似ている事が判明。新品価格が高いので中古品を捜したところ、トールの兄弟車トヨタ・ルーミーの中古品が見付かったので取り寄せました。昼間/夜間の防眩切替レバーが付いています。
並べてみると、
ステラ:ステーが長い、ステーの角度が後方に寝ている
ルーミー:ステーが短い、ステーの角度が立っている
厳密にはルームミラーの色の違いもあるのですが、3本のスクリューによる取付位置は全く同じ。取り付けてみると、
やはりステーの角度の違いによって、ルームミラー取り付け部分を覆っている前後2分割されているカバーが、そのままでは装着出来ませんでした。
そこで後側のカバーの干渉している部分を少し削り、ステーの入る面積を拡大すると、
カバーも元通りに装着。
ステーが少し短くなりましたが、全く気になりません。試しに切り替えてみると、昼間時と夜間時のミラー像のずれも無く、ほぼ同じミラー像のまま切り替え可能です。
チラッと写っていますが、サニーカリフォルニアもまだ健在で車齢28年を越えました。8年前に私が塗装したフロントグリルもそのままです。
Posted at 2021/07/25 13:30:12 | |
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