DSRCユニット には、様々な機能がありますが、そのうちの一つをご紹介。
動画は、或る日、朝の、首都高2号線上りの様子です。
例によって、渋滞しています。
サイバーナビ、ITSスポット(DSRC)とVICS、渋滞吸収理論、不法無線局
動画内、冒頭の音声は、DSRCユニットにより得られた情報を、ITSスポット(DSRC)対応カーナビゲーション、パイオニア、
AVIC-ZH0009CS が読み上げているところです。
首都高での渋滞は頻繁に起こっていますが、
渋滞吸収理論に基づいた運転 により停止せずに進み続けられている様子、後半では
VICS から得られた情報をナビが発声している様子、最後に不法無線局の通信が収録されています。
前のトラックやその前、さらにその前の車は車間距離がとても短いようで、この動画に映っている前の段階から、カックンブレーキを踏んで停車したりしています。また、この先、一ノ橋JCTに更に近づくにつれ、自動車が完全に停止してしまうことが多いため、自車は速度を少しだけ落としています。
※車間距離を開けている=のろのろ走っている、と短絡的に考える方が一部居るみたいです。車間距離を保持すると言う話をしているのであって、のろのろ走るのとは違い、前車との速度差は僅かです。前車が完全停止している間もこちらは動いていて、むしろこちらの速度が高いです。
結果、前を走るトラックとの車間距離が長くなるときもありますが、それでもなるべく一定の速度で走れるよう、アクセルコントロールをしながら進みます。動画に映っているこの2分間、ブレーキペダルは一度も踏んでいないです。
一方、横に映っているオレンジ色のタクシー(チェッ○ー無線)は一定の車間距離も保持出来無いし、カックンブレーキ多用、急加速・急減速の繰り返し、と言った様子。このタクシーは、その後、こちらと同様に一ノ橋JCTからC1内回りへ入るのですが、結局、こちらは、このタクシーよりも先に一ノ橋JCTを通過しています。
現在、私は、出発前にPCから
JARTICのサイト で大まかな混雑状況を確認し、首都高2号線で都心に向かうなら、一ノ橋JCTに至る前の様子や、C1はどこで渋滞しているかを確認することで、首都高2号線のどちらの車線がより混雑しているかを(人間が)予測し、出発するようにしていますけれども、このようなときにも、サイバーナビに搭載されたスマートループ・アイでは、左車線(そのまま行けば、C1外回り)と右車線(そのまま行けば、C1内回り)の速度の違いを画像として記録・サーバーへアップロードしてくれますので、これが共有出来るのは良いことだと思います。
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Be associated with car | クルマ
Posted at
2013/08/11 14:32:45