マイクラを車検に出してます。
二年に一度の車検。
費用的な負担もありますが、私にはもう一つの大きな問題があります。
それは代車。
一昔前まではユーザから下取った廃車間際の古い車というのが一般的でしたが、昨今は展示車や試乗車落ちの比較的新しい車が多くなっています。ディーラとしても新しい車に乗ってもらう事で、購買意欲をそそる目的もあるのでしょう。
ただ、これが私にとっては問題なんです。
元々、AT等の2ペダルが苦手。
自動ブレーキやアイドルストップ等、自称お節介機能も大嫌い。
自分の走りが出来なくなるので、憂鬱なんです。
さて、今回の代車はノート e-Power。
グレードはX。
昨年9月登録で走行8,600km程の新しい個体です。
実は、e-Powerに乗る事自体が初めて。
特徴の一つであるワンペダルはMT乗りとしても興味あります。
まずはボンネット内。
エンジン、モータ、インバータでギッチリです。
これによって追い出された12Vバッテリーはリヤトランクの床下に。
一昔前のFRスポーツ車みたいな搭載方法です。
当然の事ながらスペアタイヤは無く、(私が嫌いな)パンク修理キットです。
それでも、前軸重割合は64.8%(前軸重790kg 車両重量1,220kg)
ガソリン車のNISMO Sと比べて前軸重が3.7%増えていて、FF車の中でも若干前軸寄りですかね。
しかし、マイクラの前軸重が軽すぎるのは どうしたものか・・・・
e-Powerに積み変えようかな(爆)
尚、エンジンは発電の為に最も効率の良い回転を維持していて走行には直接寄与せず。
ゆえに、アイドル回転(って概念自体が無いですが)は通常の車よりも高い1200rpmとなっています。
駆動用バッテリーは前席下に搭載。
前席スライド位置によっては床面の凹凸が現れますが、特段邪魔になるものではありません。
各種お節介機能の釦は、インパネ右側に集約。
今回のお節介度No.1は左上のソナー。
車庫入れや狭窄路を通るたびに、ピーピー鳴ります。
あんたにピーピー言われんでも、ぶつけやせんて!
ここには写っていませんが、自動ハイビームも困ったちゃんでした。
田んぼの中の一本道で対向車無しでも、街灯を検知しているのかハイビームにならず。
で、時々ハイになったと思ったらローに切り替わる。
最初は壊れているのかと思いましたよ。
自分の意思に反して視界が勝手に狭くなるってのは、怖いですね。
即効でoffにしましたよ。
もうひとつ気に入らないのは、サイドミラーの位置。
ティーダ程では無いにしても、手前に寄り過ぎです。
もっとAピラー側に寄せられないんだろうか?
たまたま隣に止まっていたFITと比較。
NOTEのミラーが後方に寄っている事がよく分かります。
メーカの考え方違いなんでしょうがねぇ。
実際に走って見ての感想は、悪くないですね。
CMのキャッチで『ひと踏みで惚れた』とありますが、あながち嘘では無い。
内燃機関と比べてモータトルクの立ち上がりは強力且つ俊敏。
アクセルの動きに対して忠実に反応してくれます。
更に良かったのがウリの一つであるワンペダル。
通常モードでは無効になっていて、スポーティ走行向きのSモードと燃費向けのECOモードで有効となります。
最初はアクセルを早く戻しすぎたりして速度調整がギクシャクしましたが、慣れれば楽チン。
市街地走行ではSモードの回生力は強すぎな感はありますが、ワインディング走行では下りの中高速カーブでもアクセルコントロールだけで走行出来て、非常に良い感じ。
MTでギアチェンジを駆使しながらの走りも楽しいですが、やはりモータ駆動には敵いませんわ。
さて、エコカラで永世名人の称号を受けた者としては、これの燃費性能を確かめずにはおられません。
私が走行する前の車載平均燃費値は18.9kmでした。
カタログ燃費は34.0km/Lですから、達成率は55.6%。
ちなみに、
e燃費では21.38km/L 達成率は62.9%です。
これが世の一般的な値なんでしょう。
燃費確認のステージはいつもの通勤路を1往復。
車載燃費計は表示させず、いつもと同様に走行するように心がけました。
エアコンはoffで、市街地走行向きのECOモードを使いました。
結果は驚愕の37.8km/Lで、達成率は111.2%!!!
我ながら、ぽんぽこ 半端ねぇ って思いましたよ。
ECOモードを使ったとは言え、カタログ燃費越えが出来た事で、なんとか永世名人の名誉を守れましたし、あらためて普段の通勤路が燃費スペシャルな環境だと思い知らされました。
ちなみに、
マイクラでの直近値は19.84km/Lでしたから、実燃費はざっとマイクラの倍ですね。
この値をディーラスタッフに見せて、驚かしてやろうっと!(悪いやっちゃなぁ・・・)
Posted at 2018/07/01 10:01:05 | |
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