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2020年06月09日 イイね!

【紹介記事】学歴詐称疑惑が再燃している都知事の件 ≪後編≫

以下、前編の続きです。



テレビキャスターから政界へ

近藤: 日本に帰国後の小池氏を描いた第3章の表題は、「虚飾の階段」となっています。最初は、「フーテンの寅さんみたいな」(同書)父親を頼り、父の知人の会社で働き始めるが、「並外れた上昇志向が伝わってくる。人を値踏みして近づいているのが分かる」(当時を知る社員)と。

小池氏はその後、1979年にテレビ業界に「拠点」を移し、日本テレビで竹村健一のアシスタントになるわけですね。

石井: そうです。彼女はテレビ業界で、水を得た魚のように各界の大物に近づき、可愛がられて引き上げてもらうという父親譲りの生き方を実践したわけです。父親よりも、ずっと上手に。

近藤: 当時の小池氏を知る人の言葉が印象的ですね。

「(小池氏は)なんだか食うか食われるかという感覚で生きているように見えた。都会のジャングルを、ひとりでサバイバルしているような。人間関係が希薄で、しかも長続きしない」

石井: 彼女は1985年に、「テレビ東京の天皇」と言われた当時の社長に食い込んで、テレビ東京に移ります。WBS(ワールドビジネスサテライト)の初代メインキャスターに抜擢されたのは、1989年です。この時も「カイロ大学首席卒業」の経歴がモノを言いました。

近藤: 当時のテレビ東京内では、「ジジ殺し」と言われていたと書いてありますね。

「今はここにいるけれど、いつ離れるかわからないという感じ。いつも何かを狙っているような」(当時のプロデューサー)

そして、引き立ててくれたテレビ東京の幹部たちを足蹴にして、政界へ。本書では第4章「政界のチアリーダー」で詳述されています。

石井: 1992年の6月、いつのまにか日本新党の細川護熙代表に食い込んだ彼女は、政治家に転身します。日本新党公認候補の比例2位を掴み取り、ミニスカート姿で自民党批判をぶつ選挙運動を展開します。その時、「女優が舞台に立ちたいと思う気持ちがわかった」と語っています。

近藤: 私は当時、『週刊現代』の駆け出しの記者で、彼女の初登庁の日のことはよく覚えています。真夏の暑い日に、何とサファリ・ルックで国会へやって来て、「国会には猛獣とか珍獣とかがいらっしゃると聞いたので」と宣うた。記者たちはもう拍手喝采ですよ。

常に権力者と組む理由

近藤: 翌1993年、非自民の細川政権が誕生すると、ますます細川首相に取り入り、クリスマスイブの深夜に首相が一人きりの首相公邸に侵入。写真週刊誌の『FLASH』に現場を撮られ「クリスマス密会」のスキャンダルになりました。

石井: しかし、1994年が明けて細川政権に翳りが見えると、政界に引き入れてくれた大恩人の細川首相を、真っ先に裏切る。「細川さんの役割はもう終わった」とおおっぴらにメディアで批判し始めます。

近藤: そこからボスを、政界一の実力者である小沢一郎氏に乗り換えるわけですよね。世は細川政権から、短命の羽田孜政権を経て、「自社さ」の村山富市政権に移っていく。

この頃、ある政治家の息子の結婚式に当時の政界の人々が出席した際、小池氏は小沢氏をわざわざ舞台に引き上げて、「瀬戸の花嫁」をデュエットした。その模様を撮ったカメラマンから「ラブラブ写真」を見せられ、「そこまでやるか」と仰天した覚えがあります。

石井: 小池氏は小沢氏にネクタイをプレゼントしたりして、新進党の党首に仕立て上げていくわけですね。いわばネクタイという首輪をかけて手綱を握ったわけです。まるで猛獣使いのように。党のポスターを作る際には、小沢代表の眉毛を切ってあげたりもしています。

近藤: 石井さんがインタビューされた池坊保子元新進党議員の話も興味深いですね。

「小池さんには別に政治家として、やりたいことはなくて、ただ政治家をやりたいんだと思う。だから常に権力者と組む。計算というより天性のカンで動くんだと思う。無理しているわけじゃないから息切れしない」

これを読んで私はある官庁でトップまで上り詰めた官僚がしみじみ語っていた言葉を思い出しました。

「政治家には二種類の人間がいる。自身の持論や主張を実現したいから上を目指す人と、出世そのものが目的の人だ。政治家に仕える役人として、前者には敬意を持つが、後者には侮蔑の念しか抱かない」

小池百合子という政治家は、まさに後者の典型なんですね。

石井: ええ。その後、小沢氏が自由党を作って翳りが見えると、恩人の小沢氏をも平気で裏切りますよね。当時、小沢氏の側近だった平野貞夫元参議院議員に聞いたところでは、「自由党の比例名簿1位にするから」と言って引き留める小沢氏に、小池氏は「自由党から比例で当選者が出ると思ってるんですか」とにべもなく告げたそうです。

近藤: その話は、私も平野氏から直接聞いたことがあります。その電話の時、平野氏は小沢氏の横にいたそうですが、「小沢さんはいまにも泣き出さんばかりの様子だった」と言っていました。こういった話を聞くと、「男ってバカだな」と思いますね、私も男ですが(笑)。

石井: 男の人は、どうしても自分より若い女性に甘くなる。「女がそこまで悪いことをするわけない」「女がそんな野心を持つわけがない」と勝手に思い込む。「だって女なんだから」と。ある年齢以上の男性に多く見られる傾向です(笑)。後で、「騙された」と憤慨するわけですが、もう遅い。

権力と寝る女

石井: 2002年の年末に、小池氏は満を持して、自民党入りします。まさに「政界渡り鳥」の面目躍如で、過去にあれだけ自民党を批判し続けてきたのに。その時の言葉が振るっています。

「自民党を外から壊すのでなく、内から壊すほうが早いと思った」

近藤: ウソも方便ということですかね。自民党に入党するに際しては、当時の小泉純一郎首相の後見役だった森喜朗前首相に、相当取り入ったと聞いています。でもその後、おそらく小池氏は、恩人の森氏に対して、また何らかの裏切り行為を働いたんでしょうね。現在、東京オリンピック・パラリンピック組織委員長の森氏は、明らかに小池都知事のことを良く思っていませんから。

石井: 小池氏は、翌2003年9月には、早くも環境大臣として初入閣を果たしています。環境大臣として、水俣病やアスベスト問題などにはあまり関心を示さない代わりに、クールビズ(省エネルック)のキャンペーンには大張り切りでした。

そして、2005年8月のいわゆる「郵政選挙」で、生まれ育った兵庫県の選挙区をポイと捨てて、東京10区から「女刺客」として出馬するわけです。

小池氏は自分をジャンヌ・ダルクに見立て、郵政民営化に反対する小林興起氏を破って、一躍ヒロインになります。環境大臣を再任し、小泉首相との蜜月が絶頂の頃で、週刊誌には二人の結婚説まで書かれました。

近藤: その記事を書いたのは私です(笑)。いまだから話しますが、当時、私のもとに二つの興味深い話がもたらされたんです。

一つは、小泉首相は2週間に一度、首相官邸隣のキャピトル東急ホテルの地下の床屋で髪を整えるが、2時間も3時間も帰ってこない。もう一つは、小池環境大臣には日中たまに、秘書官にも行き先を告げない「空白の時間」がある。

そこで小泉首相が床屋へ行く日を突きとめて、小池大臣を張り込んだんです。すると、キャピトル東急ホテルへ入っていった……。

石井: そんなことが! でも、私には小池氏が一方的に親しさをアピールしていたように思えるんですが。近藤さんは、どう見ますか?

近藤: どうでしょうかね。小泉氏は加藤紘一、山崎拓両氏とYKKの盟友関係にありましたが、「YKKとは友情と打算の二重構造」という名言を残しています。それで言うなら、「KK(小泉・小池)コンビは愛情と打算の二重構造」ということだったのかもしれませんね。

当時、小池大臣には「権力と寝る女」という悪名がついていましたが、本人は「政治家というのは権力を追い求める職業なんだから光栄ですわ」なんて言って、肝が据わっていましたから。

石井: その小泉長期政権が終わり、若い安倍晋三政権に引き継がれると、小池氏は安保担当の首相補佐官、そして女性初の防衛大臣に抜擢されます。小池氏は小泉首相から安倍首相にボスを替えた。積極的に近づきますが、蔭では「安倍の晋ちゃん」と呼んで少しバカにしていたようです。

近藤: 第一次安倍政権は「お友達内閣」と揶揄されましたよね。その「お友達」の一人から後に聞いた話ですが、ある日、安倍首相がこう言ったそうです。

「オレは小池さんが何を囁いてきても動じなかった唯一の政治家ではないか」

まあ、家庭ではあのアッキーさん(昭恵夫人)を相手にしているわけですからね(笑)。

わずか55日間の防衛大臣

石井: 後に小池防衛大臣にクビにされる守屋武昌防衛事務次官から伺ったのですが、小池防衛大臣就任式の前日に、本人が電話をかけてきて、「私が明日受け取る花束には、百合の花を入れてちょうだい」と言ってきたそうです。

守屋次官は気を利かせて、百合の花に加えて、50人の女性自衛官を揃えて玄関で出迎えた。でも、小池大臣はおかんむりの様子で、守屋さんは当惑します。「男社会の紅一点」としてもてはやされることを好むという小池氏の精神構造を、守屋次官は理解できなかったんです(笑)。

近藤: 守屋次官は「防衛省の天皇」と言われ、省内で畏れられていたけど、4年に及んだ「長期政権」の最後で「小池台風」に翻弄されました。私も次官当時、会食したことがありますが、もののふ(武士)という言葉がピッタリ来る方で、退職後に『日本防衛秘録』(新潮社刊、2013年)という名著を著わしています。

石井: ところが、ようやく防衛大臣の座を掴んだのに、小池氏は、第一次安倍政権末期の2007年8月、インド訪問中に突然、辞意を表明します。大臣が外遊中に辞意発表なんて、前代未聞です。わずか55日間の防衛大臣でした。

近藤: あの時の電撃辞任は、いろんな解釈がされていますが、私は彼女の独特な「女のカン」で、安倍政権がもはや沈みゆくドロ船だということを悟ったのではないかと見ています。このまま居残っては、自分のキャリアにも傷がつくと。実際、その翌月には安倍政権は崩壊します。

その翌年9月の自民党総裁選に、小池氏は初めて出馬。麻生太郎氏に敗れたものの、46票を獲得し、5人中3位と健闘しています。「小泉票」が多く入ったと言われました。

石井: いまの安倍長期政権のもとになった2012年9月の自民党総裁選でも、小池氏は当初は安倍氏を推すと表明していたのに、途中で石破茂氏に乗り換えた。石破陣営では、「あの嗅覚の鋭い小池さんがこちらに来たということは、勝つんだろうな」と言って喜びました。

しかし結果は、安倍氏の逆転勝ち。同年末に安倍政権ができてからは、小池氏にとって、長く不遇の時代が続くことになります。

舛添要一氏に対する個人的復讐

近藤: そこに2016年夏、舛添要一都知事の金銭スキャンダルが降って湧いて、降板。もう世間が忘れかけていた小池氏が自民党を飛び出して出馬宣言しました。

以前、小池氏の側近に彼女の座右の銘を聞いたら、「風が吹いていたら飛び乗れ、吹いていなかったら自分で起こせ」。小沢一郎氏から授かった言葉だそうですが、まさに千載一遇のチャンスとばかりに「風起こし」に出たわけですね。

石井: そうです。詳しくは本書でも書きましたが、この時は、かつて付き合っていて、結婚まで考えていたのに自分を振った舛添氏に対する個人的復讐も兼ねていた。

近藤: そこのくだりは、衝撃的でした。私も一つ告白しますが、石井さんが本書で書かれた、テレビ局時代の小池氏と舛添東大助教授が恋愛していたという時期、私は東大の舛添ゼミ(国際政治)の学生だったんです。

石井: えっ!? それなら近藤さんに取材すればよかった(笑)。

近藤: 私に取材しても無駄ですよ。プライベートの顔は何も知りませんから。当時、「大学はレジャーランド」なんて言われていましたが、舛添ゼミだけは「地獄の舛添ゼミ」と言われたほどで、涙が出るほど厳しかったんです。

ゼミは毎週水曜日の午後から夕刻まで続き、日本語、英語、フランス語の本や資料を大量に読み込んで国際政治の討論を行う。舛添助教授もゼミ生たちも毎週、真剣勝負で、恩師のプライバシーなど想像したこともありませんでした。

ついでに言っておくと、舛添氏と小池氏は「似た者同士のポピュリズム政治家」と捉えられがちで、石井さんも本の中で、一部そのような書き方をしていますが、私に言わせると、二つの点で、むしろ対照的な存在です。

第一に、小池氏は勉強嫌いのようですが、舛添氏はものすごい勉強家で、世田谷のご自宅は世田谷図書館より本が多いと言われるほどです。自民党の政治家になってからも、朝8時から始まる党の部会に一時間も前に来て予習していました。いま安倍首相は憲法改正を唱えていますが、自民党の憲法改正案というのは、もともと舛添氏が作ったようなもので、『憲法改正のオモテとウラ』(講談社現代新書、2014年)という本も出しています。

第二に、小池氏は孤独な存在ですが、舛添氏には仲間やブレーンが多い。例えばわれわれ元ゼミ生は50人くらいいて、私などはぐれ者ですが、多くは中央官庁で偉くなっています。誰もが「地獄の舛添ゼミで鍛えられた」という感謝の念があるので、舛添厚生労働大臣の時代などは、政策秘書もゼミ生でしたし、省庁を超えた「鉄の結束」ができていました。もう卒業して30年以上が経ちますが、いまでも年に一度くらい、皆で先生を囲んで意見交換をしています。

また、いまの奥様も大変素晴らしい方で、一男一女に恵まれ、円満な家庭を築かれています。厚労大臣時代も都知事時代も、どれほど多忙でも夜7時には自宅に帰って家族で食事することを基本にしていました。こうした点も、「公私ともに一匹狼」の小池都知事とは異なります。

石井: 近藤さんの熱くなる様子を見ていると、わかる気がします(笑)。確かに、そういった面では二人は対照的ですね。小池氏の周囲には人がいない。すぐに離れていく。

ただ、上を目指しているだけ

石井: 2016年の都知事選に話を戻すと、石原慎太郎元都知事が、自民党公認候補・増田寛也氏(元岩手県知事)の応援演説で、小池氏のことを「大年増の厚化粧」と呼んだことが、小池氏にとって決定的な追い風になりました。小池氏は選挙演説でこの発言を逆手に取って、「今日は薄化粧で来ました」とか「私は大年増ではなく豊島区(の選挙区)です」などと語り、都知事選に圧勝します。

近藤: 本書での、このあたりの描写は圧巻ですね。石原慎太郎氏と小池家の間に、半世紀も前からあった深い因縁。小池氏が「厚化粧」をする本当の意味。そしてこの時の小池氏の細かな心理分析。まさに石井ノンフィクション文学の真骨頂という感じです。

石井: ありがとうございます。でもようやく掴んだ東京都知事の椅子ですが、彼女は特にやりたいことがあって都知事になったわけではないので、築地市場の豊洲移転問題を始め、混乱の都政が続きます。

2017年6月の都議会議員選挙に「都民ファーストの会」を立ち上げて49議席を獲得。自民党の23議席を抑えて都議会第一党に躍り出ますが、問題は彼女自身にありました。

近藤: そして波乱の同年10月の総選挙になるわけですね。「希望の党」を立ち上げ、小池劇場の幕が上がった。石井さんは本書で、「彼女はただ、上を目指しているだけで、理由は後からつけられる」と喝破していますが、前原誠司代表率いる民進党は「女帝」に翻弄されます。

石井: その通りです。毎週金曜日午後2時から開かれる小池都知事の記者会見で、フリージャーナリストの横田一が懸命に挙手して、前原代表が前日、「(旧民進党議員が)公認申請すれば排除されない」と述べたことについての見解を質しました。すると小池都知事は「排除いたします」と言い放ったのです。この一言で小池劇場は、小池氏にとって悲劇になる。

近藤: 本書での小池都知事の記者会見の様子も興味深かったです。私も石原都知事時代の一時期、毎週金曜日午後3時から行われる都知事の会見に行っていましたが、異様な風景でした。

まず都庁記者クラブの会員でないため、私に許されるのは「傍聴」のみで、質問は不可。でも記者クラブの人たちの質問を聞いていると、石原都知事に対して阿諛追従の言葉ばかり並べている。記者の中には、おべんちゃらを言い足りなくて、会見終了後に都知事のところへ擦り寄って行く人までいる。何だこれは? という感じでした。

そんなことが小池時代になっても続いていたんですね。そこへフリーランスの横田氏が「ハチの一撃」を刺した。

石井: 都庁記者会見は本当にひどいですね。私は記者クラブに参加している新聞記者、テレビ局記者に、自分の仕事をどう思っているのか聞いてみたいです。小池氏が喜ぶような、くだらない質問ばかりする。小池氏のつまらない冗談に大げさに笑ったり。大手マスコミと都知事が結託しているように見えます。

小池氏はマスコミを巧みに利用することで有名です。とりわけテレビを味方につける。テレビによって生み出された政治家の先駆でもあります。ですが、「排除します」発言で、テレビが初めて彼女の敵になった。彼女の悲願である「初の女性総理への道」は、この一言で潰えました。
人間、得意なところで失敗するとは、よく言われることですが口が禍いしました。

近藤: あの騒動の時、安倍首相に近いある関係者から、信じられないような話を聞きましたよ。表では、小池氏は野党連合の「希望の党」を率いて、自民党と戦うジャンヌ・ダルクの役を演じていた。しかし、裏では安倍首相に電話を入れて、「選挙後に憲法改正に賛成するから、改正と共に退陣して自分に譲れ」と言ってきたというんです。

この証言が事実かどうかは確認のしようもありませんが、もし事実なら、小池氏にとって政治とは、「都民ファースト」でも「国民ファースト」でもなく「百合子ファースト」だということですね。

石井: 彼女はこの時、日本記者クラブが主催した選挙の党首討論でも、経済政策を問われて「ユリノミクスを提唱する」と述べた。中身はよくわかりません(笑)。ゴロのいいキャッチコピーをまず考える。でも、中身は考えない。いずれにせよ、あの総選挙で国政復帰を諦めざるを得なくなって初めて、彼女は都政に目を向けるわけです。

もしも「小池首相」が誕生したら

近藤: それから2年半以上が経ち、来月5日に再び、東京都知事選を迎えます。そんな折、新型コロナウイルスが日本を襲い、再び小池都知事が連日、テレビに登場するようになっています。

『週刊文春』(4月23日号)は「小池百合子 血税9億円CM 条件は『私の出演』」と題した特集記事を出して、「小池都知事はコロナウイルスを選挙に利用している」と批判しました。私も渋谷のスクランブル交差点の電光掲示板でこのCMを目にして、「これは選挙CMではないか」と、思わず足を止めてしまいました。

石井: 本書の発売が都知事選の直前になったことは、まったくの偶然なんです。つまり、出版社側はもっと早く出したかったのですが、調べ物や検証に時間がかかったこともあり、また、私が遅筆で迷惑をかけました。

「政治的意図をもって出版されたのではないか」と一部で語られているようですが、もちろん、いかなる政治団体とも私は結びついていませんし、政治記者や政治ジャーナリストでもありません。小池都知事に対する個人的な恨みもないです。世論を誘導しよう、世の中を変えよう、選挙に影響を与えよう、などと考えて、本書を執筆したわけではありません。結果としてなることは、あるのかもしれませんが。

ノンフィクション作家のやるべきことは、事実の追求に尽きると思います。作品をどう読むか、小池百合子という人物をどう見るかは読者の判断に委ねたいです。読者には自由に読んで欲しいし、それを作者が邪魔してはいけないと思っています。

私にとっては彼女を軸にして、平成30年の日本政治史を振り返る作業でもありました。私が成人してからの年月に比例する。自分の生きた時代を書いた、という実感はあります。

近藤: なるほど。それでは最後の質問です。小池都知事の野望は、明確だと思います。
すなわち、来月の都知事選で圧勝し、来夏の東京オリンピック・パラリンピックも成功させる。
ついでに来夏の東京都議会選挙にも勝つ。
そしてこれらをバックにして国政に復帰し、「ポスト安倍」を目指すというものです。

彼女がどんな野望を抱こうが自由ですが、現在は1300万都民の生殺与奪を握り、首相になれば1億2000万国民の生殺与奪を握るわけです。
本書の帯には、「救世主か? “怪物”か? 彼女の真の姿。」と書いてありますが、444ページを貫いている「彼女の真の姿」は、「救世主」ではなく「怪物」です。

自民党には、かつて彼女に裏切られた同志がゴマンといるから、彼女はまず野党連合を目指すでしょう。
その際、カギを握る一人になるかもしれないのが、いまコロナ対策で人気沸騰している吉村洋文大阪府知事(維新の党)です。
その吉村府知事と先月、直接話す機会があったので、「近い将来、『小池総理』を担ぐ意志はありますか?」と聞いたら、「それはありません」と言下に否定しました。

維新の会が味方にならないとすると、自民党二階派を小池派に模様替えしようとするのかもしれない。
ともかく来年、小池氏は、年齢から言っても、人生を賭けた最後の大勝負に出るでしょう。

ズバリ、小池氏が本物の女帝に、すなわち女性初の総理になる可能性はあると思いますか?

石井: 私は小池氏の半生をつぶさに追いかけて、彼女がここまで上り詰めてしまったことが不思議でならないんです。
言葉を代えて言うと、そのこと自体が、日本社会の「危うさ」を表していると思います。

現段階から、さらに階段を上がっていく姿は、私にはあまり想像できないのですが、最後は運次第でしょうね。
ただ、もしも小池首相が誕生したら、日本中が彼女に振り回されると思います。
彼女自身が自分の業に振り回されているのですから。

近藤: 「運次第」ですか――。私が研究している中国政治の世界に、「小事は智によって成し、大事は徳によって成すが、最大事は運によって成す」という言葉があります。
小池氏の強運は尽きるのか、尽きないのか。

それから、「もしも小池首相が誕生したら、日本中が振り回される」というのも、本書を読んだら、十分理解できます。
その意味でも、多くの人に『女帝 小池百合子』を手にとって自分の問題として考えてもらいたいです。


石井妙子(いしい・たえこ)
1969年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。白百合女子大学卒、同大学院修士課程修了。
5年をかけた綿密な取材をもとに『おそめ』(新潮文庫)を発表。
伝説的な「銀座マダム」の生涯を浮き彫りにした同書は高い評価を受け、新潮ドキュメント賞、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補となった。
『原節子の真実』(新潮社)で新潮ドキュメント賞を受賞。
他の著書に『日本の血族』(文春文庫)、『満映とわたし』(岸富美子との共著/文藝春秋)、『日本の天井 時代を変えた「第一号」の女たち』(KADOKAWA)などがある。




転載おしまい



とりあえず、本著を読んでみたいと思いました。
ま、眉唾な人というのは知っていましたが、これほどとは・・・

サスペンスというかホラーというか、真面目に怖いですねぇ。

ではまた。
Posted at 2020/06/09 15:17:17 | トラックバック(0) | ネタ | 日記
2020年06月09日 イイね!

【紹介記事】学歴詐称疑惑が再燃している都知事の件 ≪前編≫

かなり長いインタビュー記事でしたので、
前編と後編に分けて紹介します。

とりあえず、めちゃめちゃ面白いので
お時間の許す方は前編と後編を読んで
下さいませ。


では転載(前編)します。



「学歴詐称疑惑」再燃の小池百合子…その「虚飾の物語」を検証する
『女帝 小池百合子』著者が真相を語った


「近藤大介 北京のランダムウォーカー」と題したこの連載は、普段は毎週火曜に中国を中心とした東アジア情勢に関するレポートを載せ、最後に推薦新刊図書の書評を加えている。だが、今回は特別編として、元政治記者の近藤大介氏と、現在ベストセラーになっている
『女帝 小池百合子』(文藝春秋刊)の著者で、ノンフィクション作家の石井妙子氏との120分にわたる緊急対談をお届けする。

まさに「虚飾の政治家」

近藤: 新著『女帝 小池百合子』(以下、本書)のご出版、おめでとうございます。まだ発売から一週間なのに、早くも大変な話題を呼んでいますね。7万部を超える勢いで、アマゾンの本の総合ランキングでも、10位前後で推移しています。

前作『原節子の真実』(新潮社刊、2016年)を読んで、これは平成日本における映画人評伝の最高傑作だと思いましたが、今回の新著は、平成・令和日本の政治家評伝の最高傑作ですね。いやあ、腰を抜かすような本が世に出たものです。

石井: お誉めの言葉、ありがとうございます。

近藤: 私はかつて政治記者をしていたこともあって、これまでずいぶん多くの政治モノの本を読んできました。しかし444ページもある大著なのに、徹夜して一気呵成に読破した本など、何年ぶりでしょう。

石井: そう言えば、4年前に私が『原節子の真実』を書き上げた時、近藤さんに、「私は次に何を書いたらいいでしょうね?」と尋ねましたよね。そうしたら、「原節子のような『過去の人』ではなく、いまこの世に生きているもっと『生々しい人』。しかも誰でも名前は知っているけど、本当のことはよく知らないような人物」と仰いました。

近藤: そうです、そうです。でも、これほど生々しい67歳の女性政治家のことを描くとは予想外でした(笑)。そして何より、嬉しかった。

というのは、われわれほぼ同世代のノンフィクションの物書きではないですか。若い頃はバブル経済の絶頂期で、才能あふれる同世代の書き手が、綺羅星のごとくいたものです。ところが、主戦場だった雑誌媒体が減ったこともあって、書き手の方も一人減り、二人減り……。先日、タクシーに乗ったら、偶然にも運転手が、かつての書き手仲間でした。別れ際、「近藤はこれからも書き続けてくれよ」と言われ、心中複雑でした。

そんな中、私が「同世代の宝」と思っているのが石井さんで、その石井さんが今回、日本のノンフィクション史に残る傑作をものした。同世代の書き手として、純粋に嬉しいんです。

石井: ありがとうございます。たしかに媒体は減るし、同世代の書き手が減っていくのも寂しいことです。私も今度の本を出すまでに、4年近くかかってしまいました。

近藤: 4年もの歳月をかけて、小池百合子という「女帝」の半生に取り組んだきっかけは、何だったのですか?

石井: いまからちょうど4年前、舛添要一都知事が金銭スキャンダルで辞任しましたよね。その後行われた都知事選に、小池氏が衆議院議員を辞職して急遽、出馬し、東京都民は熱狂した。あの様子をテレビで観ていて、どこか違和感を覚え、胸がゾワゾワしてきたんです。

彼女はいつも作り笑いを浮かべているのに、目はちっとも笑っていない。目は心の窓と言うけれど、この政治家の心はどうなっているんだろう? 彼女には、人知れない「心の闇」があり、さらにその奥にも「真実の闇」が広がっているのではないか。そんなノンフィクション作家としてのモヤモヤ感からでした。でも、直接のきっかけは編集者からの執筆依頼です。それがなかったら、書いたかどうか。
 
近藤: なるほど。読者がまだ『女帝 小池百合子』を読んでいないという前提で言うと、この本には現在、東京都知事として新型コロナウイルス問題で日々、テレビに出ずっぱりの小池百合子という政治家の、少女時代から現在に至る赤裸々な姿が記されています。しかも感情的な誹謗中傷ではなく、一つひとつ事実を検証し、積み上げていくという帰納的手法によって、「小池百合子」という人間の本質を浮き彫りにしています。

小池百合子氏は、生まれてこの方、一体いくつのウソをつき続けてきたのだろうと、石井さんの本を読みながら数えていったものの、50くらいまで来てやめました。「嘘八百」という言葉があるけれど、本当にこの本には800くらいのエピソードが詰め込まれているかもしれません。まさに「虚飾の政治家」です。

石井: 本書を書くにあたって、ゆうに100人以上の関係者から話を聞きました。いずれも彼女の67年の人生の折々で、交わりのあった人たちです。例えば、「カイロ大学を首席で卒業した」と小池氏が公表している留学時代(1971年~1976年)のことを知ろうと、遠くエジプトにも出かけて行って、その時代の彼女を知る10人近い人々に会いました。加えて、過去の小池氏の著作や発言、雑誌や新聞記事など、大量の資料を読み込みました。

するとこの政治家は、ウソにウソを塗り重ねたことで現在があるということが、次第にはっきりとわかってきたんです。ある時は自己顕示欲を満たすため、ある時は自己防衛のためにウソをつく。その後、それを隠そうと土を掘って埋めるけれど、隠そうとするあまり、土をかぶせすぎてしまうので、かえって、土が盛り上がり、そこにあるウソが透けて見える。そんなイメージでした。

近藤: 中国には「ウソも100回つけば真実になる」という言葉がありますが、小池氏の場合、ウソの上塗りで自己破綻していくということですね。でもあることに関して、最初にウソが小池氏の口から飛び出した時は、マスコミも喜んで報道したりするわけで、われわれも自戒しないといけません。

その意味で本書は、人間・小池百合子のウソをウソと見抜き、正攻法で著した初の著作と言えます。

「カイロ大卒」は完全な公職選挙法違反

石井: 書きながら、度々、自分に問いました。ここまで書いていいのか、と。公人ではありますが、どこまで掘り下げるかは悩みました。ノンフィクション作家というのは常に「二つの罪」を背負っていると思っています。それは、書くことの罪と、書かぬことの罪です。私は今回、後者の罪をより重く考え、本書を執筆しました。

近藤: 書くことの罪と、書かぬことの罪――まさに言葉を紡いでいく者の宿命ですね。

本書では、小池氏の5年間のカイロ留学時代のうち2年間を一つ屋根の下で暮らしたという早川玲子さん(仮名)がもっとも重要な存在として登場します。この方の証言は衝撃的ですね。

「(小池氏は)カイロ大学は1976年の進級試験に合格できず、従って卒業はしていません」

はっきりとこう述べている。これが事実なら、小池氏は完全な公職選挙法違反です

石井: そうです。早川さんは、小池氏より10歳ほど年上で、小池氏がカイロ留学時代にアパートを一緒に借り、同居していた人物です。つまり、カイロ時代の小池氏を誰よりも熟知しています。

早川さんはその後もカイロに残りますが、小池氏が日本へ帰国後、カイロ時代のことをウソで塗り固めていくことに耐えられなくなってきた。それで真実はまったく違うのだということを、日本の大手新聞社に書き送ります。

ところが新聞社からは返事がない。それで、「小池氏が有名政治家になったから新聞社も書けないのだろう」と思い、落胆する。そんな時、たまたま私が『文藝春秋』に書いた関連記事が目に留まり、編集部に私宛の手紙を送ってきてくれたのです。2018年2月のことでした。

近藤: 早川さんにとっては、石井さんが最後の頼みの綱だと思ったんでしょうね。

石井: そのようです。これでダメなら、真実を受けとめてくれる人が世の中にいないということであって、自分が今まで持ち続けてきた小池氏に関する資料や日記などを、全部燃やしてしまおうと思っていたと聞きました。

実は私も彼女を探していたんです。というのも、カイロ時代に小池氏と交流があった人々を日本で訪ね歩くと、「当時のことは同居していた女性が一番知っているはず」と、何人にも言われたからです。

でも誰も、名前や経歴を覚えていない。まったく手掛かりがつかめなくて、それで、私も探し出すことを諦めていた。そこへ、当人からの手紙が届いたわけですから。私は思わず天を仰ぎました。

近藤: まさに運命が、石井さんと早川さんを結びつけたんですね。

石井: そう思います。早川さんも、「神の意思と思った」と仰っていました。会ってみると、大変知的で、強い意志を持った方でした。

近藤: 今回、『女帝 小池百合子』が出版されたことについては、どんな感想を述べていますか?

石井: 「これでもう思い残すことはありません。私はいつ死んでもいいです。書いて下さって本当に有難うございました」と仰って下さった。著者として、胸がいっぱいになりました。

学歴詐称疑惑を徹底検証

近藤: 石井さんがカイロに飛び、早川氏の案内で、かつて二人が同居していたアパートを訪ねていくシーンが印象的ですね。結局、早川さんが所持していた小池氏に関する一切合切を石井さんが譲り受け、その中には日記や写真などの他に、カイロのヒルトンホテルのナイフとフォークまであったとか。

石井: そうです。小池氏は父・勇二郎氏がカイロに来ると、宿泊先のヒルトンホテルへ行き、コーヒーカップ、皿、ナイフ、フォーク、シュガーポット、テーブルクロス、ハンガー……と、ホテルの備品をごっそり持ってかえって来てしまう。そのあたりは本書を読んでいただければ。

近藤: カイロ留学時代の小池氏の驚天動地のエピソードも満載です。周囲を振り回すだけ振り回して、一番オイシイところを自分が奪い取り、あとはポイ捨て。何だか政治家・小池百合子の雛形のような留学生活ではないですか。

アラビア語を助けてもらうために、言葉の流暢な男性と短期間の「語学結婚」をしたり、エジプト人の庶民が乗るバスを「ノミがうつる」と言って毛嫌いしたり……。小池氏の処女作『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社刊、1982年)も読みましたが、日本人が中東情勢に疎いことをこれ幸いに、自己アピールの旺盛なこと。

石井: その小池氏の留学見聞記には、留学中に一番お世話になった早川さんのことは、1行も出てきません。そのことを早川さんに訊ねたら、明日は日本に帰国するというカイロ留学の最後の晩に、小池氏が早川さんに言い放った言葉を教えてくれました。

「私、日本に帰ったら本を書くつもり。でも、そこに早川さんのことは書かない。だって、バレちゃうからね」

近藤: 講談社から出ているこの小池氏のデビュー作の著者略歴には、「1972年10月、カイロ大学・文学部社会学科に入学。1976年10月、日本人として二人目、女性では初めて、しかも首席で卒業」と明記してあります。

さらに本の扉には、卒業証書と思しき写真が使われ、「正式の卒業証書が手に入ったのは、何と二年後であった。一枚一枚が手書きだからである」と「あとがき」で釈明しています。

石井: この「卒業証書」は、中東の民族衣装に身を包んだ小池氏の全身写真とコラージュされていて、教授たちのサインがあるはずの下部が読み取れないように加工されています。

近藤: これは講談社から出ている本で、お恥ずかしい限りです……。

石井: 小池氏はその後2回、「卒業証書」を公表しています。一回目は『週刊ポスト』(1993年4月9日号)ですが、名刺の半分にも満たない大きさで、字の判別がつかない。

もう一回はフジテレビ系のワイドショー『とくダネ!』(2016年6月30日)で、この時もぼんやりとしたコピーが短時間写されただけです。しかも、1982年の著書のものと、フジテレビで写されたものは、ロゴマークが異なっていて、明らかに「別物」なのです。

近藤: それは驚きですね。私は若い頃に中国に留学したことがあるんですが、当時の中国では、闇商売の「偽物商」が跋扈していました。日本人駐在員たちも、彼らを使って「カラ出張」をしばしばやっていたものです。

例えば北京にいる駐在員が、上海に出張に行ったことにして、飛行機チケットから上海のホテルの宿泊レシート、会食の領収書など、一切を「偽物商」が手配してくれる。料金は、額面金額の合計の1割というのが相場でした。

中国の大学の偽の卒業証書も、彼らに頼めばたちどころに作ってくれます。ある「偽物商」は私に、「大学の卒業証書と車の運転免許証の偽造が2大収入源だ」と嘯いていたほどです。

石井: エジプトも同じような状況だと思います。現地に実際に足を運び、また当時の状況を知る人たちにも聞きましたが、相当な「コネと賄賂の社会」です。

加えて、日本は2016年度までに、計1568億円もの無償資金協力を含むODA(政府開発援助)をエジプトに拠出しています。カイロ大学は軍事独裁政権の管理下にありますし、日本政界に身を置く小池氏からすれば、カイロ大学の「口封じ」も不可能ではないでしょう。

とにかく、学歴詐称疑惑については、本書で徹底検証しましたので、読者にご判断いただきたく思います。



(後編につづく)
Posted at 2020/06/09 15:14:07 | トラックバック(0) | ネタ | 日記

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