Memento mori；50年前、日産村山テストコースに散った生命に想いを馳せて・・・・

　my F31 のオーディオの話とか、書きたい事は他にもありますが、今年に入ってからも・・・・

　「Gメン’75」や「ドーベルマン刑事」で馴染み深く、またご自身も無類のカーマニアであった夏木 陽介氏や・・・・






　思春期のわたしの思想形成に大きな影響を及ぼした西部 邁氏の訃報に接し、寂しさもひとしおな今日この頃です。1月という月は、個人的にも悲しい想い出の多い月なだけに、否応なく「メメント・モリ」な気分にさせられます・・・・





　そういえば今日、1月22日は、50年前・・・・








　今は亡き村山工場テストコースで、日産の若き社員ドライバーがR380で落命した日でもありました。









　この本における件の事故の記述、全体の文脈の中でやや唐突に述べられていた印象がありましたが、当時は新聞記事になるほどの「大事件」だっただけに、リアルタイムで当時を知る著者としては外せない出来事だったのでしょう・・・

　（＊写真はwiki より拝借しました）


　福澤 幸雄氏、川合 稔氏の事故死が特記される当時のトヨタ・ワークスに比し、当時のプリンス/日産のモータースポーツ活動に悲劇的な色合いは薄いように長年思っておりましたが、事故の原因がどうあれ、プリンス/日産もまた、ドライバー生命を賭けたぎりぎりの開発競争を行っていた事は間違いないところでしょう・・・・　合掌。






　追記；この事故で亡くなられたドライバーのお名前を検索すると；

　http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/061/0050/06102250050005.pdf#search=%27%E7%95%91%E4%BA%95%E8%8B%B1%E9%9B%84%27

　当時の衆議院委員会議事録が検索されました。それだけ当時、各方面から注目された事故だったのでしょう・・・