2019年8月11日 夏の恒例イベントとなりつつある、ツーリングを今年も開催しました。
今回は過去最多となる14台がエントリー!
ルートは、滋賀、三重、岐阜、福井を大きくぐるっと1周回るコースを設定しました。
全員走ることしか興味がないので、観光ルートはチョイスしません。
朝8:00に名神高速吹田SAに集合!
しながら、お盆渋滞の高速で1時間半をロスししてしまい、一部SSはキャンセルとなりました。
八日市ICで下車し、滋賀県の道の駅で、アルトのすけさんとGDBのおうちさんの2台と合流。
エントリー車両は以下のとおり、ドライバーもサーキットやU6、410円サーキットなどの常連を中心とした強固な布陣となりました。
86(ZN6)×2台
NBロドスタ×2台
アコード
RX-8
アルト
ローバーMINI
MR-2(SW)
インプ(GDA×1台、GDB×3台)
ランエボ10
ドライバーズミーティングを行い、ルート、走行順と、留意事項の共有を行います。
特にブラインドコーナーの対向割りについては、万全の注意喚起を行ってからのツーリングスタートです。
安全が何より優先ですからね!
■SS1 国道307号線 鞍掛峠 19km
滋賀県から三重県へ越える峠道で、長い期間、大雨や台風被害で通行止めでしたが、ようやく復旧したので開通記念にとしてルートに設定しました。
滋賀県側は数か所が工事による片側交互通行があったり、ペースカーに詰まったりと、フラストレーションが溜まりましたが、三重県側は比較的路面もよく、道幅もそこそこの中速コースです。
三重県側のダウンヒルはかなりロングでクリアアラップも取れたので、一同大満足でした。
総勢14台が、ベテラン揃いだけあって、しっかりと数珠つなぎ走行ができました。
このあとは関ケ原まで北上しながら、ターボクラスのみ給油し、残りは昼食場所へ向かいます。
台数があまりに多いので、事前に駐車場が広い店をリサーチして、席だけ予約しておきましたが、渋滞により到着が遅れてしまい、ちょいと気まずかった・・・
食後はNAクラスが給油へ先に出かけてから、次のSSの入口で合流する作戦です。
台数が多いと店の入り口で渋滞になったりするので、迷惑にならないように食事摂取と給油方法を考えないといけません。
今回は14台中11台が無線搭載車となったので、こういう場合の団体行動には威力を発揮しました。
■SS2 ふるさと沙羅林道 26km
食後は関ケ原北部の山中を走る林道の探検です。
このルートは途中までは4年前のツーリングで1度きましたが、スーパーマップルやgoogleマップ、国土地理院のサイトなどを目を凝らして、仕事より熱心に設定したコースです。
林道入口はにある「通行止め」や「クマ出没注意」といった看板にひるむことなく、荒れて狭い道路を登っていきます。
しばらく登ると、「明神の森」というちょっと開けた場所に出ます。
「関ケ原明神の森」の看板がありましたが、何のための道路かよくわかりませんが、我々は道を走ることそのものが目的であります。
ここにもクマ注意の看板がありますので、あまり車外で長居はできません。
この先は1.5車線の道が続きます。
舗装は良いが、落石が多く、気が抜けません。
一部グラベルラリー?的な展開も。
池田山という岐阜を眺めることができる展望スポットがあります。
岐阜県民の夜景スポットらしいです。
■SS3 大規模林道関ケ原・八幡線 10.7km
伊吹山の北西、揖斐高原付近の山中に誰も通らない2車線の高規格林道が現れます。
南北に走る片側2車線の高規格林道で、ツーリングで走るのは今回で3回目と、完全にリピーターです。
一般車はほとんど走っていませんので、今回のツーリングでは最高のコースです。
ほどよい直線、ほどよいコーナー、ほどよい勾配と、全てが詰まったコースレイアウト!
はっきり言って税金の無駄使い!
我々が納めた血税が投入されているわけですから、当然、その受益者となる権利があります。
しっかりと走らせていただきました!
大規模林道を満喫した後は、「道の駅星のふるさと ふじはし」でもぐもぐタイム。
↓ 写真を撮り忘れて、先にかぶりついてしまった・・・
■SS4 冠山林道(国道417号線分断区間) 19.5km
国道417号を徳山ダムを越えて北上し、国道の分断区間である冠山林道へ向かいます。
国道区間はダムとともに整備されたようで、立派な橋やトンネルが続くハイアベレージ区間。
途中で急激に道が狭くなり、1車線の対向車とのすれ違いも困難な林道区間となります。
今回はペースカーに行く手を遮られながらの行軍です。
4年前の行軍時よりも、路面の陥没などは補修されていたので、バンパーや底を擦ることはありませんでしたが、ここも落石などがあり、注意が必要です。
坂の上の雲を見ながら、ひたすら峠を登っていくと景色が広がってきました。
ガードレールのないスリリングな林道を走り抜け、ようやく冠山山頂に到着しました!
周囲の山々が丸見えであります!
「冠山峠」の巨大なモニュメントが、日露戦争の激戦地である二〇三高地の山頂に立つ慰霊塔に見えました。
2ドア参謀 「そこから旅順港は見えるか!?」
AMMY観測兵 「見えます!丸見えであります! 各艦一望のもとにおさめることができま~す!」
と、私のつまらない芝居に、ロドスタのAMMYさんはつきあってくれます。
2020年には「冠山峠道路」として、全長7kmを超えるトンネルでぶち抜くそうです。
山頂で満足感に浸ったあとは、峠から北側の福井県側へ下っていきます。
■SS5 県道201号線 菅生武生線 3.9km
この日の最終SSは地図上のコースレイアウトが楽しそうだったマイナーな区間をチョイス。
スノーシェルターが続く区間でしたが、下りを楽しめました。
これで今回予定していたツーリングのSSはすべて消化しました。
距離もコースもやり切った感があり、体力も絞りきった感じです。
北陸道南条SAで夕食を取り、解散式となりました。
さあ、高速道路で帰ろうか・・・としていたところ、一部の若手メンバーより、おかわりの
希望がありました。
■番外編 国道162号線 周山街道 堀越峠
走りの満腹中枢がイカれた、キ○ガイの7台が残り、乾いた雑巾を絞るように、残されたわずかな体力を使って南条ICから小浜iCまで高速で移動し、そこから国道162号線周山街道を南下しながら帰るルートとしました。
やはり堀越峠は夏も冬も最高ですね!
第二解散式は、ミニストップでおっさん7人でハロハロ食べながら、締めました。
今回も大きなトラブルもなく、550kmを走破して全車無事に帰還できました。
次回は秋のツーリングを企画したいと思います。
おわり。