まずは前菜から。
南側からスタートし、タイトヘアピンもある2車線区間を北上していきます。
地元ドリ○トスポットなのか、タイヤ痕も多数。
北側は、1.5車線くらいに狭くなる箇所もあり、テクニカルです。
SS1を終えてから、予定していた峠越えコースが災害通行止だったので、京都縦貫道の無料区間を使って、本日のメインステージである丹後縦貫林道の南側の起点までワープします。
丹後縦貫林道は丹後半島を南北に走る総延長約50kmの林道で、全日本ラリーのコースにも使われています。
大鼓山線、角突山線、成相線、大内線、奥寄線の5区間あり、それぞれをSSとして設定しました。
2車線や1.5車線、1車線が混在し、走りやすかったり、そうでなかったりが混在してます。
■SS2 丹後縦貫林道 奥寄線 5.8km
まずは最南端の起点である奥寄線からトライします。
国道312号線から入っていきます。
2車線で始まり、路面状況も良好!
半分くらいは1.5車線なので、対向車を警戒しながらの走行となりました。
■SS3 丹後縦貫林道 大内線 5.9km
ここは残念ながら、災害による通行止となっています。 路肩が一部崩落しているようです。
良い子は進入してはいけません。
↓本来であれば、このような2車線の爽快なワインディングが味わえるはずなので残念です↓
ここは農業公園系テーマパークが入場無料の道の駅化したところで、丹後半島を舞台とする全日本ラリーのギャラリーステージが設けられたりしますが、今年は無観客開催のようです。
道の駅なので、駐車場は無料です。
インプと並べて見ると、ロードスターは小さいですね。
これにAMMYさんとなべさんが搭乗しているので、バックミラーで見たら、巨人が車体からハミ出ているようです(笑)
京都が誇るブランド豚「京丹波高原豚」のBBQ!
HPでは「農林水産大臣賞を3年連続受賞」と自慢しているだけあって、柔らかく美味い! 4人~5人盛が4500円でボリュームがあり、ご飯を付けてもコスパ最高です。
デザートに定番のソフトクリームを摂取し、続くSSへのエネルギーをチャージします。
■SS4 丹後縦貫林道 太鼓山線 10.5km
丹後半島の北側の眺望抜群な海岸線を走っていくと、丹後縦貫林道の最北端の入口に到着します。
ここから碇高原までは、2車線のワインディングが続きます。
路面はやや痛んできており、ギャップがありますが、コースレイアウト的には中速ワインディングで、今回のツーリングで最も好みのコースです。
日本離れした景色があり、ステーキハウス付近で休憩。
日本離れした景色ですね~ ここでGDBインプsubakento号に異変発生。
毎回、何かのパーツが脱落するこのGDB…
今回は、インマニ上の本来インタークーラーが置かれる場所に移設されたオイルクーラーのステーのネジが外れているよう。
よく見ると、コアから生えているホースの口がタワーバーと干渉して曲がっている!
このままだとオイル漏れ →タービンかエキマニにオイルブチ撒け →炎上、のリスクもあったので、タワーバーを外してリスク回避しておきました。
SS4太鼓山線の後半はスイス村を越えてから、下っていくあたりの5連ヘアピンなんかが走り応えあり!
最終セクションになると1.5車線になります。
■SS5 丹後縦貫林道 角突山線 15.1km
1.5車線が延々と続きます。
アスファルトは新しく、路面状況は最もよい区間ですが、見通しが悪く、対向車を意識しながらの低速走行を余儀なくされます。
さらに「速いクルマに道を譲る」という発想がないおばちゃんのペースカーに詰まると、苦行以外の何物でもありません。
しかし安全運転のおばちゃんに罪はありません。
DQNな煽り運転にならないように、念仏を唱えて心を落ち着かせての走行。
■SS6 丹後縦貫林道 相成線 12km
ここも片側1.5車線が延々と続きます。
通行止め期間が長かったのか、所々、路面にコケが生えていたり、砂が浮いていたり、ギャップや木の枝等の落下物が多く、神経が消耗しますが、対向車はゼロなのが助かりました。
途中、ビューポイントあり。
宮津湾と栗田半島望む。
しかし、景色を見ていても、あまり話題は続かないこのメンバーは、すぐに走りだします。
最終セクションでは、2車線になりましたが、路肩の草木が生え放題で、1車線くらいしか使えません。
いいコースレイアウトだけに、もったいない・・
ゴール地点には路上に看板があり、南側から見ると「通行止」になってました。
南行き一方通行状態で、対応車が来ない訳です。
丹後縦貫林道を走り終えて、日本三景の一つ「天橋立」を見学。
近づき過ぎると、ただの松の林…
安芸の宮島、陸奥の松島とともに、日本三景とされている名勝を目の前にしても、特に感動もせず、走る道以外には興味がない隊員達は、海辺でフナ虫を眺めて、速攻で見学終了。
観光したい方は、ケーブルカーで山に登って、「又覗き」をおススメします。
丹後半島を後にしようと、国道178号線を南下。ミニストップで好物の「ハロハロ」を補給し、178号線に戻ると、宮津市内で、対向車が次々にパッシングしてきます。
実は自分も横乗りのなべさんも気づかなかったのですが、後続のAMMYさんが気付いてくれて、前方の注意喚起の無線を飛ばしてくれました。
少し走ると路肩でPさんが計測機の照準を向けて、ネズミ捕りをしているではないか!!
さらにその先のサイン会場には捕獲された獲物で豊漁のようです。
↓ここは南行きに注意が必要です。
今年の運を使い果たいたくらい、命拾いしました!
ちなみにレーダー探知機はユピテルのA720というモデルに、今回のツーリングのために、後付けでレーザー光受信対応にできる
LS10を装備してきました。
しかし取締りスポットはGPSデータは入っておらず、レーダー波照射にもぎりぎちまで反応せずだったので、飛ばしていたとすると、レーダー波に反応した時はすでに計測されてアウトな感じです。
■SS7 薬王寺峠(県道251号線) 8.4km
兵庫県但東町の峠道。
昨年(2019年)の
兵庫・鳥取漁火ツーリングの帰路に立ち寄った峠です。
峠の北側の1.5車線を登り、峠から南は2車線を下っていきます。
勾配とコーナーのRがきつく、ステアリング操作が忙しいテクニカルなコースです。
この南側の下りが結構好みです。
■SS8 多紀連山(本郷東浜谷線 県道301号線) 10.5km
いよいよ最終SSとなる多紀連山は、兵庫県篠山市や丹波市にかけて連なる山々の総称で、別名「多紀アルプス」を越える峠道。
ここも1.5車線くらいの狭くてテクニカルなコース。
峠付近で一休み。
ここまで350km以上運転すると、そろそろ下りでのブレーキング、アクセルオンの連続で、右足のスネの筋肉に疲労がたまってきます。
夏場は足がつる参加者もいるので、水分補給が欠かせません。
無事に最終SSを下り終え、兵庫県三田市付近の県道49号美濃坂峠を越えて、三田市内のラーメン屋(天下一品)でこってりラーメンを補給。
締めは裏R甲を駆け上がり、聖地R甲山にて解散となりました。
自粛解除後の近場ツーリングのつもりが、帰着すると走行距離は430Km超。
しかもほぼ下道という走り応えのある13時間の修行?でした。
今回は狭くて、テクニカル指向なコースだったので、次回は広くて爽快なコースを巡りたいところです。
おわり。