シルビアwithトレーラーのブログ一覧

CA用の左右指定を逆にして取り付けることが正しいとわかりました。

×間違いの装着位置


○正しい装着位置
上側に元SRニスモを並べてます。
CA用左右を逆にして、遮熱版も入れ替え。


縦に並べると、吸気側のマウントはボルトオフセットが同じになり、排気側のマウントだけボルトオフセットがつくことになります。


吸気側拡大


排気側拡大


装着後



オイルパンの位置もついでに撮影してます。


実は、間違いの場合オイルパンの後ろ側ネジがメンバーに隠れてました（弊害）。正しい場合このネジ位置が前に出てきたのでこちらの方が良いと判断。

作業やり直しはすぐできるので早速行いました。間違いに気づいたときにやり直す勇気と労力は必要ですね。ヤシオファクトリーの指摘がなければ気づきませんでした。この場をお借りして感謝いたします。

※この作業内容は、その後の指摘により間違いであると判明（4/30追記）。CA用の左右指定をそのまま装着した場合の間違い記事として残す。正解は次のブログにて

さて、マスターバックと同時に行ったのが
④エンジンマウント交換
です。




最近知った情報筋でCAマウント流用の話。SRマウントに比べ4㎜厚みが少ない
結論から言うと、2つの搭載位置変更が加わります。
・垂直方向を純正位置で搭載でき、ゴム剛性強化できる
・前後方向を後ろ側4㎜スライドできる
理由が、マウントのボルト位置が前後左右でオフセットされているからです。
総合画像です。



■垂直方向について（左：20年劣化_ニスモSR　⇒：ニスモCA）
ボルト位置がずれてますね。


厚みは、20年劣化のニスモSR用厚み69㎜と新品のニスモCA用厚み70㎜とほぼ一緒。（新品SR用は74㎜らしい）




■前後方向について
排気側マウントの遮熱版の穴位置に注目！後ろにずれてますね！
SR用


CA用



ちなみに、20年劣化SR用は吸気側のナットが無くなっており、今頃問題に気付く、、、


搭載終了しました。



ナットは、手持ちのエキマニ用ボルトが流用できたのでそれで。
さて効果が楽しみです。

③ノックセンサー交換に続く

インマニが外れているのがチャンスです！！

前回のメンテナンス項目の
⑥マスターバック変更
を行います。
S15用　A215Tマスターバック変更の理由は、機械式のブレーキアシストが装着されており、踏力大の時に変曲点をもってブレーキ圧が急に増力されます。タカタで、酷評だったフィーリングの原因です。

タカタサーキットにて

S14、R33のブレーキアシスト無マスターバック変更が一般的でこれにします。
ヤフオクで、R33タイプM　ABS有用　26万キロ走行物をスーパー格安で手に入れました。

ボロいものが来るのだろうと、納品すると、、、あら奇麗ではありませんか！


意外な結果。うちのS15用のものに比べ明らかに錆やフルードによるタダレが少ない。掘り出し物か、途中で交換されていた劣化少品かな＾＾

では、S15を外します。


すんなり外れない。本体が大きく、ストラットに当たって知恵の輪状態。苦闘の跡がバルクヘッドに。。。


並べてみます。
左がS15　A215T　右がR33　M195T
踏力アシスト分は、容量分下がりますが機械式ブレーキアシストが無くなりリニア特性に改善されます。


装着しました。
M195Tは小さいのですんなりつきました。





作業終了しました。実走でチェックしないとわからないのでタービン着けれたらどこかでチェック。

④エンジンマウント交換へ続く

諸事情により！
2weekという時間ができたので！
タービンブローもあって！

シルビアの集中メンテナンスを決行します！！！

内容は以下
①燃料配管、フィルター、レギュレター交換
②I/Cパイプ、サージタンク磨き
③ノックセンサー交換
④エンジンマウント交換
⑤エンジンルーム内掃除、配線再レイアウト
⑥マスターバック変更（追記）

まずは、①②③対応のため部品をどんどん外します。

インマニ、I/C配管外し





燃料配管外し


ノックセンサー外し


次回、⑥マスターバック変更へ続く。。。

分解したところ、排気側のボールベアリングが異常摩耗していることが判明しました。ボールベアリングは高温に弱く、今までの高負荷運転の繰り返しでお亡くなりになったのでしょう。

一番右のボールが黒くそして外径が小さくなっていることが分かります。


コンプレッサー側の翼車


元エキマニの姿は、見るも無残な割れ状況




そして、分解されたタービンは、かっこいいオブジェになりました。



次期タービンは、せっかくなので社外品で行こうと思います。
あんまり好きではないMHI製ですが、フローティングメタルベアリングのT517ZやTDシリーズか、高級なボルグワーナーとかが候補かな。
ギャレットはボールベアリングばかりなので優先度低い。性能は高いんだけど、ほしいのは、耐久性。しかしまだまだ資金難なので購入は当面先。。。

燃料系のリフレッシュ工事を次にやろうと思います。