今回もブログ長いです。
要約すると…
スイスポで美浜を走ってきました。
スイスポも走ってたのしいクルマでした\(^o^)/
RE-71R、D500など、新規盛り込み部品、気に入りました。
dyna05、IDIさん兄弟、makitaspeed様ありがとうございますm(_ _)m
ではながながと詳細。
先日のブログでの宣言通り、
5月12日(土)美浜サーキットのスパイシー走行会に参加しました。
もともとは、カプチーノで美浜を練習するために…、
165/55R14の幅と直径との相性を確認するために…
仕様の替わったマシンで練習するために
美浜走りたいと思っていたのですが、
カプチーノは重い心臓病を患っているため、
今回は残念ながら、スイスポでのエントリーです。
スイスポは前回の作手5時間パックでタイヤがフロントのAD08Rがなくなってしまったので、
今回はポテンザRE71Rの中古タイヤです~
サイズは今まで同様195/55R15です~
提供感謝しますm(_ _)m
スパイシー走行会は、団体だと台数が多ければ多いほど割引が効くので、
会社の身近なクルマ好きに声かけてみると、10台集まったので、みんなでワイワイ走ってきました。
参加車両はこんな感じ。
NCEC
AP1
ZN6
Z33
EK9
ZC31S
ZF1
HA25S
HA36V
HA36S
世代(入社年度)は1コ上~2コ下までの4世代。
駆動方式も排気量もバラエティに富んでいて、
タイヤも
R1R
AD08R
Z3
R-S4
V700
A052
MAXX
RE050A
といろいろ。
身内の同乗走行だけでも、1日楽しめそう~
スイスポは
フロントはほぼスリップサインの71R
リヤはZ1☆
街乗りタイヤは2009年製
ひどすぎ…(´д`|||)
今回は、スイスポでの美浜初走行のため、タイム目標は特に設定してませんでしたが、
作手のベストは、
カプチ:31.0
スイスポ:32.0
で1秒差なので、
美浜のベストは
カプチ:48.445
なら、相似関係だと1.5秒差で、
50秒が単純にカプチーノをベースに考えた時の換算目標タイム。
ただし、ボクは美浜は後輪駆動のためのサーキットだと思ってるので、
カプチーノ換算で走れるかは疑ってました。
作手⇔スパ西などは、車格が変わると比率じゃうまく換算出来ませんが、
(例えば、
作手は
カプチ>S2
スパ西は
カプチ<S2)
スイスポは1586ccNAのカタログ125馬力
カプチは657ccHT07ターボブースト1.3自称120馬力だったので、
ピークパワーは同等。
車格が違うって訳でもない。
今回はタイムにギラギラするんじゃなくて、ワイワイしに来てるので、
座席はつけたまま。
今までカプチがいたころには、ないがしろにしてきたスイスポと仲良くなるのが、今回の真の目的です。
5時間パックでは、あまり評価できていなかった、
①IDIのブレーキパッド
②リヤ8キロのバネ
についても、効果確認項目です
(*`・ω・)ゞ
5月12日(土)
朝4時半に寮出発…
みんな、朝早くからありがとうございます。
本社組で8台
隊列が長すぎて、なかなか大変でした。
美浜はとーいんですが、
スイスポは長距離運転しても、楽ですねー
ランエボみたいなクラッチの重さもないし、
アルトやカプチーノみたいにバイパス巡航でオーディオの音量をバカみたいに上げざるを得なくなるような騒音の酷さもない。(6速は欲しいけど)
アクセルペダルの反力もそんなに疲れるレベルじゃない。
橋のつなぎ目でぴょんぴょんしないで、乗り心地も不満なし。
クーラーも効くし、ヒーターも効くし。
無事にゲートオープンの7時ちょうどに到着~♪
これは屋根つきのピット空いてるかも♪
と思いきや、遅かったです(。>д<)
ってことで、青空傾斜ピットへ。
早めに着いたので、ワイワイ準備して、
初参加者講習もみんなで受けて、
全体ミーティング、朝メシも参加者は無料配布~
クラス分けが
クラス6~クラスゼロまで7グループに分けられてて、1枠12分×5回
3回目のみ逆走
毎回が昇格試験で、事前の申請でのクラス分けの状態から、
走行結果を見て、上のクラスに上がったり、下のクラスに下がったりします。
ハンター×ハンターの天空闘技場ってそんなルールじゃなかったでしたっけ?
あんな感じです。
スイスポ1枠目
今回がサーキット初参加のもりちゃんが、横に乗りたいというので、2名乗!
残念ながら、ボクもスイスポで美浜初なので、さぐりさぐり。
やっぱりスイスポ、Aピラーでコースの先が分かりません。
特にキリックス、定常円は回り込んでる右コーナーなので、クリッピングゾーンが長くて進入前に全体が見えないし、
勘で走るしかありません。
とりあえず、もりちゃんにコースのイメージと、コースイン・アウトとか譲ったりの走行の雰囲気を見てもらった感じで、技術的なところはお手本走行とはいきません…
FF難しい…(´д`|||)
1枠目ベスト52.293
2枠目では、もりちゃんおろして、約60キロ?の軽量化
1枠目では、カプチーノの乗り方に引きずられてうまく走れなかった印象だったので、
てぃー.ちゃんにFFの乗り方を相談して、
キリックスやフェニックスでクリッピングゾーンをとる非力FRの走り方は捨てて、積極的に曲げポイントをつくる、V字に近い走り方にチェンジ!
2枠目ベスト51.429
ラインの概念を変えたことで、走りやすくなってきたので、これを煮詰めて午後も精度を上げていくことに。
ただ、気温が高いので、午後にこれ以上のタイムはけっこうしんどそう。
昼メシはカレーをいただきました☆
美浜のカレーは夏に友達とワイワイ食べるカレーな感じ。
作手のカレーは、冬に建物のなかでおばちゃんと話ながら食べるイメージ。
(家庭的な感じね)
伝わるかな?
昼休憩中のタイムアタックで、赤旗が出てました。
なかなかクルマの恐ろしさを感じます。
さて、午後の走行です。
午後の最初の枠は逆走です。
逆走はFFのいやらしさが影を潜める。また、パワーのないクルマにやさしい印象でした。
FFのボクのこれまでの印象ですが、
『進入命』。
なぜなら、リヤをコントロールする引き出しが少ないから。
ターンインで姿勢をつくることに失敗すれば、アンダーなりオーバーなりで、タイムに極端に影響する。
美浜を特徴づけているのは、キリックス・フェニックス・定常円のRの小さめな回り込むコーナーの割合が大きいところ。
回り込むコーナーは、進入で姿勢を作り込むのは難しいし、進入がうまくいっても、出口までうまく走るのも難しい。
それが逆走になると、緩和される印象
定常円は
巡走だとアクセル早く踏むとアンダーで最終でアウトにつけないから我慢。
逆走だと出口は広い。早めにアクセル踏める。
キリックスも同じで逆走は早くアクセル踏める気がする。
フェニックスはRが少し大きいからか、巡走と逆走の差はあまりわからん。
パワーの話は、
巡走は登りのストレートの前のコーナーのRが小さい
逆走だと登りのストレートの前のコーナーのRはそれほど小さくもない
加速力のウエイトは巡走がデカイ
そんな印象でした。
逆走ベスト51.728
つづいて4枠目の走行。
3枠走行してみて、
だんだんと、スイスポにも慣れてきた気がしてきました。
フロント71R、フロントブレーキパッドとリヤのバネ4キロ→8キロが最近の変更点。
これがとてもいい感じになりました。
ブレーキパッドがアクレのときみたいなオン/オフ的じゃない。
5時間パックのときには、雨でもサーキット走れるくらいに扱いやすくはなってるけれども、まだブレーキバランスがフロントが強くて、作手の2コーナーとかは完璧とは言えないかなぁ?
と思ってましたが、フロントタイヤの性能が上がったからか、とても扱いやすくなりました。
フロントもグリップするので、ターンインはスルーっていける。
そこからさらにステアリングを切り込むと、フロントのロールとともに、ヨーがゆったりと立ちあがる。
リヤのイン側が浮いてるのか?分かんないけど、気持ちよく内側に入っていく。
でも唐突な動きはなく、まったりしてて、難しさはない。
フェニックスとかで積極的に曲げようと、ブレーキ併用でやって、やり過ぎると、ステアリング操作もわちゃわちゃしちゃう。リヤタイヤが抵抗になって加速が遅い。操舵角度が少なくて、ヨーついててアクセル早めに踏めるくらいが安全で速いんだろう。
今までスイスポに乗ってきて、とにかくアンダーなクルマだという印象だったけど、今回は違った。
前後のグリップバランスが、71RとZ1☆だから成り立ってる部分は大きいんだろう。
次に使う用に、Z3の4本セットを買ってるけど、サイズも銘柄も前後で同じじゃ、ケツが引っ掛かって、空気圧だけじゃちょっとうまく走れなくて、かなしいかも。
フロントキャンバーでも増やせれば、前がもっと踏ん張って違うかもしれんけど。
そんなこんなで、
4枠目ベスト51.622
慣れた割りにタイムがふるわないのは、きっと1日のなかでもっとも気温が高い枠だから。
自分を信じて、攻め方は4枠目とは変えずに、精度を上げていくことに集中します。
5枠目ベスト51.171
4時過ぎて、やや曇ってきたこともあり、
なんとか1日のベストを最後の枠で更新しました。
あれ?
カプチーノと作手をベースにしたスイスポ美浜の換算タイムは50秒でしたが、1秒届かず!
気温で0.5秒、駆動方式で0.5秒くらいかなぁ~?
◆スイスポの成績表①
ちなみにひそかに気にしていた、
ISSYのS2000やSねぇちゃんの86は、
S2000:49.146(AD08R 255)
86:49.525(R-S4 225か235くらい)
気温に助けられて、カプチーノのタイム48.445は抜かれなかったものの、
スイスポでは、
スイスポ:51.171(71R&Z1☆ 195)
圧倒的な敗北。
部屋に新品のZ3があるのに、出し惜しんでましたが、
タイヤが良くなっても、2秒の差はチャラには出来ません…
ま、31スイスポでS2000や86を脅かすようなタイムが出せれば、苦労しません。
逆にカプチーノ凄いな。
気温で有利とはいえ、5℃くらいの差。
軽自動車でS2000や86と対等に遊べるなんて♪
◆スイスポの成績表②
今回ちなみに走行会全体では、スイスポは4台参加。
タイムは下記順でした。
①青ZC31スーチャ Z3
②銀ZC33ターボ Z3
③白ZC31NA 71R&Z1☆
④銀ZC33ターボ 純正コンチ
②は脚も純正。AT。シートとかもノーマル。
クルマ買ってきて、タイヤ・ホイール・フロントブレーキパッドのみ交換してきたって感じでした。
(もしかして、32からの乗り替えか?32と共通して使える部品ばかり…)
③は10万円の中古車で、タダでもらったフロントタイヤとホイールについてきたおまけのリヤタイヤとはいえ、
車高調もLSDも入ってる。
屈辱的敗北ですね。
ZC33とは、サーキットで同じクラスではボクの腕では戦えません。
195のままでも、腕さえあれば、まだまだ戦えるはずなので、精進しなくっちゃね。
◆スイスポの成績表③
カプチーノとの差
赤がカプチーノベスト48.4
緑がスイスポベスト51.1
・2速全開のグラフの傾きが顕著ですね。
意外と小排気量ターボのほうが、同じくらいのパワーでも速いのか??
ZC33とZC31なら納得だけど、F6Aだよ?
最大トルクもM16Aのほうがあるでしょう。
車重の差なのか?
・1コーナーブレーキング
スイスポの圧勝。
本来の能力としては、車重7割で前後重量配分のいいカプチーノでスイスポに負けてはいけません。
考察すると理由はいくつかあります。
まずは、ABS有無の差。
スイスポは機械まかせ。
カプチーノはロックしないように人間がコントロールしなくてはいけません。
それを念頭に置いて、
ふたつめ、ブレーキパッドの違い。
はい、これは圧倒的に違います。
スイスポはIDIのD500。
カプチーノはアクレの700C。
カプチーノはドライバーがコントロールしなくてはいけないのに、オン/オフみたいなパッドでロックしないようにすると、おそるおそる踏むしかありません。
カプチーノもIDIのD500とかにしたいなぁ~
(カネがないから、ならしするくらいのときに、また考えよう。スイスポはフロントだけ交換でバランス取れたけど、カプチはたぶん前後両方変えないとブレーキバランスNG)
ちなみにABS付きのスイスポの場合、D500の威力を感じるのは、1コーナーよりもフェニックスとか、減速のブレーキではなくて、向き変えるためのブレーキで強く実感できますね。
大満足☆♪
最後に3つめ。
リヤの安定感。
カプチとかアルトはピョンピョコするのに、スイスポは憎たらしいくらいにずっしりしてる。
ステアリングレスポンス悪いし(ブッシュ?)、スラロームとかしてたら、重心めっちゃ高いし、ハイテン材使ってダイエットしろよ!って言いたいけど、どっしり感は凄い。
エボは4WDに助けられてる感じだから、ボディのしっかり感はスイスポのほうが感じる。
カプチーノはね、羽根つけたいんだよね。3DのGTウイング!
スパ西1コーナー進入とかでも、もっと減速G出せるはず。
(今はびびってるだけで、今のままでもまだまだ本当はいけるけど)
コーナーのボトムスピードは意外と大差ない。
なんで??
195のタイヤじゃ、こんなもんってわけでもないし、
ドライバーの体感だと、カプチーノのほうが速度が出てると思ってたけど。
タイムに影響してるのは、走行距離なのかも。
カプチーノとスイスポで、けっこうな差。
今回は、やっとFFの面白さがわかりかけてきたってとこなので、
これからまだまだボクの知らなかった本当のスイスポを知るためのトビラをノックするために、走っていきたいですね。
ボクは今回美浜を走るまでは、サーキット走るなら、カプチーノのほうが面白いと思ってました。
また、その理由の根底には、駆動方式の差があると。
それはでも、FFの表面しか見ようとしてなかった部分があったから。
まだボクはわかった気になっていただけで、スイスポのトビラも、カプチーノのトビラも開けられてない。
ランエボとアルト(NA)はどちらも作手で車種別ランキング2位(当時)まで行きましたが、カプチーノとスイスポはまだまだ。
カプチーノ:20位
スイスポ(NA):54位
(とはいえ、エボもアルトも乗りこなしてるとは言えませんが。)
スイスポの持つ魅力が存分に発揮できるように…
フロントLSD付き車の乗り方を学んで行きたいと思います。
#74アルトが#149アルトで速く走るための実験台であったように、スイスポも同様に活用していきます。
今回改めて思ったのは、フロントタイヤがそれなりにグリップすれば、印象って大きく変わるなってこと。
タイヤになるべく頼らないような運転が出来るのなら、また違うかもしれませんが…
ZC31は、パワーもなくて、車重も重い。
スペック的には、一番残念なスイスポだという意見もあります。
確かにパワーありません。
とても重たい動きをします。
でもアルトの足回りに比べれば、リヤはやっぱりトーションビームがいいし、
11馬力上げて、10キロ軽くしてあげるからって、ホイールベース伸ばされても、それはまた、まったりするから、ミニサーキット派のボクは歓迎しがたいのでしょう。
軽くなったのが、ホイールとか、メルシートなら、ボクにはその重量は関係ないし。
ターボは、いい面もあるけど、練習機にターボはキツい。回らないエンジンは面白くない。
(M16Aが回るエンジンかと聞かれれば、なんと答えていいかわかりませんが…)
目をつぶったり、手を加えたりする部分は、多いのかもしれませんが、
JWRCにイケイケだった頃に開発を行ったZC31は、スイスポ試乗最高の練習機なのかもしれません。
(おまけ)
一緒に美浜に行って、サーキットデビューしたアルトワークスの後輩くんから、
『carismaさん、一番近いサーキットってどこですか?
美浜面白かったんで、またサーキット行きたいです♪
フルバケ入れたいんですけど、入れる前と後でどっちも走りたいんですよねー』
って、話してくれました。
狙い通り、若いコが走ることに興味持ってくれたようで、うれしかったです。
また、職場のメンバーとは、近いうちにフリー走行走りに行きたいですね。
S2000とNCECは今の仕様で改めてスパ西を走りたがってるし、
ボクもスイスポでスパ西は走ったことないし、会員更新したから、スパ西も練習しなきゃいかん。
175/60R13のV700を履いたアルトがスパ西でどんなタイムなのかにも興味がある。
ってことで、時期未定ですが、次のステージはスパ西かな?
夏は4輪少ないし、かき氷無料だし。
そんな感じで
美浜サーキット、スパイシー走行会に参加してみた話でした。
さて、マシントラブルもなく、無事に帰ってこれたし、
ワンメイクドライビングレッスンでも、応募しますかねぇー
富士のライセンスを取るべきか取らざるべきか悩む…
とらない
ショート
本コース&ショート
富士、走るかなぁ~
走らないよなぁ~
身近な仲間たちで行きそうな人いないし…
遠いしなぁー
取りたくなれば、半年後にも、安く取るチャンスは作れるしね。