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散らない枯葉のブログ一覧

2025年06月26日 イイね!

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<6>。

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<6>。TOB実施で本家の立ち位置を明確に。

 昨日に続き、私の勝手なフィクションが続きます<笑>。 トヨタ自動車の存在が大きくなり過ぎて、本家の豊田自動織機も今はグループ企業のひとつと思われるような位置付けになっていると思います。 トヨタは2023年頃から決められた方程式に乗っかった経営ではいけないと現状に危機感を持ち、トヨタグループを新しい方程式を作りながら、長期ビジョンを育み伸ばしていくため、新しいフォーメーションでの取り組みを進めることを模索していた。 そして選択した方法が「6月3日にトヨタ不動産(トヨタグループ)が豊田自動織機へのTOB(株式公開買い付け)実施を発表し、豊田自動織機を非上場会社にする事であった。 年度毎の業績にあまり振り回されることなく、トヨタグループの長期ビジョンを大切に育てると言う本家としての役割を内外に明確に知らしめる狼煙だと思います<汗>。

より柔軟で戦略的な経営を行うための株式非公開化!
1.経営の自由度向上: 不特定多数の株主の意見を考慮する必要がなくなり、経営改革や自由なチャレンジが可能になります。
2.株主のコントロール: 株式譲渡制限により、望ましくない株主の経営参加を防ぎ、経営の安定化が図れます。
3.コスト削減: 上場維持にかかる事務的コストを削減でき、経営資源を効率的に活用できます。
4.後継者問題の軽減: 事業承継や再編を進める際に、非公開化が有効です。

 正式に上場廃止が決まれば、新豊田自動織機(本家)の長期方針とトヨタグループ各社の将来戦略上の役割分担なりが明確になると思いますが、私は今の豊田自動織機が成長領域として積極的な投資をしている電動車用電池・燃料電池・太陽光電池を核に、「モビリティカンパニーへの変革」の中心となって、日本ひいては世界のモビリティ産業の発展に貢献していくのではないかと思っています<笑>。 
Posted at 2025/06/26 09:41:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年06月25日 イイね!

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<5>。

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<5>。蓄電池で世の中は変わる。

 昨日に続き、私の勝手なフィクションが続きます<笑>。 電気自動車の蓄電池は世界各国で激しい開発競争が行われている。 自動車の電池開発競争は、実は世の中が求めている次世代が必要とする蓄電池そのものの先陣開発競争だとも言えると思います。 今、世の中が動きを潜めているのは、電池の開発競争の先がまだまだ見通せない事も大いに影響していると思います。 トヨタは全固体電池開発も予定通り2027年には商品化したいと言っている、自社の内製化工場では日当たり24時間・週7日の連続稼働で作れるプラントを準備中とも言われている<汗>。 高性能でかつ従来の液電解質電池よりも大幅にコストを下げて来るかも知れない。 実現を信じたくないライバルメーカーも多いと思うが、それを否定できるメーカーもいないのが現状ではないかと思われる。

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 仮に全固体電池がトヨタの読み通りの性能で出現したら、最も喜ぶのはタイトル画像に示すような蓄電池でエネルギー革命を起こそうとしている未来社会ではないかと思います。 石化燃料を使うことで地球温暖化に苦しんでいる今の社会が、全固体電池のお陰で一変される可能性を秘めていると思います。 できるだけ早くそんな社会を作りたいと世界が求めるのであれば、全ての国のメーカーに全固体電池を作りのノウハウを外販していくのが、新しい豊田自動織機の目指す次の100年に捧げる創業家の夢なのではないかと思います。
Posted at 2025/06/25 09:35:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年06月24日 イイね!

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<4>。

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<4>。特許で技術の囲い込みに走るトヨタ。

 昨日に続き、私の勝手なフィクションが続きます<笑>。 トヨタは2024年3月に、それまではパナソニック資本の入っていたプライムEVエナジー株式会社をトヨタが100%出資の完全子会社化をはかり、社名もトヨタバッテリ株式会社と改めることを発表しました。 まだプライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社(出資比率 : トヨタ51%、パナソニックHD49%)が残りますが、自社工場や豊田自動織機でのバッテリ生産分も含め、国内外のトヨタ車向けの電池の自社生産化(内製化)を積極的に進めています。 電動自動車の電池としては、今進めている技術開発(特許取得)を更に進めればグローバル市場で十分勝てる高性能・低コストの電池を自前で、それも内製化して行く自信を得たのではないかと思います<汗>。

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 創業家の主である豊田佐吉が、「発明した特許を広く知らせて、誰にでも使うことができるようにするのが特許である」として世界中に発明した自動織機を広めた事で知られている。 仮に "佐吉電池" が完成したとしても、単にトヨタの囲い込み製品に終わらせることではなく、広く世界で誰にでも使ってもらえる製品にすることが本当の創業家の夢だと思います<汗>。 自動車会社である今のトヨタには、創業者の夢を実現しようとする素養は合っても、それを括り実現させる場が無いと言うのが実情だと思います。 豊田自動織機がTOBを受け入れ、「新たな枠組みで果敢な投資などを通じ、成長をさらに加速させる」と決定した事と、 "佐吉電池" には何だかの通じる筋道があると私は考えています<笑>。
Posted at 2025/06/24 10:44:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年06月23日 イイね!

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<3>。

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<3>。バイボーラ型電池の市販化は改善改良の始まり。

 昨日に続き、私の勝手なフィクションが続きます<笑>。 豊田自動織機はバイボーラ型電池を自社工場で製造している。 初搭載となったトヨタ「アクア」発売開始に合せ2021年5月には共和工場(約月産2万台分規模)を立ち上げ、翌年には石浜工場(タイトル画像)に同規模の工場を新設。 そして更に石浜工場の隣に同規模工場を増設した事で、合せて月産6万台、年産72万台分の生産能能力に順次引き上げています。 個々の工場は200M×100Mの敷地を要する巨大工場で、340名の工場従業員を要すると言われています。 工場内では、原材料に加工を加えた上で "バイボーラ電極" を大量生産し、電池の大きな構成部品となる "電池モジュール" に加工され、最終工程で搭載車種に合わせた "電池スタック" を作り出す一貫製造がされています。
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 トヨタ(含む豊田自動織機)は、電池製造工場の詳細は公にしてなく、最終目標に対しての達成度は判りませんが、日々の活動で「電池性能は、より高出力で軽くコンパクトに、生産技術では生産能力の向上と、工場従業員の更なる省人数化を進めている」と思います<汗>。 豊田自動織機にバイボーラ型電池工場を世界で初めて立ち上げて既に4年、この間で大きく電池性能も生産技術も更に進化しているのではないかと思われます。 今まではトヨタグループ総力でトヨタ車に使う電池を作ることに邁進を続けてきましたが、電池分野でも一応の特許を含めた技術の壁を築き上げる事ができたと言う自信が、電池と合わせた生産技術を、広く世界に外販する道を歩みだしたのではないかと思います。
Posted at 2025/06/23 10:17:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年06月22日 イイね!

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<2>。

"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<2>。夢の架け橋は「バイポーラ型電池」。

 昨日に続き、私の勝手な作り話が続きます<笑>。 豊田自動織機が社名とは縁が無さそうな蓄電池会社に変身できるのかと疑問を持つ人も多いと思いますが、2021年7月にトヨタ「アクア」に世界初採用された「バイポーラ型ニッケル水素電池」は、開発も生産も豊田自動織機であったことに驚かされました。 それから生産工場を3か所に増やし欧米輸出車にも採用を広げ今に至っています。 製品化されて既に4年が経とうとしていますが、他社が追従してくる様子も無く、市場実績を積み上げながらの、更に完成度の高いバイポーラ型電池開発に突き進んでいる感じがします。

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 タイトル画像のように、従来型(モノポーラ)の電池に比べると、セル当たりの出力が1.5倍に、容積がコンパクトになる事から、同容量なら2倍の高出力が得られるバイボーラ型電池。 電解液を使うタイプから固体電解質を使うタイプにすれば即全固体電池と変身する優れものです。 バイポーラ型にして電解液を決して漏らさず使い続ければ、全固体電池と遜色のない性能を得られる要素があります<笑>。 トヨタは既に次期型電池は上の表に示す様に順次バイポーラ型にして行くことを宣言しています。 豊田自動織機とトヨタグループが結束してバイボーラ型電池を手の内開発して行けば、電池だけで十分に食っていける会社を設立できると言う創業家の夢に通じているように思います。
Posted at 2025/06/22 08:47:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「"佐吉電池" の起業化は創業家の夢<6>。 http://cvw.jp/b/1923480/48509002/
何シテル?   06/26 09:41
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
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