『Rossel torn on his future: Lancia factory status or WRC27 bid?』
オリバー・ソルベルグがラリー・チリ・ビオビオで優勝するまで、WRC2のタイトル争いの主役の一人だったヨアン・ロッセルは、2026年にランチアに移籍すると見られているが、すでにその後の展開にも目を向けている
シトロエンは、2021年にサンテロックが運営するC3でWRC3のタイトルを獲得したロッセルを2022年からWRC2カテゴリーのリーディングファクトリードライバーに起用し、事実上マッズ・オストベルグに代わってチーム最年長ドライバーとなった
DirtFishの報道によると、2026年シーズン、ステランティスのWRC2におけるワークスチームの主力はシトロエンに代わり、ランチアに交代する予定だが、両ブランドはプジョーも傘下のステランティス傘下にあります
ロッセルは、来シーズンのC3 Rally2では参戦しないことを確認しました
「6年間シトロエンで過ごしたWRCでの最後のレースになることは、誰の目にも明らかだと思います」と、ロッセルはチリでDirtFishに語りました
ランチアがシトロエンに代わり、WRC2のワークスチームとして参戦予定
「私にとっての計画は、最大限の努力をすること、そして来年と2027年に向けて最善の選択肢を確保することでした」
ステランティスのカスタマーレーシング責任者であるディディエ・クレマンは、DirtFishに対し、ロッセルが2026年からランチアのWRC2活動の陣頭指揮を執ることを期待していると示唆し「例えば、ヨアン(ロッセル)のようなオフィシャルドライバーへのステランティスのサポートはランチアに移るだろう」と、述べた
ロッセルは、歴史あるラリーブランドでドライブすることに魅力を感じながらも、2027年もトップレベルのドライバーとして活躍できる可能性を確保したい考えを示した
「私にとっての計画は、2027年に向けて明確なビジョンを持つことです」と、ロッセルは語った
「私とステランティスの関係は誰もが知っています。ラリーに参戦するたびに、ステランティスは大きな助けになってくれましたし、ランチアのファクトリードライバーになることは間違いなく夢です。しかし、あらゆる選択肢を検討する必要があります」
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現在トップカテゴリーのRally1に参戦しているドライバーを見てみると、M-スポーツ・フォードの二人とトヨタのカッレ・ロヴァンペラ、サミ・パヤリ以外は全て30代(アドリアン・フールモーは丁度30歳)
それを見ると、ヨアン・ロッセル(30歳)が、まだまだトップカテゴリーに挑戦出来ると考えてもおかしくないですよね
WRC3クラスでタイトルを獲得して、WRC2にステップアップして5年(WRC2オープン含む)
ロッセルはトップカテゴリーに参戦出来るなら、WRC27で参戦して来るであろう他チーム(メーカー)移籍も視野に入れているようなんですが、難しいとしか言いようがないですよねぇ
現実的なのは、ランチアがトップカテゴリーに参戦して、シートを獲得するって事じゃないでしょうかね
Posted at 2025/10/02 21:08:14 | |
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