迷走した4月からの「高速道路料金」が決定されますね。
自公政権時代の土日祝日の普通車1000円乗り放題に加え、平日上限2000円を導入するといった内容です。
ニュースでは色々省いていますので、
国土交通省の発表記事で確認してみました。
内容的には、春の統一地方選を意識した
バラマキ色の強い内容で、うんざりです。
『現行の土日祝日上限1000円割引にあった都市部と地方部のエリア区別は廃止』
→現状料金の都市部は割高に設定され、1000円+αの料金でした。
この区分がなくなるため、これが1000円になり、都市部利用者は実質値下がりです。
『現在の割引(通勤・深夜割引、平日昼間割引等)を継続する』
→実質値上げ回避ということですね。。。
『マイレージ割引については、平日2,000円などの導入による影響を踏まえ、H24年度以降見直しを検討する』
→利用者に負担増になることは得意の先送り。。。
私個人的には、休日・平日の区分を無くし(←ここ重要)、「一律2000円(もう少し上げてもいいかも)」がいいと思います。
こっそり値上げをたくらんでいた
首都高・阪神高速の距離別料金制はどうなったかというと・・・
発表資料は、以下の通りです。
色々割引を付けて平成24年度導入
(1年先送り)になった模様です。
なんだかなぁ~という感じです。
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首都高速・阪神高速について
・料金圏のない対距離制(500~900円)を平成24年から導入する。
・環境ロードプライシングは、基礎的な料金として継続する。
・対距離制導入に際して、地方からの意見を踏まえた以下の割引について、当面平成25年度まで実施する。
・出口料金所がないため入口で上限料金を支払うこととなる現金車の対策について検討する。
(1)首都高速
① NEXCOとの乗継割引
② 中央環状線迂回利用割引
③ 埼玉線内々利用割引
④ 放射道路の端末区間割引
⑤ 羽田空港アクセス割引
⑥ EV割引
⑦ 物流事業者向け割引の拡充
(2)阪神高速
① NEXCO・本四との乗継割引
② 西線内々利用割引
③ 端末区間割引(池田線、西大阪線、東大阪線)
④ 物流事業者向け割引の拡充
⑤ 新神戸トンネルの移管
※ 京都高速の短距離割引については、現行計画通り継続
・首都圏、阪神圏の利用しやすい新たな料金体系について、国と地方の検討会を設置し、引き続き検討する。
(あわせて、近畿道等の均一区間へのETC整備を進める)
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Posted at
2011/02/17 11:58:36