
年始の
自動車業界賀詞交換会で茂木敏充経済産業大臣が
自動車取得税・重量税の撤廃を口にしました。
これもあり、来年度以降の税制のあり方を決める自民党税制調査会へ、廃止に向けて
利害関係者の圧力合戦(苦笑)に発展しました。
日本は諸外国に比べ
自動車の取得・保有に係わる税金が極めて高いと言われています。
しかし、付加価値税(日本の消費税に相当)を含めて比較すると、ヨーロッパ(特にドイツ・イギリス)に較べて
それほど高くありません。
米国があまりにも安すぎるんです。
私は軽自動車という規格や鉄道網を発達させて来た歴史・隣国に自動車では行けない島国であることなど考慮すると、それほど突出した状況ではないと思っています。
なので、自動車取得税は来年度以降、下がることは無いだろうと判断、
次期車C63を発注しました。
そんな自動車取得税・重量税ですが、
自民党税制調査会で方向性が決まったようです。
自動車取得税は・・・
案の定、
来年度の廃止は見送り!
消費税が8%になった時にアップ分を軽減、10%になった時に廃止する方針だそうです。
現在の取得税が車体の5%内外なので、結局、今後も今と同額程度になるということですね。
駆け込みによる需要の先食いも無くなるのでいいと思います。
次は問題の重量税・・・
これは取得税に比較し全体額も大きく、所有している限り続く税。
対象規模も大きく調整に手間取るはず。
案の定、結果はというと
、廃止見送り。しかもおまけで道路特定財源化の方向。。
いやぁ、やってくれますね!いい意味でも悪い意味でも(笑)。
もうカラオケセット、買わないでね(爆)。
特定財源化、悪いことばかりではないと思っています。
トンネル崩壊などありましたが、新規に作ることだけではなく維持・補修への資金確保。
要は使い方如何だと思います。
納税者として目を光らせ、必要であれば国交省などにどんどん意見メールを出しましょう!
なんて事を書いた翌日、「自民党が先祖返りしたと言われる」といった異論が続出した模様。
「一般財源にする」と方針を撤回しました。やれやれ。。
この重量税、今後についてちょっと気になる文章が・・・・
財源を確保し、一層のグリーン化を進める観点から、燃費性能等に応じて軽減するなどの措置を講じる、とあります。
文面を額面通り捉えると
「環境性能が悪い車は値上げ、良いのは値下げするからね。」
と取れますね。
う~む、
C63にとっては・・・かなり不利。
税制が変わる時は経過処置が設けられるが一般的なので、同一名義人が保有している間の値上げは無いかも知れません。
でも名義変更時は確実に重量税がアップ・・・ということは売却時、不利になりますね。。。
まぁ今は、
「長く乗るから関係無い♪」
としておこう。
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クルマ | 日記
Posted at
2013/01/24 11:21:23