
先日、走行距離9万キロに到達したワークスですが、
次回車検まで1年を切ったこのタイミングで
色々と気になるクルマが出てきたということもあり、
本日たまたま平日休みが被った妻を連れて
ディーラー3店舗を巡って参りました。
●シビック RS
デビュー当初から気になっていたクルマです。
たまたま近所の店舗に試乗車があったため、試乗してきました。
以下、感想です。
・外観デザイン
率直に言ってカッコ良いです。
今回検討しているクルマの中では一番好み。
・着座位置
普段コンパクトカーに乗り慣れていると、とても低く感じます。
・居住性
全高の低さとは裏腹に、後部座席・荷室ともにかなり広いです。
・動力性能
排気量1.5リッターとは思えないほどの加速力です。
少なくとも街中では、全く力不足を感じません。
・静粛性
街乗り範囲ではエンジン音はほぼ聞こえず、後席では
逆にロードノイズの方が気になりました。
・乗り心地
硬めですが突き上げ感はなく、これなら長距離走行でも十分に許容範囲内です。
・シフトフィール
ショートストロークで操作性も悪くないです。
・レブマッチシステム
シフトダウン時のショックが皆無で驚きました。
エンジン音が静かなため、初めは何が起こったのか分かりませんでしたが、
タコメーターを見ると、きちんと回転合わせをしてくれているのが確認できます。
・取り回し
思った以上にハンドルが切れなくて焦りました。
ちなみに最小回転半径は、5.7mだそうです。
狭い場所での切り返しだと大変かもしれません。
・先進安全装備
色々と説明を受けたのですが、普段アナログ車に乗っている私には驚きの内容ばかりでした。
フル液晶のメーターには様々な情報が表示されていて、正直使いこなせる気がしません。
…こんな感じですかね。
私の感覚からすると、これはもう高級車です。
妻曰く、「こんな優雅に走るならマニュアルである必要はあるのか?」
なんか一理あるような気がします。
ちなみに見積もり価格は、約510万円。
なお、現行モデルは既にオーダー終了で、来年モデルについてはまた後日発表となる模様。
納期は、来年夏辺りになるのではないかとのことでした。
●スイフトスポーツ ZC33S Final Edition
12月17日に正式発表されたばかりの、現行スイフトスポーツの最後を飾る特別仕様車です。
いつもお世話になっているディーラーにお話を聞きに伺いました。
以下、同様に感想です。
・ボディーカラー
新型スイフトにも採用された、限定色の「フロンティアブルーパールメタリック」がカッコ良いです。
同カラーの展示車を拝見させて頂きましたが、深みのあるとても良い色でしたね。
・専用の内外装
ネットでは賛否両論あるようですが、個人的には特別感があって良いと思います。
店頭に実車が無かったので、カタログを見た限りはこんなところですね。
もし試乗車があれば、別の機会に試してみたいです。
ちなみに見積もり価格は、約320万円。
通常モデルは、23日でオーダーストップだそうです。
●Mazda3 FASTBACK SKYACTIV X
ラストは、Mazda3 FASTBACKの「e-SKYACTIV X」エンジン搭載車です。
なぜこのグレードなのかと言うと、シリーズで唯一「4WD × MT」が選べるからに尽きます。
なので、ワークスからの乗り換えを考えると、今回の最有力候補と言えますね。
こちらも、いつもお世話になっているディーラーへお話を伺いに行って参りました。
以下、感想…
・i-ACTIV AWD
妻のデミオにも同システムが搭載されていますが、雪道での安定感が素晴らしいです。
・バーガンディレザーパッケージ
赤のレザーシートをはじめとした、室内のコーディネートがとてもお洒落です。
・各種操作性
デミオとは車格も装備も異なりますが、ペダル配置やスイッチ類の位置など
基本的な操作性は変わらないため、かなり馴染みやすいと思います。
・居住性
デザイン重視のためか、後席や荷室の広さはデミオと大差ありません。
必要十分と言った感じです。
こちらは、展示車がありましたので、イメージが湧きやすかったですね。
見積もり価格は最上位機種ということもあり、約470万円。
納期は他社よりも短く、1~2か月程度とのこと。
ちなみに、この「SKYACTIV X」搭載グレード、某イベントでATモデルを試乗したことがあるのですが、
ごく短時間であったため、正直よく分かりませんでした。
今回そのことをお伝えしたところ、なんと他店の試乗車をお借りして
一日かけてじっくり試乗させて頂けるそうです。
ただ、そこまでして頂いた場合には、もう購入するしかないと思いますけどね。
以上、ディーラー巡りのレポートでした。
正直なところ、ますます分からなくなりましたね。
どのクルマも一長一短あると言いますか…
そもそも今回乗り換えを検討している理由の一つには、もう30代も半ばなので
もう少し落ち着いたクルマが欲しいといったことがあります。
となると、まずスイフトスポーツは、ワークスからの乗り換えとして考えると
最も違和感はなく、最終限定モデルも魅力的ですが、いかんせんキャラクター被りです。
Mazda3は、再び雪国へ戻る可能性がある身として、「4WD × MT」という唯一無二の存在であることが大きく、
いつもお世話になっているディーラーから購入したいという気持ちも強いのですが、
最初に試乗した時のイメージが「でかいデミオ」だったこともあり、
果たして高額なプライスに見合う新鮮味を得られるのかが、今ひとつ疑問なんですよね。
そう言った意味でも、次回の長時間試乗には期待しています。
そして最後は、シビックRS。
正直、新鮮味という観点では一番です。
今までとは違う新しいクルマに乗ってるという感覚は大きかったですね。
ただ、500万円オーバーの価格をどう捉えるか。
今回試乗してみて、装備も乗り味も自分には高級過ぎて、身の丈に合ってない感じもしましたし…
どのディーラーのスタッフさんも仰っていたことが、今後は排ガスや騒音規制がますます厳しくなるため、
このようなマニュアル車は、どんどん無くなりつつあるということです。
もしこの先もワークスに乗り続けて、いよいよガタが来たその際には
すでに乗り換え候補のクルマが絶滅していると言うことも十分に考えられます。
「あの時買っていれば…」と後悔するか、「手放さなければ良かった…」と後悔するか、
難しいところではありますが、あまり時間に猶予はありませんので、慎重に検討しようと思います。